以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
化学プラント設備における保全計画の考え方から、
代表的な劣化現象である腐食と疲労にスポットを当て、
これらのメカニズム、検査・診断方法及び緩和策を解説!
セミナー趣旨
化学物質を高い温度や圧力の下で取り扱う化学メーカーにおいては、ひとたび重大な事故が起こると一瞬にして社会からの信頼を失い、事業に多大な影響を及ぼすリスクが存在しています。化学メーカーの発展存続のためには「設備を含むプロセス安全の確保」を最優先に、さらに「コスト競争力の確保」も重点課題として掲げなければなりません。
これらの課題を達成するために、プラント設備管理においては従前の時間基準保全を中心とした考え方から、より合理的とされるリスク基準保全が研究され導入が進んでいます。リスク基準保全を効果的に推進させるためには、設備に起こりうる劣化現象を網羅的且つ適切に捉えることの重要性がより高まっています。
本講座では、まず化学プラント設備における保全計画の考え方を概説します。さらに、代表的な劣化現象である腐食と疲労にスポットを当て、これらのメカニズム、検査・診断方法及び緩和策について解説致します。
受講対象・レベル
プラントの設備管理ご担当(主に機械系)
必要な予備知識
機械設備の保全に携わっておられる方であれば、特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・リスク基準保全をはじめとする保全方式の概要及び、保全計画の考え方が理解できる
・腐食の基礎、種類、検査のポイント及び抑制策が理解できる
・疲労の基礎、検査のポイント及び抑制策が理解できる
セミナープログラム
1. 設備管理の概要と基礎、保全計画の立て方
1-1. 保全方式の種類と特徴
1-2. 劣化と故障について
1-3. リスクの考え方と経年設備の保全計画
2. 腐食のメカニズム,種類及び検査
2-1. 腐食現象の基礎
2-2. 実際の腐食と検査方法
2-3. 腐食抑制の考え方
3. 疲労のメカニズム,検査及び防止方法
3-1. 疲労破壊のメカニズムと影響因子
3-2. 疲労破壊が発生しやすい場所
3-3. 検査と抑制策のポイント
【質疑応答】
プラント設備,保全計画,腐食,疲労,検査,劣化,管理,WEBセミナー,セミナー,講演,研修
セミナー講師
Tesoro山本技術士事務所 代表 山本 宝志 氏
技術士(機械部門、金属部門)
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ... -
シリカとプラスチック、アンチブロッキング剤とシリカ
【記事要約】 今回、プラスチックと合成シリカの関係について、フィルムのアンチブロッキング剤への使用を例にについて解説します。合成シリ... -
シリカの構造、次世代のシリカ材料、希少価値の高いシリカとは
【記事要約】 SiO2の結晶構造には、低温型石英、高温型石英、 低温型トリディマイト、高温型トリディマイト、低温型クリストバライト、...