以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
クルマの進化に伴う内外装の変化を中心に
熱可塑性エラストマー(TPE)の最新技術情報を解説
本セミナーでは、自動車を中心に住宅、医療、電器、電子機器分野における熱可塑性エラストマー(TPE:Thermoplastic Elastomers)の応用展開と技術トレンドを解説。日本に留まらず世界各国の市場や技術動向、規制等の関連情報も提供する。
【Live配信】 2021年9月17日(金) 10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2021年9月30日(木) 前後から配信予定(視聴期間:配信開始後10日間)
セミナー趣旨
樹脂(プラスチック)は熱可塑性と熱硬化性に分けられている。エラストマーの場合も熱可塑性エラストマーと非熱可塑性エラストマー(タイヤ等のゴムを含む)に分けられている。自動車の室内は砂漠では120℃を超える高温になり、紫外線が強く照射され、熱帯では高温・多湿の環境下に曝される。また寒冷地では-35℃でもガラス状に硬化せず、エアバッグがインパネをスムースに開裂して出てくる必要がある。車室内は鉄道や住宅より狭いため、揮発性有機化合物(VOCs:Volatile organic compounds)の影響を受けやすい。また乳幼児が眠って皮膚が表皮材に長時間接触しても赤く腫れないようにアレルゲン物質への対応も必要である。本セミナーでは過酷な環境下で用いられている自動車用エラストマーを中心に解説を進める。
受講対象・レベル
若手の技術者、化学に関心が無い方でも分かり易く解説頂く予定です
習得できる知識
- エラストマーの知識とトレンド
- 自動車用エラストマーの技術・市場動向
- 自動車内装材の詳細
- 電子線を用いた架橋システムの概要
- 医療用エラストマーの技術・市場動向
セミナープログラム
- はじめに
- 最新情報をもとに自動車の未来を考える
- 人や環境への配慮
VOC(ボラタルオーガニックコンパウンズ)・SVOC(セミボラタルオーガニックコンパウンズ)の低減,
臭いの低減,軽量化,アニマルフリー化(VEGAN)と本革の復活、塩ビの復活等を解説
- エラストマーの種類
- 塩化ビニル系
- オレフィン系
- ウレタン系
- スチレン系
- エステル系
- 自動車用エラストマー
- 自動車メーカー(OEM),部品メーカー(Tier1)の動向
- 内装表皮材メーカー(Tier2)の動向
- インパネ・ドアトリム用エラストマー全体像
インモールドグレイニング(IMG)用TPO,PUスプレー,パウダースラッシュ成形(SPM)等 - インストルメントパネル・ドアトリム詳細
- オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO:Thermoplastic polyolefin)の増加
- 工程概要:配合 (安定剤処方等)、フィルム成形(押出成形,カレンダー成形)、
表面活性化処理(コロナ、プラズマ)、表面処理(表面処理剤と処理機の選定、水性化) - TPOへの電子線架橋技術
- 電子線架橋ポリプロピロピレン発泡体製造技術
- 電子線架橋エラストマー発泡体によるスコアレス化(エアバッグ開裂用溝加工無し)
- 工程概要:配合 (安定剤処方等)、フィルム成形(押出成形,カレンダー成形)、
- ハンドラップ用イミテーションレザー
- オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO:Thermoplastic polyolefin)の増加
- 座席表皮(シートカバー)用エラストマー
- 本革:クロムの使用、臭い、重い、動物保護団体の圧力。しかし化石由来炭素不使用(カーボンニュートラル)のため増加傾向
- 塩ビレザー:カレンダー法,キャスティング法
- ウレタン/塩ビ ハイブリッドレザー
- ウレタンレザー
- 合成皮革 (スキン層有り)
- 1 溶剤タイプコーティング法:下層ハイソリッドタイプによる溶剤低減
- 2 水性タイプコーティング法:発泡層の形成方法
- 3 ホットメルトコーティング法:発泡層の形成方法
- 人工皮革 (スキン層無し:スェード): 環境に優しいマイクロファイバー
- 熱可塑性ポリウレタン(TPU:Thermoplastic polyurethane)レザー
- 新規レザーの動向:ポリエステルレザー,シリコーンレザー
- 座席用ウレタンフォーム代替え:ポリエステルエラストマークッション体、ウレタンエラストマー発泡ビーズ
- 未来感とエラストマー:モーフィングスイッチ(Morphing switch)対応エラストマー:
ステルススイッチ(Stealth switch)やステルスボタン(Stealth button)とも言う。
スライドリングマテリアル(SLM)や熱可逆架橋ゴム - タイヤ用ゴム代替えエラストマー
- ヘッドランプレンズ用シリコーンエラストマー
- グラスランチャンネル・ウェザーストリップ用エラストマー
- 外装用エラストマー:バンバー等
- 住宅用エラストマー
- 床材:塩化ビニルが主流
- 窓枠及びシーリング材
- 医療用エラストマー
中国・ヨーロッパではスチレン系・シリコーン系エラストマーの増加 - これから
CASE(Connected・Autonomous・Shared&Service・Electric)やMaaS(マース:Mobility as a Service)の普及と
エラストマーへの抗菌性、耐汚染性の付与方法、洗濯可能な座席クッション素材等の提案
□ 質疑応答 □
セミナー講師
TPEテクノロジー(株) 代表取締役 西 一朗 氏
セミナー受講料
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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
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※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- Zoom配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 - アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 自動車技術
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受講料
49,500円(税込)/人
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高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 自動車技術関連セミナー
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