CASE【Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(​シェアリング)、Electric(電動化)】

この4つの領域を中心に技術革新が進む自動車業界で、材料メーカーや部品メーカが生き残るためには・・・!

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー趣旨

【第1部】
 昨年末に菅首相が宣言したカーボンニュートラル。世界主要国においても同様の国家ビジョンが打ち出されている。呼応するように、主要OEMも2050年をターゲットとした長期環境ビジョンの検討・具体化を進めている。以前から、自動車における脱炭素化はCASEの一角として注目されていたが、2010年代においてはOEM間での開発競争が中心で、市場の大部分は引き続き旧来型パワートレインであった。
 2020年代は、電動化の波がパワートレインミックスを変えるだけではなく、いよいよ数十年来の自動車産業の勢力図を大きく変えると予想される。特にレガシーやしがらみに縛られない異業種プレーヤーや新興企業の急進は著しく、既に米テスラの時価総額は日系主要OEMを全て束ねても届かない規模となった。
 ただ、これらの環境変化は日系企業にとっても事業機会と捉えられる。今後10年間で、規模を追求し収益を刈り取っていくフェーズにシフトし、2030年代以降も日本の根幹産業を支え続ける道筋をつける必要がある。
 本セミナーでは、主要国の環境政策の概観を振り返り、電動化時代の主役を担うであろう企業の取り組みを分かりやすく解説する。また、これらを材料としつつ、日系の自動車メーカー及び、部品・素材メーカーにとっての事業機会や示唆を抽出する。
 今後、自社において脱炭素化をどう捉え、経営・事業をどのように舵取りしていくべきかを検討する際の一助となれば幸いです。ぜひ、ご参加ください。

【第2部】
 自動車業界は通信(コネクテッド)、自動運転、シェアリング、電動化の頭文字であるCASEという技術的なトレンドが発生し、業界が大きく動こうとしている。それに伴い、自動車業界を支える部品・素材メーカも対応を模索している最中である。
 例えば素材メーカーにおいては、コネクテッドによる高速通信のための放熱材や5G対応用のアンテナ、あるいは自動運転用の電波透過樹脂といった素材を開発し、それらの対応は各社の環境戦略、R&D戦略において重要なテーマとなってきている。各社自動車向け素材でイニシアティブをとるために新しい素材や使い方を模索しているが、材料開発だけにとどまらず新しいビジネスモデルの開発、業界の再編といったテーマにも発展することが想定される。
 本セミナーでは、これらの自動車業界の環境変化と、それに対応する部品・素材メーカーの動向を実例を通じて分かりやすく解説する。さらに、今後の部品・素材メーカーを取り巻く変化に関しても提言を行っていく。これからの自動車業界に向けた部品・素材メーカーがどのような動きをし、何を課題に考えているのか、どういった技術開発を推進していくべきかを理解するために、ぜひご参加ください。

受講対象・レベル

自動車メーカー、材料メーカー、部品・機器メーカー、装置メーカーなどの経営・企画・研究開発・生産製造に携わる方。

習得できる知識

【第1部】
 ・各国の環境政策・ロードマップ
 ・脱炭素化時代における先進企業の取り組みと注目される分野
 ・日本製造業における事業機会と課題

【第2部】
 ・CASEの基礎知識
 ・CASEに対応する部品・素材メーカの動向と技術課題
 ・CASEの先にある将来の業界構造の変化

セミナープログラム

【第1部】

「待ったなし!カーボンニュートラルが自動車業界に与えるインパクト」
  ~勝ち残りをかけた日本自動車産業の課題~

1.はじめに
2.脱炭素化メガトレンド
 2-1. 脱炭素化を取り巻く環境変化
 2-2. 各国の環境政策概要と脱炭素化目標 (欧州・米国・中国)
 2-3. 日本の『カーボンニュートラル』実現のロードマップ 
 2-4. 国内における自動車政策と課題
3.脱炭素化時代における自動車産業の勢力図変化
 3-1. グローバルOEMの脱炭素化ビジョン・取り組み事例
 3-2. 既存OEMが抱えるジレンマ
 3-3. チャンスを伺う後発参入企業
4. 日系製造業の事業機会
 4-1. 日系自動車産業の課題まとめ
 4-2. 部品・素材メーカにとってのインパクトと事業機会
≪質疑応答≫

【第2部】

「自動車大変革期における素材メーカの動向」
  ~変革をチャンスに変えるための動き方~

1.はじめに
2.自動車素材・部品に影響を与える大きな環境変化
  2-1. コネクテッド
  2-2. 自動運転
  2-3. シェアリング
  2-4. 電動化
3.CASEに対応する部品・素材メーカの取組と課題
  3-1. コネクテッドに関する開発動向
   3-1-1.部品メーカの動向
   3-1-2.素材メーカの動向
  3-2. 自動運転に関する開発動向
   3-2-1.部品メーカの動向
   3-2-2.素材メーカの動向
  3-3. シェアリングに関する開発動向
   3-3-1.部品メーカの動向
   3-3-2.素材メーカの動向
  3-4. 電動化に関する開発動向
   3-4-1.部品メーカの動向
   3-4-2.素材メーカの動向
4.部品・素材メーカの戦略オプション
  4-1. 部品メーカのモジュール化
  4-2. 素材メーカが狙う川下参入
  4-3. マルチマテリアル化がもたらす業界再編の仮説
≪質疑応答≫


<スケジュール>
13:30~14:30 第1部
14:30~14:45 質疑応答
14:45~15:00 休憩
15:00~15:40 第2部
15:40~16:00 質疑応答
※進行により多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャットで受け付けます。休憩時や終了時に音声でも可能です。


キーワード:自動車,EV,自動運転,機器,部品,材料,メーカー,ビジネス,研修,講座,セミナー

セミナー講師

【第1部】(株)野村総合研究所(NRI) グローバル製造業コンサルティング部 自動車イノベーショングループ GM 小池 貴之 氏
《専門》自動車分野における経営戦略・事業戦略、サステナブル経営の実践支援

【第2部】(株)野村総合研究所(NRI) グローバル製造業コンサルティング部 主任コンサルタント 平野 裕基 氏
《専門》素材分野の事業戦略や開発戦略の立案・実行、新規事業創出支援

セミナー受講料

29,700円(税込、資料付)
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  メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 受講にはWindowsPCを推奨しております。タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

29,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   環境負荷抑制技術   事業戦略

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自動車技術   環境負荷抑制技術   事業戦略

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