~偏光・屈折率・複屈折の基礎と制御~


★屈折率、複屈折、偏光の基礎、光の振る舞いをどこまでコントロールできるのか、その限界は

★成形条件、共重合法、高分子ブレンド、ゼロ―ゼロ複屈折材料、化学修飾法、添加剤、、、

★複屈折の制御事例を豊富に解説!


★求められる光学特性の高性能化、精密化を達成するために



講師


名古屋工業大学 大学院 物質工学専攻 助教 博士(理学) 信川 省吾 氏


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )


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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
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※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


趣旨


 近年、液晶ディスプレイなどの光学材料には柔軟で丈夫な高分子材料の利用が進められており、その光学特性の高性能化や精密化が課題となっている。
 本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し,光学特性制御の最近の事例を紹介する。


プログラム


1.複屈折の基礎
 1.1 屈折率と複屈折
  屈折率と化学構造,波長依存性,複屈折の定義
 1.2 偏光と複屈折
  直線偏光,円偏光,位相差
 1.3 偏光子と波長板の違い
  偏光子・波長板の例,偏光制御
 1.4 複屈折の測定手法
  平行ニコル法,セナルモン法,分光法(位相差と干渉色)
 1.5 複屈折の波長依存性
 1.6 視野角に関係する複屈折
  面内複屈折と面外複屈折
  視野角と面外複屈折の関係

2.高分子材料における複屈折
 2.1 高分子の複屈折の分類
  配向複屈折,光弾性複屈折,形態複屈折
 2.2 分子配向と複屈折
  固有複屈折,分子配向,伸長変形・・・
 2.3 複屈折の逆波長分散性発現の基礎
  複屈折の加算性
 2.4 高分子ブレンド・共重合体の複屈折
  ゼロ複屈折,逆波長分散性
 2.5 側鎖修飾多糖の複屈折
  セルロースエステル,プルランエステル,キシランエステル
 2.6 ネマチック相互作用を利用した複屈折制御
  ネマチック相互作用,低分子添加剤
 2.7 形態複屈折を利用した逆波長分散性材料の設計
  ナノ構造,無機粒子,ボイド
 2.8 低分子を利用したTACフィルムの視野角制御
  伸長モード,3次元屈折率,面外複屈折,棒状分子

3.ガラス状高分子の光弾性複屈折
 3.1 光弾性複屈折について
  応力差による複屈折,ガラス複屈折
 3.2 光弾性係数制御の基礎
  光弾性則による考え方,ビニル高分子の場合
 3.3 高分子ブレンド・共重合・添加剤による制御の限界
 3.4 ポリカーボネートの逆可塑化現象と光弾性係数の関係
 3.5 配向フィルムにおける光弾性係数の異方性

4.総括
 
 □質疑応答□


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂技術   光学技術

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