初心者向けセミナーです 【CO2の回収/固定/輸送/化学品・燃料の製造/日本と世界の現状まで】カーボンリサイクル技術の基礎、研究の最前線-日本の新しいエネルギーシステム構築を目指して-

昨今注目される「脱炭素社会」実現に向けた
カーボンリサイクル技術とは?

CO2を利用した各技術の基礎的な理論から、現在の開発状況、企業が見据えるべき今後の課題とは?

セミナー趣旨

  菅首相の所信表明演説を合図に、2050年カーボンニュートラル/脱炭素社会実現に向けスタートを切った我が国に果たしてゴールできる見込みはあるのか。そのハードルの高さを定量的に実感して頂くと共に、それをクリアするための一手として挙げられたカーボンリサイクルとは何なのかを解説します。
  カーボンリサイクルを実現するための各種技術(CO2の回収・固定・CO2を原料とした化学品/燃料の製造、水素の製造等)の原理から国内外の開発プロジェクト進行状況を整理し、最終的に各企業はどこを目指していけばよいのか?何から着手すればよいのか?というヒントになれば幸いです。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
   国境炭素税、カーボンプライシング、タクソノミー

習得できる知識

・2050年カーボンニュートラルを目指し取り組むべき技術は何なのか。
・一次エネルギー源代替えとして再生可能エネルギーをどのように活用すべきなのか。
・世界と日本のカーボンニュートラルに向けての取り組み状況の違い。
・2050年カーボンニュートラル達成のハードルの高さ。
・エネルギー価格、エネルギー量の評価の仕方。

セミナープログラム

第 1 章 CO2 をなぜ利用するのか-CO2削減に関する国内外の状況とCO2の可能性-
 1. 1  世界のCO2 排出量・構成
 1. 2  日本のCO2 排出量・構成
 1. 3  世界のCO2削減計画
 1. 4  日本のCO2削減計画
 1. 5  現在のCO2 の用途
 1. 6  CO2 利用で削減できるポテンシャル
第 2 章 CO2利用の難しさ-CO2回収技術の基礎と研究開発状況-
 2. 1  CO2利用の難しさ
 2. 2  CO2の回収方法
 2. 3  CO2回収の実績
 2. 4  CO2の輸送
 2. 5  CO2回収技術の研究
第 3 章 カーボンリサイクルの仕組み-どのような技術がどこで使われているのか-
 3. 1  CO2 利用技術
 3. 2  カーボンリサイクルのイメージ
 3. 3  エネルギーシステムを構成する技術
第 4 章 CO2を固定する技術-CO2の固定方法、固定技術の課題-
 4. 1  CO2の地中貯留
 4. 2  CO2の鉱物への固定
 4. 3  CO2を炭酸塩化する
 4. 4  石油増進回収(EOR)
 4. 5  日本の研究開発プロジェクト
 4. 6  海外の研究開発プロジェクト  
第 5 章 CO2 から化学品を製造する-各種化学品の製造方法・製造上の課題-
 5. 1  化学品とは
 5. 2  含酸素化合物
 5. 3  オレフィンなどの汎用化学品
 5. 4  CO2から合成される高分子化合物
第 6 章 CO2 から燃料を製造する ?各種燃料の製造方法・製造上の課題-
 6. 1  燃料化の意味
 6. 2  Power to Gas (メタネーション)
 6. 3  E-Fuels
 6. 4  バイオ燃料
 6. 5  日本の研究開発プロジェクト
 6. 6  海外の研究開発プロジェクト
第 7 章 必要な水素の製造
 7. 1  従来の水素の製造法
 7. 2  再生可能エネルギーからの水素製造
 7. 3  水素の輸送方法
 7. 4  日本の水素戦略
 7. 5  世界の水素戦略
第 8 章 日本のエネルギー計画
 8. 1  2050年に向けた日本のエネルギー基本計画
 8. 2  日本のエネルギー基本計画の課題
 8. 3  日本の再生可能エネルギーの限界
第 9 章 世界の視点からすべきこと
 9. 1  再生可能エネルギーの共有
 9. 2  ネガティブ・エミッション
 9. 3  空気からのCO2 回収
 9. 4  日本へのCO2 フリー燃料の導入
第 10 章 カーボンリサイクルへの道
-各企業が目指すべきところ、ビジネス、コスト上の課題-
 10. 1  2050年カーボンニュートラル達成に向けて  
 10. 2  カーボンリサイクル技術の適用
 10. 3  経済性の観点から考えたカーボンリサイクル
 10. 4  政策の選択肢
 10. 5  カーボンリサイクルの理想的なあり方
 10. 6  カーボンリサイクル推進のための課題


※業界の動向によって、プログラム内容に多少の変更が出る場合があります。


 

セミナー講師

 橋﨑 克雄 先生   エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部 部長

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

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  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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    確認はこちら
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

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    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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