初心者向けセミナーです これからの製品含有化学物質管理/入門編【Zoom開催セミナー】

これからの化学物質管理には何が必要なのか、
リスクコミュニケーションを円滑にこなすには?
最新の注目すべき法規制の動向を掴む!

一日でまるっと必要な情報を入手できる絶好の機会です!

第1講:供給連鎖間でのリスクコミュニケーションを円滑にこなすには何が必要か
第2講:実務者のための各種法令類、各種毒性、そして情報伝達ツール
第3講:EU REACH規則・RoHS指令の本質~EU以外の国への影響~
第4講:法規制の変化は続く~チーズはどこへ行った?~

セミナープログラム

<伊藤先生パート>

■講座のポイント
供給連鎖間でのリスコミは、欧州規制の影響を受けて進められてきたが、欧州規制の異なる趣旨もあいまって、中流側での板挟みが続いている。
これからの化学品の体系はSDGsや政府の方針を受けて、大掛かりに変動しようとしており、的確なリスコミを円滑にこなす人材とその資格者の養成が急務である。
本講義では、第1講にて、何が必要かを問いながらこれからの道筋を明らかにする。
第2講にて、的確なリスコミのために、各種毒性の動向、上中下間で合意できる内容を文書化する、国際標準の伝達ツールを使いこなすルールとワザを伝授する。

■受講後、習得できること 
・化学物質管理士(補)資格の有用性と有効性が理解できる
・科学技術の最高位の国家資格の技術士らとの相互研鑽の場に入れる
・供給連鎖間での合意に至るまでのリスコミ能力が獲得できる
・プロ専用の各種化学物質管理用のデータベース類が資格獲得者に貸与される
・これからの製品含有化学物質管理に明るい人は事業に不可欠な人材になれる

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
実務者のための化学物質等法規制便覧2020年版(化学工業日報社刊)
これからの化学物質管理をどうするか~適正なリスク管理と国際協調をめざして~(同上)

■講演中のキーワード
1.これからの製品含有化学物質管理
2.化学物質のリスクコミュニケーション
3.各種毒性
4.各種法規制類
5.国際標準伝達ツール
6.化学物質管理士

第1講 これからの製品含有化学物質管理 
~リスクコミュニケーションを円滑にこなすには~

(1) 【これからの製品含有化学物質管理】 そのねらいとは
 *製品含有化学物質管理(CiP)とは
 *これからの化学物質管理(MOCS)とは
 *これからの製品含有化学物質管理(Pro-MOCS)とは

(2)化学物質のリスクコミュニケーションが円滑に進まない本質的な事情
 *環境分野の化学物質の挙動の研究は、社会で活かされている?
 *混合物が抱える矛盾とは 【化学反応】を考えなくてすむ化学物質?
 *教育機関卒業レベルで、【化学反応】を正しく理解できる?
 *製品含有分野での、日本の【SDS】による情報伝達は、国際標準?

(3)リスクコミュニケーションに役立つ【化学反応】の基礎的な知識の獲得

(4) 製品含有化学物質に求められるリスクコミュニケーション【リスコミ】
 *製品市場から排除すべき【有害物質】は
 *国際間の流通を円滑にするための【標準的なルール】は
 *供給連鎖間での情報伝達の方法が【国際標準になるツール】は

第2講 供給連鎖間で何が必要となるのか
 ~各種法令類、各種毒性そして情報伝達ツール~

(1)供給連鎖間での【成分情報】伝達に係わる法的保護のある権利と義務

(2) 供給連鎖間に生じるリスコミ問題に求められる【各種毒性】

(3)実務者に求められる製品含有化学物質管理での【各種法規制類】

(4)情報伝達の国際標準である【SDS(安全データシート)】の仕組みと約束事

(5)SDS記載内容の品質保証策と【化学物質管理士】資格者が果たせる役割

(6)ポストコロナやSDGsに向けた【これからの化学物質管理分野】への一考察


<松浦先生パート>

■講座のポイント 
2002年に日本企業がオランダでカドミウムが含有しているとして輸入が制限される事件があり、多くの企業が法規制情報の収集に明け暮れようになった。以来20年近くの経過で、当初の目的が忘れ去れ、情報の収集とパッチ当て的な対応が目的化してきている。
「規制内容を知れば対策ができる、規制の本質を知れば知恵がだせる」、改めてREACH規則やRoHS指令の本質を理解し、EU以外の国の規制を俯瞰?(ふかん)してみる。
法規制は物質の広がり、リスクアセメントの深掘りなどで日々の如く変化する。企業は、この変化を当たり前に受け止める仕組作りが求まれている。

■受講後、習得できること 
・化学物質規制法の潮流
・EU REACH規則、RoHS指令の本質
・米中韓のREACH規則、RoHS指令類似の規制概要
・EU グリーンディールの波及法の動向
・遵法マネジメントシステムの構築

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
欧米中韓のREACH法
欧中韓のRoHS法

■講演中のキーワード
SCIP登録
PBT規制
PFOA規制
中国VOC
グリーンディール

第3講EU REACH規則・RoHS指令の本質~EU以外の国への影響

1. 基礎編
 EUの法規制の仕組みや摘発事例から規制の考え方を知る

2. REACH規則
  1. 物質の登録義務
  2. 認可と制限の義務
  3. 成形品の義務
  4. SCIPデータベース登録
 REACH規則の基本的要求事項を説明し、本質の理解をする。
 新たな義務のSCIP登録やPFOA規制についても説明する。

3. アメリカの化学物質規制法
 TSCAとProp95の基本的要求事項を説明し、本質の理解をする。
 TSCA PBTとPFOA規制につてもREACH規則を対比して説明する。

4. 中国の化学物質規制法
 改正新規化学物質規制法及び危険化学品安全管理条例についてREACH規則を対比して説明する。台湾の登録制度の比較をする。
 新たな義務の中国VOC規制について説明する。

5. 韓国の化学物質規制法
 改正化学物質の登録及び評価等に関する法律についてREACH規則を対比して説明する

6. RoHS(II)指令
 RoHS(II)指令の基本事項を説明し、CEマーキング対応を説明する。
 附属書IIIの改定状況を説明する。

7. その他の国のRoHS法
 EU RoHS指令をひな形として規制をしている国の状況を7説明する。

第4講法規制の変化は続く~チーズはどこへ行った?

1. 規制の潮流
 レイチェル・カーソンの沈黙の春、アジェンダ21、WSSD目標、SDGsそしてUN75目標の規制の潮流を俯瞰?(ふかん)する。

2. リスクとは
 EU法のリスク管理の要求を説明し、多次元のリスク評価の考え方を理解する。

3. 欧州グリーンディールの波及規制
 今後の規制の源となるEUグリーンディールとそのアクションプランの法規制を説明する

4. 仕組みで順法保証
 変化は起きるものとして、あるべき企業対応策とてCAS(Compliance Assurance System)の説明をする。

セミナー講師

(一社)化学物質管理士協会 副代表理事 伊藤 雄二 先生
(一社)東京環境経営研究所 理事長 松浦 徹也 先生

セミナー受講料

【オンライン(ライブ配信)(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン(ライブ配信)(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

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  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
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開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学技術一般   安全規格   環境規格

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