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ITU-Rや米国、欧州、中国等海外のBeyond 5G/6Gの取組み、
実施プロジェクトについても解説します!
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セミナー趣旨
5Gは2020年にサービスが開始され、5Gの技術を適用したローカル5Gは2021年に利用が開始されつつある。さらに、2019年頃から世界各国において、2030年のサービス開始を目指したBeyond 5G/6Gの検討が活発化している。Beyond 5G/6Gに向けては、5Gで実現される超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続(IoT)の3種類のサービスの高性能化、高度化に加え、それに基づく新たな機能、サービスの実現を目指した議論がなされている。
本講演では、まず5Gとローカル5Gの基本技術とその最新動向について述べる。次に、ほぼ明確になりつつあるBeyond 5G/6Gの具体的な技術目標(テラヘルツ通信、超高速大容量、超低遅延、超多数同時接続、超低消費電力、超安全(セキュリティ、プライバシー保護)、超高信頼(耐障害性)、超カバレッジ拡張(陸・海・空・宇宙での利用)、固定‐移動通信融合、AI利用による自律的運用(ゼロタッチオペレーション、自己最適化)、CPS(Cyber Physical System)の完全時刻同期)等の詳細を示し、これらの目標実現を目指したITU-Rや米国、欧州、中国等の海外における取組み、実施プロジェクト、および国内の情報通信研究機構(NICT)やNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、NEC等の国内における開発への取組み、計画、研究事例等について述べる。
受講対象・レベル
5G。ローカル5G、Beyond 5G/6G、無線LAN等の無線ネットワーク、IoTに関連する技術者、システム開発社、研究者、および5G/6G、IoTのビジネスの企画・推進等に携わる方、ICT関連の技術/ビジネスコンサルタントの方等。講義時間が長いため、初心者から専門家までを対象とする。
習得できる知識
5G/ローカル5Gを実現するための無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術。5G/ローカル5Gを利用した時のアプリケーション。ローカル5Gと競合する無線LANの最新技術。2030年のサービス開始を目標としているBeyond 5G/6Gの技術目標、目標実現に向けた新技術、新サービス、および国内外の最新動向。
セミナープログラム
1.移動通信システム(携帯電話網)の標準化機関と動向
1-1 3GPPとITU/ITU-R
1-2 移動通信システムの変遷
2.5G移動通信システム
2-1 5Gのビジョンと目標
2-2 物理層
2-3 使用周波数(ITU-R WRCにおける検討詳細)
2-4 ネットワーク概要
2-5 システムアーキテクチャ
2-6 3種類のサービスとその実現技術
2-7 2021年現在(リリース16とその後)の最新動向
3.ローカル5G
3-1 ローカル5Gとは
3-2 ローカル5Gの運用方法
3-3 ローカル5Gのアプリケーション
3-4 ローカル5GとIoT
3-5 ローカル5G vs. 無線LAN
3-6 ローカル5Gの導入シナリオ
4.Beyond 5G/6G移動通信システムの開発技術と今後の動向
4-1 ITUの動向
4-2 ITUホワイトペーパー概要
4-3 技術目標の詳細
a.テラヘルツ通信、超高速大容量、超低遅延、超多数同時接続
b.超低消費電力、
c.超安全(セキュリティ、プライバシー保護)
d.超高信頼(耐障害性)
e.超カバレッジ拡張(陸・海・空・宇宙での利用)、固定‐移動通信融合
f. AI利用による自律的運用(ゼロタッチオペレーション、自己最適化)
g.CPS(Cyber Physical System)の完全時刻同期
4-4 海外動向(ビジョンと開発計画)
a.米国
b.ヨーロッパ(Hexa-X)
c.中国
d.韓国
4-5 国内動向(ビジョンと開発計画)
a.総務省の動向
b.情報通信研究機構(NICT)
c.NTT ドコモ
d.KDDI
e. ソフトバンク
f.NEC 他
4-6 国内研究事例
a.無線通信の大容量化
b.新符号化方式
c. 他
4-7 課題
a.実現サービス
b.コアネットワーク
通信,LPWA,MIMO,OFDM,直交周波数
セミナー講師
千葉大学 名誉教授 工学博士 阪田 史郎 氏 元NEC研究所所長
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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