包装材料における法規制の国際的最新動向と企業の対応【大阪開催】

〜日本のPL制度化、EUの印刷インキ、中国の大改正〜


毎回、最新情報を提供する人気講師の大阪開催セミナー!
包装まわりの規制状況をまとめて把握いただけます!


講師


日本包装專士会 顧問(元会長) 西 秀樹 先生

【講師紹介】
三菱油化(株)(現三菱化学) 研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。その後、本社の品質保証部にてプラスチックの製品安全を担当。
三菱化学を退職後、加工メーカーに勤務し、現在はフリーの立場でプラスチックの製品安全に関する講演、執筆活動に従事
・主な公務
ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会元主査(元樹脂部会 三菱化学)
(社)日本包装技術協会 包装管理士講座 講師


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


 日本では厚労省が本年5月の検討会にてPL制度化方針を決めたが、7月10日に安全性確保ガイドラインが通知され、PL制度化は2020年の東京五輪頃施行と推測される。漸く国際レベルに向けた改革が進むこととなったが、懸案の溶出試験条件の改正も内容的には未だ欧米に見劣りするのが現状である。
  EUでは今年4月にプラスチック規則が改正され、来年中頃に印刷インキのPLが制定される見込みであり、次いで接着剤とコーティング材のPL化を検討中である。米国は独自の製品別登録制度が定着し、中国は昨年10月以降一気にEU寄りの改正に転換中である。韓国と台湾はPL審議中であり、ASEAN諸国、湾岸諸国等は、共同基準作りを進めている。大勢としてはEUが世界標準に略定着したと言える。
 又、医薬包装規制は欧米と比較して曖昧・限定的であり、産業界は自主的に欧米並み基準を実践している現状がある。貿易立国日本にとって、これらの国際的な法規制の最新動向は、重要な必要知識である。
 本講では、国際的な包装材料規制の最新動向とトピックス、包装材料の安全の考え方、企業におけるリスク管理の進め方と留意点をご紹介したい。


セミナー内容


1.初めに―包装を取り巻く環境―

2.日本の食品包装法規制類
 2.1 食品包装における材料別使用割合 
 2.2 食品衛生法の現状:規制の現状と課題
 2.3 業界自主基準(樹脂、色材、接着剤、インキ、紙等)の現状と課題

3.欧州(EU)の食品包装規制
 3.1 規制対象とプラスチック集大成の進捗状況
 3.2. 印刷インキ、接着剤、コーティング材のPL化進捗状況
 3.3 情報入手方法

4.米国の食品包装規制
 4.1 法律と規制の概要
 4.2 上市前届け出制度の定着と食品安全近代化法の影
 4.3 情報入手方法

5.日本の課題と国際的整合化に向けた進捗状況
 5.1 日欧米の比較と日本の課題
 5.2 告示第370号改正案(溶出試験条件と規格)、乳等省令の統合計画
 5.3 PL制度化方針と今後の見込み:GMPガイドラインと法制化・企業の対応
 5.4 プラスチックのマテリアルリサイクルに関する厚労省ガイドラインと産業界の対応

6.海外諸国の法規制の最新動向
 6.1 カナダ
 6.2 中国、韓国、台湾、タイ、インド、べトナム、インドネシア、マレーシア等
 6.3 オセアニア
 6.4 湾岸諸国
 6.5 南米南部共同市場諸国(メルコスール)
 6.6 ロシア等

7.食品包装規制の国際的最新動向のまとめ
 
8.日本の医薬品包装規制
   第17改正の概要と製剤包装通則、欧米との比較及び食品包装との関連性

9.包装材料に含まれる化学物質と企業におけるリスク管理の進め方

10.まとめー企業の対応・留意点−

11.参考文献と情報入手先

<質疑応答>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

大阪府

MAP

【大阪市中央区】大阪産業創造館

【地下鉄】堺筋本町駅

主催者

キーワード

食品技術   高分子・樹脂技術

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