改正GMP省令施行までに整備すべき文書管理体制と作成・見直しすべき文書類【Live配信/アーカイブ配信】

PQS/QRMの導入と手順書(SOP)の作成/改訂
文書記録の完全性(Data Integrity)確保のために
QAは何を準備すべきか?

改正GMP省令に伴い、文書管理体制はどうかわるのか。
また、新しく必要となる文書は?既存文書の改訂は必要か?その程度は?

本セミナーは、上記のような新しいGMP体制に必要な文書・SOPの作成や管理体制について文書管理の基本から改正要点を整理し解説いたします!


【Live配信】 2021年6月21日(月) 10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2021年6月30日(水) ごろ配信予定(視聴期間:配信後10日間)

【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日、ご参加いただいたLive配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

セミナー趣旨

 改正GMP省令が公布され、2021年8月1日付けで施行となる。
 PIC/S加盟対応として施行通知レベルで実施を求められていたいわゆる「6つのギャップ」も省令レベルに格上げとなり、厳格な実施が求められることとなった。
 GMPでは、規定された多数の文書・記録の作成保管が義務付けられている。それらには、完全性が求められ、悪意の有無を問わず改ざんを疑われないものでなければならない。最近、製薬業界で、改ざんの発覚により行政処分を受けたり、会社の信頼を損なった案件が散見される。GMPにおいては、記録が製品品質の基本であり、悪意はなくとも記録方法を知らなかった、勘違いしていたでは済まされないのである。
 本講座では、医薬品品質システム(PQS)/品質リスクマネジメント(QRM)の導入と文書記録の完全性(Data Integrity)確保のために、QAは何を準備すべきかにつき文書管理の基本について整理する。

習得できる知識

・製造部門  :改ざんを疑われない文書の作成、記録方法の理解
・品質管理部門:改ざんを疑われない文書の作成、記録方法の理解
・品質保証部門:改正GMP省令で作成を求められる文書類の理解
        製造記録、試験記録のチェックポイントの理解
        文書管理の教育訓練のポイント理解
        不正製造問題事例から学ぶ不正の抑止

セミナープログラム

  1. 日本の法体系とGMP
    1. 日本の法体系
    2. 日本のGMP関連法規制の推移
  2. GMP省令改正の発端にもなった不正製造の例2.1 重大な法令違反(記録の改ざん、隠蔽)
    1. 行政の危機感(他の会社も?)
    2. 不正のトライアングル
    3. 不正の抑止
  3. 改正GMP省令の施行までの流れ
    1. 薬機法改正からGMP省令改正まで
    2. GMP省令改正(研究版案)のポイント
  4. GMP省令改正でどこが変わったのか?
    1. GMP省令改正の趣旨
    2. GMP省令改正の概要
  5. 医薬品品質システムとは
    1. 基本的な考え方
    2. 医薬品品質システムに関するガイドライン(ICH-Q10)
    3. 作成すべき文書類
  6. 品質リスクマネジメントとは
    1. 基本的な考え方
    2. 品質リスクマネジメントに関するガイドライン(ICH-Q9)
    3. アセスメントからコントロールへ(事例紹介)
  7. データインテグリティとは
    1. データインテグリティに関する規制
    2. データインテグリティという考え方
    3. 紙ベースのデータインテグリティ
    4. データインテグリティに関する参考情報
      1. 製薬協DIツールの概要紹介
      2. 製薬協DI教育マテリアルの概要紹介
    5. 紙ベース記録でデータインテグリティを確保するために
  8. 文書管理規定の要素
    1. GMP文書とは
    2. 文書体系
    3. 文書管理責任者
    4. GMP文書の識別
    5. GMP文書リスト
    6. 最新版管理
    7. 配付管理
    8. GMP文書・記録の保管
  9. GMP手順書の作成・見直し
    1. SOP for SOP という考え方
    2. GMP手順書は誰が作成するのか
    3. GMP手順書は、誰が承認するのか
    4. GMP手順書作成時の留意点
    5. GMP手順書作成前に考慮すべき効率的な手順とは
    6. GMP手順書改訂時の留意点
    7. 悪いGMP手順書の例
  10. GMP指図書の作成・見直し
    1. 製造指図・記録書様式の工夫
    2. 製造指図書の記載事項
    3. 製造記録に関する留意事項
  11. GMP記録書の作成
    1. 記録方法のポイント
    2. 修正方法のポイント
    3. 印鑑、サインの登録
    4. GMP文書管理に関する教育訓練
    5. 見やすい製造指図記録書様式とは
  12. GMP適合性調査での指摘事項
    1. GMP適合性調査における6つのサブシステムとは
    2. PMDAによるData Integrityを中心とした指摘事例

□質疑応答□

セミナー講師

C&J  代表 新井 一彦 氏

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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特典

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配布資料

  • Zoom配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
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    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  • アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


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55,000円(税込)/人

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キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制

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