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紙系材料の基礎、とくにその独特な物性と構造の
分かりやすい解説します!
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。
セミナー趣旨
近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、脱プラ材料としての紙の重要性が改めて注目されている。また、「持続可能性」というキーワードとともに、本年2020年の東京オリンピック選手村で段ボール製ベッドが採用されたことも記憶に新しい。
紙は約2000年の歴史ある有機材料であるが、近代的な製紙産業に発展したのは約150年前と、つい最近のことである。製紙産業の近代化に伴い、紙の原料は非木材の植物から木材となり、今日では日本における木材需要の約半分は紙の原料用途となっている。
しかし一方で、紙材料の基礎知識については世間一般に浸透していなく、また、その物性には未知の部分も多い。本セミナーでは紙の主原料であるパルプを含め、紙系材料の基礎ならびにその現状と、脱ブラ材料としての展望を幅広く説明する。
受講対象・レベル
初心者向け、紙系材料を扱う及び新規に扱おうとする企業の研究・開発担当者
セミナープログラム
1.紙とは、その歴史
2.木材からのパルプ製造
2.1 木材の特徴
2.2 非木材との比較
2.3 機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプの各製造法
3.パルプとその抄紙
3.1 抄紙の基本
3.2 叩解処理
3.3 添加剤
4.紙構造、その不均一性
4.1 地合い
4.2 両面性
4.3 厚さ
5.表面構造、空隙構造と測定法
6.多孔性
6.1 通気性
6.2 サイズ性
7.光学的性質
7.1 不透明性
7.2 光散乱係数
8.力学的・強度的性質、常用試験
9.水分の影響
10.紙加工
10.1 塗工
10.2 含浸
10.3 貼り合わせ
11.3次元化する紙系材料
11.1 段ボール
11.2 紙袋
11.3 紙管
11.4 液体容器
11.5 紙器
12.プラ代替を目指して
12.1 伸びる紙
12.2 透明な紙
13.試験法、参考書
ペーパー,紙,脱プラ,製紙,セミナー,講習会
セミナー講師
京都大学 農学研究科 森林科学専攻 紙材料科学研究室 農学博士 山内 龍男 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
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- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学技術一般
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