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現場のものつくりの目線に立った
RoHS2指令必須ポイントの習得
★ RoHS2指令の基礎的概念や重要管理ポイントは理解できていますか?
★ 新任者や部署移動して間もない方のためのセミナーです!
講師
OQCS代表(元 ソニー) 岡野 雅一 先生
【講師紹介】
● ソニー(株)にて、環境品質管理、海外/国内品質保証、取引先指導、海外統括業務等に携り、35年間現場の“ものつくり”の指導に携わった。特にRoHS指令対応に基づき、ソニーグリーンパートナー制度の基礎の体制構築、EU、USA、東南アジア、中国等の現地に於ける環境監査トレーナーを指導育成。海外取引先の指導を通じて、電気電子業界の環境品質管理の基礎:源流管理とサプライヤチェーン構築のための人材育成に貢献した。
● その他、コンデンサメーカー、機構部品メーカー、精密玩具メーカー等にて品質管理責任者や技術コンサルタントとして、各種業界に於ける品質改善指導、人材育成に貢献した経歴をもつ。
■ 専門・得意分野
● 現在は、RoHS/REACHの技術コンサルティング・専門相談を中心に活動を展開している。又、品質管理を含めたサプライヤチェーン構築の指導も行なっている。
● 海外赴任実地経験を活かした海外取引先の工程品質改善の技能と海外ローカルスタッフの人材育成の技能。
● 化学的な思考法や信頼性技術、部品技術ノウハウ等を体系化して、設計部門や部品保証部門に対する人材育成の技能。 (国内/海外含む)
● 環境品質領域に限らず、表面処理領域の技術コンサルティング(めっき、塗装、印刷、アルマイト等の品質・技術領域)も得意な専門分野として活動している。
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
RoHS2指令は、品質管理活動です。RoHS2指令は、EU市場に輸出される電気をエネルギー源とした電気・電子製品中に特定有害化学物質を “入れない、作らない、出さない” ためのEUの法令です。 そのためには、特定有害化学物質を法令に則り、管理・運用するための仕組みつくりと社内/サプライヤとの環境品質体制(EMS)つくりが不可欠です。しかし、現状の日本企業の実態として、CEマーキングの最低限の基準を守らず、RoHS2指令の整合規格を理解せずに、法令違反をして製品輸出している日本企業が後を絶たないことです。
本講座では、これらの日本企業の実態を解説した上で、上記の法令・規則を、実践で正しく取り組み、自ら運用するための具体的な方法、手続き、行動の仕方、活動ノウハウ等を初任者のみならず、企業のTOP層の立場にも立って、分かり易く解説します。最新のフタル酸エステル4物質の正しい理解と運用のポイントも詳しく解説します。
■ 受講後、習得できること
・RoHS2指令の基礎的概念、重要管理ポイントの理解と社内管理方法が理解できる。
・RoHS2指令運用のための社内組織つくり、サプライヤ管理の肝、リスクアセスメント、
技術文書作成等RoHS指令導入に向けた具体的行動の手順や活動の指針が理解できる。
・サプライヤの環境監査に当たっての源流管理の思想、重要管理ポイントが理解できる。
・RoHS2指令を広く社内外に展開するための活動の “道しるべ” として、実業務に役立つ
ガイドラインとなる。
セミナー内容
はじめに
<日本企業の現状>
<日本企業が取り組むべきポイント>
1. 何故、RoHS指令が必要なのですか?
2. RoHS指令の生い立ちとCEマーキングの関係
3. RoHS1の誕生
4. 新しいRoHSの誕生(RoHS2の役割と責任)
5. RoHS2指令とは?
6. RoHS2指令の目的
7. RoHS2の進め方
7-1. RoHS2の変化点
7-2. RoHS2取扱いの手順
8. フタル酸エステルの現状と対策(カテゴリ8,9の規制も含む)
9. 製品化ステップに於ける環境品質対応
10.4M変更管理に於ける環境品質対応
11.海外部品調達に於ける環境品質対応
12.RoHS2に向けた技術文書の作成
13.サプライヤ環境監査と源流管理
14.適合宣言書、CEマーキングの作成
15.RoHS指令違反について
16.最後に
(質疑応答及びデスカッション等も含む)
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