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半導体チップ上でマーカー分子を特異的にとらえ、
吸着の様子を電気信号に出力する半導体MEMS技術を紹介!
一滴の血液からさまざまな病気を検査する診断チップの開発が期待できます。
セミナー趣旨
病気の検査を簡易かつ迅速に行う方法は、正確な診断や治療効果の検証、再発や転移の調査をするために極めて重要です。ごく微量の血液採取により病気の診断が行えるようになれば、自宅で簡単・迅速・安価に検査が可能になります。たとえば、我々は病気にかかると、その病気に由来したタンパク質が血液中で増加します。この病気由来のタンパク質マーカーを特異的にとらえるレセプターを使用して病気の検査が行われます。また、最近ではCOVID-19の陽性者のうち、重症化患者のみ血液中の複数のタンパク質濃度が軽症者とは異なることが報告されており、このような検査マーカーを調べることにより、重症化予測に活用できると期待されています。本セミナーでは、半導体チップ上でマーカー分子を特異的にとらえ、吸着の様子を電気信号に出力する半導体MEMS技術を紹介します。この技術により一滴の血液からさまざまな病気を検査する診断チップの開発が期待できます。また、この技術は分子のサイズに依存せず低分子から高分子の検出が可能です。具体例として、腫瘍マーカー、神経伝達物質、ウイルス、ガス成分の検出技術などを紹介します。
受講対象・レベル
- MEMSバイオセンサの製造技術・製造プロセスを知りたい方
- MEMSバイオセンサ技術を新たに導入されたい方
- MEMSバイオセンサの取り扱い方を学びたい方
習得できる知識
- MEMSやセンサの基礎知識、製造技術、応用展開
セミナープログラム
- 非標識バイオセンサの基礎
- 標識法を用いたバイオセンサ
- 非標識バイオセンサの仕組み
- 水晶振動子マイクロバランス
- 表面プラズモン共鳴
- イオン感応性電界効果トランジスタ
- MEMSセンサ
a) 共振駆動型
b) 表面応力型
- MEMS表面応力バイオセンサの動作原理
- 応力検出の原理
- 質量検出の原理
- 表面応力トランスデューサ
- 光干渉型トランスデューサ
- CMOSイメージセンサとの融合による信号処理
- MEMSデバイス製造技術
- MEMS製造プロセスの基礎
a) 成膜技術
b) フォトリソグラフィ
c) エッチング技術 - 犠牲層エッチングを用いた製造技術
- 転写プロセスを用いた製造技術
- 原子膜材料を用いたMEMSセンサの製作方法
- MEMS製造プロセスの基礎
- バイオセンシンング応用事例
- センサの界面構築技術
- 抗原抗体反応
- ウイルス検出
- 神経伝達物質検出
- 化学物質(ガス)検出
セミナー講師
豊橋技術科学大学 工学研究科
電気・電子情報工学系 准教授 博士(工学) 髙橋 一浩 先生
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
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