食品容器・包装におけるプラスチックリサイクルの技術と法規制の最新動向【Live配信・WEBセミナー】

プラスチック包装の設計では、使用後どのように回収し
どのように原料として再生利用するかが問われている!

欠かすことができない法規制動向について第一人者が解説予定!  

PETボトル、プラスチック射出成形品、プラスチックトレー、軟包装材の再生技術が各社から提案、実用化されている現状を踏まえた最新動向を解説!

セミナープログラム

第1部 食品容器包装分野のプラスチックリサイクルの取り組みとその課題

【13:00-14:40】

住本技術士事務所 技術士(経営工学)・包装管理士 住本 充弘 氏

【キーワード】

  1. Circular Economy
  2. ケミカルリサイクル
  3. メカニカルリサイクル
  4. certified resin
  5. 超臨界リサイクル
  6. モノマテリアル
  7. Recyclable
  8. マスバランス
  9. 熱分解油

【講演主旨】
当講座では、以下の観点から解説を行う。

  1. Circular Economy対応は包装の必須課題である。包装設計においては使用後、どのように回収しどのように原料として再生利用するかが問われている。
  2. PETボトル、プラスチック射出成形品、プラスチックトレー、軟包装材料の再生技術が各社から提案され、一部は実用化されている。今後も改良技術が出現する。
  3. Recyclableは市場で混乱が生じないように定義されている。各企業はその定義に沿って包装材料を使用し、あるいは第三者の認証機関で認定された樹脂を顧客に提案しなければならない。
  4. 海外におけるPPの使用量はプラスチックの20%に及ぶと言われている。有効に利用するため関係企業が結束してコンソーシアム、PPのCircular Economy活動を始動した。
  5. 廃プラの回収から熱分解油を利用し樹脂を製造あるいは直接化合物を製造する一連の活動が認定され、新たに樹脂を製造し包装素材として利用している。
  6. 軟包装材料や液体紙容器のラミネート品の再生再利用が技術的にも経費的にも一番難しい。日本で多くの軟包装材料が利用されている。回収しどのように再生して原料として再利用するか難しい課題である。海外ではモノマテリアルに走っているが、分別回収、回収品の原料への再生技術など課題は多い。紙を含む包材もある。これらについて考察する。

【プログラム】

  1. Circular Economy & Circular Packaging
    1. Circular Economy とは
    2. Circular Packagingとは
  2. 使用済み包材回収後の原料への再生技術
    1. メカニカルリサイクル
    2. ケミカルリサイクル
    3. 超臨界リサイクル
    4. 溶剤利用の剥離技術
    5. 醗酵技術他
  3. Recyclable
    1. 定義
    2. 認証
    3. 事例
  4. PPのコンソーシアム
  5. Certified Resinの使用
    1. Resinの安全性の認証機関
    2. 専門企業の役割分担
    3. 商品事例--軟包装材料、液体紙容器、ブロー及び射出成形品など
  6. ラミネート品の再生再利用の課題
  7. まとめ

【質疑応答】


第2部 食品容器・包装分野のリサイクル規制動向と留意点

【14:50-16:30】

西包装専士事務所 西 秀樹 氏

【キーワード】

  1. SDGs
  2. PETボトルリサイクル
  3. 厚労省のガイドライン

【プログラム】

  1. プラスチックを取り巻く環境
  2. プラスチックの種類と使用割合(食品包装)
  3. 国際的な資源リサイクル戦略
    1. SDGs
    2. 日本の資源循環戦略
    3. CLOMA
    4. EUのCircular Economy
  4. 日本のプラスチックリサイクルの現状
    1. リサイクル率
    2. 日本の国際的評価
    3. PETボトルのリサイクル
  5. 食品容器包装のリサイクルの規制状況と課題
    1. ケミカルリサイクルの認可
    2. マテリアルリサイクルに関する厚労省の指針
      1. 適用範囲と定義、代理汚染試験方法、製造管理、適合性判断、
      2. 食品衛生法適合、照会手続き
      3. 食品安全委員会における審査状況、何が問題なのか
      4. 産業界の工業化状況(4社の事例)、
      5. 米国のNOL(FDA)リスト
      6. 安全性評価試験受託例
  6. まとめー企業の対応と留意点ー

【質疑応答】

セミナー講師

第1部:住本技術士事務所 技術士(経営工学)・包装管理士 住本 充弘 氏
第2部:西包装専士事務所 西 秀樹 氏

セミナー受講料

【1名】39,600円(税込、資料代を含む)
※2名目以降は1名につき11,000円(税込、資料代を含む)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   食品包装   省資源

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39,600円(税込)/人

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全国

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キーワード

高分子・樹脂加工/成形   食品包装   省資源

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