以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
-
-
自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性
11,000オンデマンド -
-
「水素」を技術的に理解し、「脱炭素」を目指す!
燃料電池自動車と水素、CO2回収・資源化と水素:実情を説く!
セミナー趣旨
日本は2050年カーボンニュートラル(炭素中立、CN)を目指しており、CN実現に向けてのエネルギー技術開発が喫緊の課題である。水素は二次エネルギーとして多様なエネルギー源から製造でき、また用途が広くCN社会のエネルギー媒体の重要候補である。
本講義では水素物性・水素利用事例から水素システムの導入課題を確認し、各業種が有する技術を活用した新たな水素ビジネス参入ポイントの指針、今後の可能性を示し、水素ビジネス創出、展開のための情報を提供する。
CN化には二酸化炭素の資源化、循環利用(CCUS、CO2回収・活用・貯留)が必須である。講義では先ず水素利用の背景となるCN、CCUSの動向を示す。CNにおいて水素は重要な素材である。例えば欧州を中心に再生可能エネルギーの非定常電力の活用としてPower-to-Gasが検討されており、その際のエネルギーキャリアとして水素が重要である。
さらに、省エネルギー技術を取り込んだ次世代スマートエネルギーシステム、燃料電池自動車の普及に伴い水素システムの検討が国内外で進んでいる。一方で水素の利用には一次エネルギー選択、製造、貯蔵、輸送、エネルギー変換が必要であり、それぞれに克服すべき新規の技術課題がある。
水素エネルギーの基礎からスマートエネルギーシステムにおける活用方法までを専門知識を求めない、一般的な視点から平易に説明する。水素システムは技術の裾野が広くビジネスチャンスを広い視野から注視することが有用である。水素を利用する燃料電池自動車、CNに向けた二酸化炭素の資源化などの開発事例を示し、各企業・業界の動向・意向を俯瞰し、CN化する現在における水素の価値、立ち位置、技術課題を理解し新たな水素ビジネスの可能性を示す。
セミナープログラム
※当日時点の動向も踏まえてタイムリーな話題を提供できればと考えております。そのため以下の予定内容から多少変更する場合もございます。
- 水素ビジネスの最新トレンド
- 日本政府の取り組み:2050年カーボンニュートラルのインパクトと意義
- カーボンニュートラルと水素
- 日本の取り組み
- 世界の取り組み
- ドイツ、欧州
- 中国
- 米国
- 水素入門
- 水素エネルギー概論
- 水素エネルギーの意義 ―なぜ、水素は必要なのか?―
- 水素エネルギーを必要とする背景
- 水素経済、市場・水素社会におけるニーズ、可能性
- 水素の基本特性
- 水素の取扱上知っておきたい基礎知識
- 水素物性の特徴-メタン等と比較して
- 水素の危険性と安全な取り扱い
- 水素を取り扱う上で押さえておくべき法規制
- 水素エネルギー概論
- 水素製造と利用に関する基礎知識
- 様々な水素製造に関する基礎知識
- 水素は2次エネルギー(水素製造エネルギー源の選択)
- 様々な水素製造方法
- 燃料改質による水素製造
- 水素製造のための水素分離技術
- 水素透過膜の課題と開発事例
- 水素製造技術の今後の展望と課題
- 水素利用に関する基礎知識
- 水素エネルギー利用の展開
- 水素の新しい産業利用
- 原子力の利用
- 海外の動向
- 様々な水素製造に関する基礎知識
- 水素貯蔵・輸送に関する基礎知識
- 水素貯蔵に関する基礎知識
- 水素の危険性評価
- 水素貯蔵技術の実際
- 水素圧縮貯蔵
- 様々な水素貯蔵材料の特性と課題
- 水素吸蔵合金
- 水素ステーションの構造・システム
- 水素ステーションの課題と展望
- 水素を扱う上で押さえておくべき法規制とその動き
- 水素輸送に関する技術展開
- 液体水素の輸送技術
- 有機ハイドライド技術
- 炭素循環型水素輸送システム
- その他の水素輸送技術
- 水素輸送の課題
- 水素貯蔵に関する基礎知識
- 水素ビジネスの各業界/プレイヤーの現状
- 燃料電池自動車の展開
- 燃料電池自動車の基本的仕組み
- 燃料電池自動車の発展経過
- 燃料電池自動車の将来展望
- 燃料費の比較(燃料電池車、ガソリン車、ハイブリッド車の概算)
- 水素ステーションの設備費内訳と見通し
- カーボンリサイクル(CO2資源化)
- カーボンリサイクルの動向と水素の可能性
- カーボンリサイクルにおける水素利用技術
- カーボンニュートラル(炭素中立)
- カーボンニュートラルと技術要素
- カーボンニュートラルエネルギーシステムにおける水素利用技術
- 水素インフラ
- 水素インフラ導入の公的プログラム
- 水素インフラの展開
- 燃料電池自動車の展開
- 水素ビジネス参入のための課題とポイント
- 水素システム・技術の課題
- 経済・社会リスク
- 水素システム開発の国際比較
- 水素ビジネスへの参入のためのポイント
- 水素エネルギーの将来展望
<質疑応答>
*Zoomウェビナーの機能「Q&A」をご利用いただけます。
*またお話できる方は、口頭質問も可能です。適宜ミュートを解除致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や質次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ。)
▽好評の声、続々!(受講後のアンケートより)
「各動向に関して、技術的観点も踏まえたフラットな意見が聴けて、大変有意義でした」(研究企画)
「情報収集のため受講。水素の製造について知ることができた。分かりやすかったです」(化学品開発者)
「水素の取り扱い方法を基礎から学ぶため受講。ありがとうございました」(無機化合物の合成・開発担当)
「新たなビジネス探索のため参加しました。ディスカッションできる雰囲気で良かった」(技術企画)
「異分野の私にも理解しやすい内容でかつ全体像、今後の流れ等を概ね理解できてよかった」(建設業 取締役)
「水素社会の把握に大変勉強になった」(システム設計・施工)
「(資料に)出典が丁寧に記載してあるなど、大変参考になりました」(新規事業開発)
「質疑応答にも丁寧ご回答いただけて、大変勉強になりました」(研究開発)
セミナー講師
東京工業大学 科学技術創成研究院先導原子力研究所 教授 工学博士 加藤 之貴 先生
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
関連セミナー
もっと見る-
-
自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性
11,000オンデマンド -
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ... -
シリカとプラスチック、アンチブロッキング剤とシリカ
【記事要約】 今回、プラスチックと合成シリカの関係について、フィルムのアンチブロッキング剤への使用を例にについて解説します。合成シリ... -
シリカの構造、次世代のシリカ材料、希少価値の高いシリカとは
【記事要約】 SiO2の結晶構造には、低温型石英、高温型石英、 低温型トリディマイト、高温型トリディマイト、低温型クリストバライト、...