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車載用モータに使用される高機能な絶縁材料特性の
測定・評価法と電動モータの絶縁評価技術について解説!
高電圧化、高密度化、高速スイッチング化による自動車モータの高圧絶縁性能の信頼性に対する課題がクローズアップされている!
セミナー趣旨
最近、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)等の電動化分野において、高機能性パワーデバイス(SiC, GaN)の技術が車載インバータ等に導入されてきており、高電圧化、高密度化、高速スイッチング化による自動車モータの高圧絶縁性能の信頼性の課題がクローズアップされている。本講演では車載用モータに使用される高機能な絶縁材料特性の測定・評価法と電動モータの絶縁評価技術について解説する。習得できる技術ノウハウとして、EV/HEVの構造材料である平角巻線や絶縁フィルム、回路基板材料における絶縁破壊の前駆現象である部分放電と絶縁材料の各特性の測定技術について分かり易く解説する。
セミナープログラム
- はじめに
- 自動車電動化技術における絶縁信頼性の確保の課題
- 車載用高パワー密度電動モータとパワーモジュールの絶縁技術
- 高圧化対策に向けた部分放電計測と絶縁評価技術
- 部分放電発生と絶縁劣化メカニズム
- 電動モータで発生するインパルス部分放電とは何か?
- 環境要因(温度、湿度、気圧)で複雑に変化する部分放電特性
- 部分放電開始電圧(RPDIV)の予測と計測
- 絶縁材料の劣化要因とメカニズム
- いかに絶縁材料の加速劣化につながる部分放電を発生させないか?
- 平角モータ巻線と絶縁フィルムの絶縁評価法
- 微弱な部分放電の測定方法(交流とインパルス電圧)
- 各高機能性絶縁材料とサンプル形状
- 試験電源、各種センサ、測定回路他
- 部分放電の環境因子依存性の測定結果
- 部分放電の周波数特性の測定結果
- 高温下での絶縁寿命特性
- 測定方法の留意点とノウハウ
- パワーモジュール回路基板材料の絶縁評価法
- インバータ・コンバータ回路の高スイッチング化による絶縁性能への影響
- 回路基板における部分放電発生機構の特徴
- 高周波化による基板・封止・樹脂材料の絶縁劣化
- 実機モータのインパルス絶縁評価試験の紹介(参考)
- まとめと今後の課題
【質疑応答】
キーワード:電気自動車(EV)、高電圧車載モータ絶縁、SiCインバータ、インパルス部分放電、EV用絶縁材料、電動化絶縁評価法、高周波駆動モータ絶縁
セミナー講師
兵庫県立大学大学院 工学研究科・特任教授 工学博士 永田 正義 氏
セミナー受講料
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
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