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実験計画法のポイント
11,000オンデマンド
技術者・研究者がゼロから学ぶ統計学入門の決定版!
セミナー趣旨
実験や調査をどのように実施すれば良いのか正しく理解していない技術者・研究者が増えています。
たとえば、こんな場面に直面していませんか?
- 絶対に成功させなければならない実験がある
- 新製品が従来品よりも改良されていることを確認したい
- 薬の効果や機械の能力に差が出た原因を特定したい
- 複数要因の相乗効果(交互作用)の存在を確かめたい
- 新商品候補を一つに絞りたい
- 実験自体のコストカットをしたい
- 最低何回の実験を(何人の被験者を用意)すべきなのかを知りたい
- 品質工学(管理)に興味があるが,まずは直交表の基礎について知りたい
- 論文の査読者に「検定の多重性」を指摘されたが対処法がわからない
技術者や研究者に最も必要とされているスキルは、処理効果を統計的に検証する統計学、そして効率的な実験を計画する能力です。インターネットの発達、グローバル化が進む中、激しい競争に打ち勝つためには膨大なデータを検証する統計学の知識が必須です。
しかし、残念ながら日本では統計学の教育が充実しているとは言えず、多くの技術者・研究者が「統計学への苦手意識」を持っています。結果として、実験計画や統計的分析が十分にできていません。
そこで、本セミナーでは、統計学の専門家であり、また多くの大学で教科書に採用されているベストセラー書籍の著者でもある講師が、具体的な事例を示しながら詳しく解説します。さらに、統計ソフトを使用した分析のデモンストレーションも行いますので、明日からすぐ実践することができます。
本セミナーを受講することで、以下の内容を習得することができます。
- 実験計画法や分散分析とは何なのかがわかる
- 検定の多重性がどのようなときに発生するのかがわかる
- 成功する実験を計画できるようになる
- 実験に必要な標本サイズを計算できるようになる(検出力分析)
- 低予算の効率的な実験を計画できるようになる
- 品質工学や直交表の基本的な考え方がわかるようになる
- 統計ソフトの基本的な使い方を学べる (Excelの無料分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP,G*power)
セミナープログラム
第1部「分散分析」
- 分散分析の概要と不偏分散
- 統計解析用ソフトウェアの紹介
- 分散分析とは
- いろいろな分散分析
- 分散分析の用語(バラツキの統計量)
- 不偏統計量とは
- 対応のない一元配置分散分析
- 対応関係とは
- 対応のない一元配置分散分析
- 分散分析の原理
- 変動の計算(総変動,群間変動,群内変動)
- 分散分析におけるF検定
- ソフトウェア実演(分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP)
- 対応のある一元配置分散分析
- 対応のある一元配置分散分析の原理
- 標本間(被験者間)変動
- 対応のある一元配置分散分析の検定
- ソフトウェア実演(分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP)
- 対応のない二元配置分散分析
- 交互作用とは
- 二元配置分散分析の原理
- ソフトウェア実演(分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP)
- 平方和のタイプ
第2部「多重比較と実験計画」
- 多重比較法(分散分析の後の検定)
- 多重比較法とは
- 多重性の問題と発生理由
- 3つの多重性調整法
- Tukey(-kramer)法
- ソフトウェア実演(分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP)
- Scheffe法とBonferroni法の簡単な解説
- フィッシャーの三大原則
- 実験を成功させるためのルール
- 実験での成功とは
- フィッシャーの三大原則
- 原則1:繰り返し(疑似反復に注意)
- 原則2:無作為化
- 原則3:局所管理
- 完全無作為法か乱塊法か
第3部「直交計画と検出力分析」
- 直交計画法
- 実験を間引いて効率化
- 直交配列表の仕組み
- L8表を使った直交計画の事例
- ソフトウェア実演(分析ツール,エクセル統計,SPSS,JMP)
- 直交計画の注意点(欠点)
- オフライン品質工学(パラメータ設計)の初歩
- 標本サイズの決め方(検出力分析)
- 検定のための理想的な標本サイズとは
- 標本サイズを左右する4要素
- 検出力(第一種の過誤,第二種の過誤)
- 効果量と分散分析における目安
- 標本サイズの決定手順
- 無料ソフト(G*power)を使った実演
セミナー講師
栗原 伸一 氏
千葉大学大学院園芸学研究科 教授 博士(農学)
セミナー受講料
43,000円(消費税込)
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