AI医療開発に関する法規制・知財・契約面での実践的ノウハウ【LIVE配信】

自社のAI医療機器関連ビジネス展開のために
どのような知財・契約内容にする必要があるのか解説

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー趣旨

 「AI医療機器開発」において特に問題となるのは、「AI医療機器開発に関する法規制」と「AI医療機器開発に際する契約と知財」です。
前者の「AI医療機器開発に関する法規制」は、① 医療機器開発一般に関する規制(臨床研究に関する法規制及び薬事承認手続きに関する法規制)が、AI医療機器開発において具体的にどのように問題になるのか、そして② AI医療機器開発特有の「医療データ(個人情報)関連の法規制」をどのようにクリアするのかが問題となります。いずれも実務において良く御質問を受ける内容です。今回のセミナーは②を中心に解説をします。
後者の「「AI医療機器開発に際する契約と知財」は、AI医療機器開発において必要となる契約(患者からの同意書、データ提供契約、モデル開発委託契約、共同研究契約)についての説明です。ここではAI医療機器開発の過程において収集した医療データや、医療データを用いて生成されたAIプログラムについて、自社のビジネス展開のためにどのような知財・契約内容にする必要があるのかを解説いたします。
 本セミナーを受講して頂くことで、以下の知識を習得することが出来ます。

  1. AI医療機器開発における法規制の全体像を理解することができる
  2. AI医療機器開発において特に問題となることが多い医療データ(個人情報)関連について具体的にどのようなことが問題となりどう解決するのかを知ることが出来る
  3. 開発したAIモデルを契約・知財で保護する方法について理解することができる
  4. AI開発契約のどのポイントに着目してどのように先方と交渉をすればよいのかを理解することができる

セミナープログラム

【1】 AI医療機器開発に関する全体像~法規制・契約・知財~

【2】 AI医療機器開発の4つのパターン

【3】 AI医療機器開発に関する法規制~個人情報関連の法規制~
 1 適用法令の違い:提供元医療機関の分類     
 2 AIベンダが医療機関から医療データの提供を受ける際の適法化スキーム
  (1) 本人同意取得
  (2) 匿名加工情報
   (2)-1 匿名加工情報とは何か
   (2)-2 どのように加工したら匿名加工情報になるのか
   (2)-3 医療における「匿名化」と個情法における「匿名加工」とはどう違うのか
   (2)-4 匿名加工作業を誰が担当するのか
   (2)-5 匿名加工情報を取り扱う各プレーヤーの義務
   (2)-6 独個法が適用される医療機関の場合、非識別加工情報作成手続をどうやってクリアするか
   (2)-7 学習済みモデルの提供
  (3) 委託スキーム
  (4) 非個人情報の利用
  (5) 適用除外となる学術研究目的
  (6) 次世代医療基盤法
 3 医療サービス提供に際しての個人情報関連の法規制

【4】 AI医療機器開発に際する契約と知財
 1 AI医療機器開発に際して締結される契約とそのデザイン
 (1) 患者からの同意書
 (2) 容易照合性を失わせるためのデータ管理規定
 (3) 匿名加工委託契約
 (4) データ提供契約
 (5) AI医療機器開発契約
   (5)-1 開発委託契約
   (5)-2 共同研究開発契約
 (6) AI医療機器利用に関する契約(SAAS契約、ライセンス契約)
 2 AI医療機器開発契約の詳細解説
 (1) 品質(性能保証、検収、契約不適合)
   (1)-1 従来型のソフトウェア開発とAIソフトウェア開発の違い
   (1)-2 ではどうしたらよいのか
    (1)-2-1 AIソフトウェア開発の特性をユーザとベンダが理解する
    (1)-2-2 開発プロセス及び契約の分割
    (1)-2-3 契約内容の工夫
    (1)-2-4 パートナーシップ手法の工夫
 (2) 知的財産権
   (2)-1 従来型のソフトウェア開発とAIソフトウェア開発の違い
   (2)-2 ではどうしたらよいのか
    (2)-2-1 材料・中間成果物・成果物について、何が知的財産権の対象となるのか・ならないのかを知っておく
    (2)-2-2 (2)-2-1についてデフォルトルール(=法律上のルール)として誰がどのような権利を持っているかを知っておく
    (2)-2-3 契約条項をどのようにして自社に有利にデザインするかを知っておく(「権利帰属」にこだわらず「利用条件」で「実」をとる)
    (2)-2-4 契約の限界を知っておく
 (3) 責任
   (3)-1 従来型のソフトウェア開発とAIソフトウェア開発の違い
   (3)-2 三種類の責任
    (3)-2-1 AI開発遂行に際して生じた損害についての責任
    (3)-2-2 成果物であるAIの利用により生じた損害についての責任
    (3)-2-3 AIの利用により第三者の知的財産権を侵害した場合


キーワード:AI医療機器、医療機器開発、ライセンス契約、知財戦略、知的財産権、研修、セミナー

セミナー講師

STORIA法律事務所 パートナー弁護士 柿沼 太一 氏

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
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  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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受講について

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    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

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  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

医療機器・医療材料技術   情報セキュリティ/ISO27001   知的財産マネジメント

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医療機器・医療材料技術   情報セキュリティ/ISO27001   知的財産マネジメント

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