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構成材料の電池特性と安全性向上に向けた電池設計、製造技術について丁寧に解説します!
講師
ATTACCATO合同会社 代表 向井 孝志 先生
(兼 国立研究開発法人産業技術総合研究所)
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
リチウムイオン電池は、正極、負極、電解液、セパレータなどの部材から、電極は、活物質、バインダ、導電助剤、集電体などの材料から構成される。これらに適した製造技術や充放電条件なども考慮すると、電池の組み合わせは無限大で、この多様性こそがリチウムイオン電池の最大の強みといえる。今後も部材や材料の特性を理解しつつ、用途に応じた電池を提供することが求められる。
本講演では、多様な構成材料の電池特性と安全性の一端を紹介する。また、各構成材料が電池の安全性に及ぼす影響について、動画も交えて紹介する。発火や暴走のメカニズムについて解析して、安全性の向上に向けての電池設計について述べる。
■この講座を受講して得られる情報・知見:
・現行のリチウムイオン電池の特徴と課題
・電池特性と安全性を両立するための技術情報
・次世代リチウムイオン電池の開発動向
・用途に応じた電池開発の重要性
セミナー内容
1 リチウムイオン電池の動向と電池系の多様化
1.1 二次電池の市場動向
1.2 リチウムイオン電池の動作原理
1.3 リチウムイオン電池の製造方法と構造
1.3 リチウムイオン電池の技術課題
1.4 次世代リチウムイオン電池の開発動向
2 電池の熱暴走メカニズムと安全性
2.1 熱暴走メカニズム
2.2 安全性試験例
2.3 電池材料とテルミット反応
3 電池部材・材料の開発と電池特性・安全性
3.1 負極
3.1 (a)各種負極材料の電極特性
3.1 (b)合金系負極と周辺技術
3.1 (c)Sn系負極
3.1 (d)Si系負極
3.1 (e)負極の導電性と釘刺し試験
3.2 正極
3.2 (a)各種正極材料の電極特性
3.2 (b)混合方法と正極特性
3.2 (c)炭酸中和とゲル化抑制
3.2 (e)硫黄系正極の開発
3.3 セパレータと電解液
3.3 (a)ポリオレフィン系微多孔膜セパレータ
3.3 (b)セラミックコートセパレータ
3.3 (c)不織布系セパレータ
3.3 (d)各種電解液の融点、沸点、引火点
3.3 (e)電解液の添加剤
4 ナトリウムイオン電池の開発
5 電池研究開発のイノベーションハブ
<質疑応答>
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