【京都開催】ざっくり学ぶレオロジーの入門講座


~測定データの読み方・活かし方~


★ レオロジーが必要になって困っている方、必要に迫られてレオロジーの本を読んだが、むつかしいと感じた方、 レオロジーの測定データの解釈に困っている方。

★ そんな方々は是非。数式はほとんど必要ありません。 レオロジストへの一歩はこの講座からはじまります!



講師


京都工芸繊維大学 名誉教授 工学博士 高橋 雅興 氏


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )


(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額 の21,600円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


趣旨


 レオロジー(材料の変形と流動の科学)は、測定データを通じて理解するのが早道です。測定データをどう読み解くかで、製品の良し悪しの判定や製品開発につながります。
 この入門講座の目的は、データの解釈に必要な基礎知識の習得です。この目的には、数式はほとんど必要ありません。


得られる知識


粘度(流動曲線)や粘弾性のデータの見方・考え方・活かし方


対象


塗料・スラリー・化粧品・食品・高分子などの分野で、次のような方々にぴったりです。
(1) レオロジーが必要になって困っている方、
(2) 必要に迫られてレオロジーの本を読んだが、むつかしいと感じた方、
(3) レオロジーの測定データの解釈に困っている方。


プログラム


1.レオロジーとは
 1.1 レオロジーという言葉
 1.2 分散系とは:塗料・スラリー・化粧品・食品など
 1.3 分散系の分類:サスペンション・エマルションなど
 1.4 分散系のレオロジー
 1.5 高分子レオロジー
 1.6 バイオレオロジー

2.レオロジーで何を測るのか
 2.1 変形法:伸長とせん断(ずり)
 2.2 応力・ひずみ・ひずみ速度
 2.3 タイムスケールとは:時間・ひずみ速度・周波数

3.応力-ひずみ曲線
 3.1 弾性率(ヤング率・剛性率)
 3.2 降伏点・破断点
 3.3 ひずみ硬化とひずみ軟化

4.流動曲線
 4.1 ニュートン、擬塑性、ダイラタント
 4.2 塑性と降伏値
 4.3 ビンガム、非ビンガム

5.粘度曲線
 5.1 粘度曲線とは
 5.2 粘度曲線で読み取ること

6.チクソトロピー
 6.1 チクソトロピーとは:粘度減少(時間変化)
 6.2 チクソトロピーの実例
 6.3 チクソトロピック・ループ

7.粘弾性
 7.1 緩和時間とは:内部タイムスケール
 7.2 動的粘弾性:振動実験
 7.3 2つの弾性率(G',G"やE',E")の解釈

8.測定データを読み解く
 8.1 食品
  8.1.1 種々の餅の弾性率
  8.1.2 ジュース・はちみつ・バターなどの流動曲線
  8.1.3 マヨネーズとケチャップのレオロジーの違い
 8.2 化粧品
  8.2.1 各種クリームの流動曲線とぬり心地
  8.2.2 製品開発例1:オールインワン化粧品
  8.2.3 製品開発例2:液状口紅
 8.3 塗料・スラリー
  8.3.1 塗料・塗装工程における粘度の変化
  8.3.2 塗料の流動曲線とたれ・レベリング
  8.3.3 塗料の硬化過程の粘弾性変化
  8.3.4 スラリーの流動曲線と分散安定性
 8.4 固体粒子の表面状態・凝集状態とレオロジー
  8.4.1 粒子表面への高分子の吸着の影響
  8.4.2 球状および繊維状粒子の凝集の形
  8.4.3 粒子の凝集構造の観察と動的粘弾性
 8.5 高分子
  8.5.1 粘度:せん断速度・温度・分子量による変化
  8.5.2 粘度に関するコックス・メルツ則(役立つ経験則)
  8.5.3 時間-温度の重ね合わせ(役立つ換算法)
  8.5.4 固体の動的粘弾性と衝撃強度

 □質疑応答□


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

京都府

MAP

【京都市下京区】京都リサーチパーク

【JR】丹波口駅

主催者

キーワード

応用物理

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