IR先進国に学ぶ英文開示のベストプラクティス

イギリスの企業情報開示制度や優れた開示例から、
今後の企業開示制度を考える

セミナー趣旨

この10年でアメリカを凌ぐIR先進国になった感のあるイギリスですが、特に統合年次報告書の中核をなす「戦略報告書」の内容の充実ぶりには目を見張るものがあります。一方で我が国の企業情報開示の実態を見ると、統合報告書に代表される自主開示書類の充実ぶりとは裏腹に、有価証券報告書を中核とする制度開示書類の「ボイラープレート化」が危惧されています。我が国の今後の企業開示制度を考える上でのキーワードは「非財務情報」と「制度開示」です。すなわち、「MD&A、リスク情報さらにはサステナビリティ関連情報を制度開示の枠組みの中でいかにして充実させるべきか」を真剣に考えるべきときが来ています。

本講座では、このような問題意識を踏まえ、イギリスの企業情報開示制度や優れた開示例からヒントを得ていただくことを目的として開催します。

受講対象・レベル

IR・広報部門の方

セミナープログラム

  1. 日本企業が直面する「ディスクロージャーの3大課題」
    1. 非財務情報を「制度開示」の枠組みでいかに開示すべきか
    2. MD&A及びリスク情報の開示内容をいかにして充実させていくべきか
    3. サステナビリティ関連情報の開示基準設定の動きにいかに対応すべきか
  2. IR先進国となったイギリスの企業情報開示制度と運用実務を知る
    1. 英国財務報告評議会(FRC)と財務報告ラボ
    2. 戦略報告書作成ガイダンスの概要
    3. 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の開示義務化
  3. イギリスの統合年次報告書のスゴさを知る
    1. 日本企業の統合報告書との重要な違い
    2. Coca-Cola HBC社の統合年次報告書を分析する
      i)会社の目的(存在意義)と戦略
      ii)ビジネスモデル
      iii)ステークホルダー・エンゲージメント
      iv)市場動向の分析
      v)中長期の成長戦略
      vi)KPI
      vii)サステナビリティ・パフォーマンス
      viii)リスク/マテリアリティ・マネジメント
  4. 日本企業による英文開示の方向性
    1. 適時開示情報(決算短信及び重要事実)の日英同時開示
    2. 統合報告書と有価証券報告書の融合
    3. 決算説明会資料の充実

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

かえで翻訳株式会社 代表取締役社長 寺崎 徹哉 氏

セミナー受講料

会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

Zoomセミナーをご希望の方はお申込の前に以下2点ご確認ください。

①【回線速度環境 確認のお願い】
下記URL内の「GO」を押していただき、下記以上の数字が表示されていれば視聴可能な環境です。
DOWNLOAD Mbpsが「50~80」以上
UPLOAD Mbpsが「30~50」以上
https://beta.speedtest.net/

②【動作確認 確認のお願い】
下記URL内「参加する」を押していただき、動作確認をしてください。
https://zoom.us/test


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

38,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

ゼネラルマネジメント   PR(広報)戦略

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38,500円(税込)/人

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全国

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キーワード

ゼネラルマネジメント   PR(広報)戦略

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