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耐熱金属材料の組織と強度の関係、
クリープ損傷・高温疲労損傷のメカニズム・事例、
寿命予測法の適用など
高温機器の設計や運用・保守における信頼性向上に向け、材料の強度特性・損傷機構・寿命評価法が理解できます!
耐熱金属材料の組織状態や変形機構・強化機構、損傷メカニズム・事例、損傷機構を考慮した寿命予測法とその適用などについて詳しく解説。
セミナー趣旨
耐熱金属材料の高温強度特性と損傷・劣化メカニズムを理解し、寿命を的確に予測することは、高温機器の設計や運用・保守における信頼性の向上に向けて極めて重要です。
本講演では、火力発電所等で使用されている耐熱金属材料が使用中に受けるクリープ損傷や高温疲労損傷の進展メカニズム、これらの損傷メカニズムを考慮した寿命予測法の基礎についてわかりやすく説明します。また、その応用として耐熱金属材料が複雑な応力(多軸応力)を受ける場合の損傷や寿命予測法の考え方を実験および解析結果に基づいて解説します。さらに、高温機器の代表的な損傷事例を示し、寿命予測法の適用事例について紹介します。
受講対象・レベル
- 高温機器の設計や運用・保守に関わる技術者
- 耐熱金属材料の強度に関する研究を遂行する若手研究者
- 耐熱金属材料に損傷メカニズムや寿命評価法の知識獲得を目指す大学院生・学部生
習得できる知識
- 耐熱金属材料の組織と強度の関係、クリープ損傷、高温疲労損傷の損傷機構が理解できる。
- クリープ、クリープ疲労損傷を受ける耐熱金属材料の寿命評価法が修得できる。
- 高温機器の損傷の特徴や寿命評価法の最新の動向が把握できる。
セミナープログラム
- 耐熱金属材料の組織と強化機構
- 耐熱金属材料の組織状態、変形機構と強化機構
- 変形の力学的取り扱いと破壊形態の特徴
- 耐熱金属材料のクリープ変形と破壊の基礎と応用
- クリープ変形とそのメカニズムについて
- クリープ破断データの整理法と破断時間予測法
- 多軸応力下のクリープ変形と破断時間予測法
- 丸棒引張型ミニチュア試験片を用いたクリープ試験法
- 微視的損傷メカニズムに基づくクリープ損傷評価法
- 耐熱金属材料の高温疲労損傷と寿命評価法
- 耐熱金属材料の疲労損傷と破壊の基礎
- クリープと疲労相互作用下の損傷と寿命評価法.
- 多軸応力下のクリープ疲労損傷と寿命評価法
- クリープ疲労条件下の微視的損傷評価法
- 高温機器の損傷事例と寿命評価法の適用
- 高温機器の代表的な損傷事例
- 高温機器の設計と余寿命評価法の概要
- ガスタービン・蒸気タービンの寿命評価
- 高温機器溶接部の損傷および寿命評価
□質疑応答□
セミナー講師
千葉工業大学 工学部 機械工学科 教授 工学博士 緒方 隆志 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
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