〜災害等に備えた〜工場・研究所での化学物質における適切な管理とその事故災害防止対策

セミナー趣旨

 近年、地球温暖化の影響もあり自然災害は激しさを増しています。残念な事に災害発生時に不適切な 化学物質管理に起因する災害や環境事故のニュースを耳にすることも多々あります。本講座では 化学物質の適切な管理の重要性と、化学物質による実際の事故事例、事故防止のための必要な対策、 万一事故災害が発生したときの必要な対応を説明したいと考えています。

セミナープログラム

【第１部】

1. 新型コロナウィルス蔓延に起因する事故・事故発生の可能性
   1. 新型コロナウィルスに起因する行動変容・企業活動・生活様式の変化に よる事故例
   2. 事故発生の可能性
2. 化学物質に関連した過去の事故事例
   1. 気候変動や社会の変化による災害の増加
   2. 火災・爆発
   3. 中毒や薬傷
   4. 環境汚染
3. 事故災害の発生は工場・実験室だけではない。
4. 日常当たり前に使っている物質による事故

【第２部】

1. 化学物質の危険性と適切な管理の必要性
   1. 化学物質管理に関する主な法規制
   2. 消防法・高圧ガス保安法・毒物劇物取締法・労働安全衛生法
   3. 環境関連法
2. 化学物質の取り扱い、保管に関する設備のポイント
3. 化学物質規制に関する国際的な流れ
4. 化学物質の表示、ＧＨＳ
5. リスクアセスメントの重要性
6. 廃棄物の適正処理

【第３部】

1. 事故・災害防止のための具体的手法、防災訓練、設備対応
2. 万一、事故が発生したらどのように対応するか
   1. 消火、拡大防止、避難
   2. 再発防止
   3. メディア等への対外発表
3. リスクコミュニケーション・クライシスコミュニケーション
4. 講義のまとめ

【質疑応答】

セミナー講師

ＮＰＯ法人 日本環境管理監査人協会 理事長 小山 富士雄 氏
(環境省・化学物質アドバイザー)

セミナー受講料

1名につき55,000円（税込・資料付）
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

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