自動車用接着剤のマルチマテリアルに向けた技術動向と開発【Live配信セミナー】

樹脂、CFRP、軽金属など、
異種材料を強固にくっつける接着剤と接着技術を詳解!

引張強度、弾性、耐熱性、温度依存性、、、 求められる特性について徹底解説!

セミナープログラム

<10:30〜12:00>

異種材料接着剤の技術・開発動向

東亞合成(株) R&D総合センター 製品研究所 大村 健人 氏

【講座概要】
自動車などのマルチマテリアル化において、樹脂−金属の接合など異種材料の接合が重要性を増し、接着剤への注目が集まっている。接着剤は広範な材料を接合できる反面、耐久性に劣るなど欠点も存在する。本講座では、接着剤ごとの特徴や硬化機構など接着剤に関する基礎的な事項のほか、接着剤が剥がれてしまう要因について解説し、異種材料接着に関する注意点ならびに最近の開発動向を紹介する。

  1. 接着の基礎知識
    1. 接着のメカニズム
    2. 接着剤の分類
      1. 材料による分類
      2. 硬化メカニズムによる分類
    3. 被着体の表面処理
      1. 機械的処理
      2. 化学的処理
    4. 接着強さを低下させる要因
    5. 異種材料接着における問題点と対策
  2. 最近の開発動向
    1. 弾性接着剤
    2. 二液ハイブリッド型弾性瞬間接着剤
      1. 基本コンセプト
      2. 接着特性

【質疑応答】


<13:00〜14:30>

自動車のマルチマテリアル化に向けた高強度ウレタン系接着剤の開発

横浜ゴム(株) 研究先行開発本部 アドバイザリーフェロー 木村 和資 氏

【講座概要】
高い強度(エポキシ系に匹敵する20Mpa〜40Mpaの最大引張り強度)と優れた弾性(最大伸び率200%〜500%)を両立すると共に、高い耐熱性、温度依存性にも優れた画期的な特性を具備した。さらに、混合比を調整することでも、様々な物性に可変できること等、要望に基づき様々な機能を付与することが可能な2液型ウレタン系接着剤の基礎技術を確立した。これらの概要について紹介する。

  1. 会社紹介と自己紹介
  2. ポリウレタン構造と物性の概要
  3. 自動車に用いられてきたポリウレタン系接着剤の紹介
  4. 自動車に纏わる世界情勢
  5. 自動車のマルチマテリアル化の概要紹介
  6. 高強度ウレタン系接着剤の開発主旨
  7. 高強度ウレタン系接着剤の配合設計思想
  8. 他基材の自動車構造用接着剤との比較検討
  9. 開発品の概要紹介:性能とその特徴等について
  10. 国プロ(NEDO革新的新構造材料等研究開発)の活動内容紹介(一部)
  11. 高強度ウレタンの派生技術(応用展開)紹介①
  12. 高強度ウレタンの派生技術紹介②
  13. 高強度ウレタンの派生技術紹介③
  14. 今後の展望等

【質疑応答】


<14:45〜16:15>

自動車で使用されている接着剤の特徴とマルチマテリアル化対応の取り組み

セメダイン(株) 技術部開発グループ グループリーダー 橋向 秀治 氏

【講演概要】
地球温暖化対策としてCO2削減が求めれている(欧州2020年燃費規制ではCO2排出量95(g/km)、2030年には60(g/km)以下)。車両の軽量化はCO2排出量削減に有効な手段であり、積極的に検討が行われている。軽量化はCO2排出量の少ないEV、PHVにおいても、バッテリーの重量増加による航続距離対策に寄与する技術である。軽量化の対策としてハイテン、アルミ、樹脂などのマルチマテリアル化が進められており、接着剤による接合が注目されている。今回、自動車で使用されている接着剤の紹介と、マルチマテリアル化の取り組み、次世代接着に求められる内容について紹介する。
特に、マルチマテリアル化による異種材接着は、溶接の難易度、電食などから接着剤が注目されている。
現状と次世代の可能性を説明し、接着剤適応箇所、今後の可能性について理解を深め、皆様の今後の検討に生かせれば幸いである。

  1. 会社紹介
  2. 自動車に使用されている接着剤はどのようなところに使用されているか
    1. 自動車メーカー使用接着剤など
    2. 自動車部品メーカー使用接着など
  3. 自動車車体(構造接着)接着剤に求められていることと異種材(マルチマテリアル)接合

【質疑応答】

セミナー講師

  1. 東亞合成(株) R&D総合センター 製品研究所 大村 健人 氏
  2. 横浜ゴム(株) 研究先行開発本部 アドバイザリーフェロー 木村 和資 氏
  3. セメダイン(株) 技術部開発グループ グループリーダー 橋向 秀治 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形

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