-心理、生理、行動計測法からそのデータ解析まで-

★『生体情報の計測結果』と『製品の感性価値』をどう結びつけるか?


講師


 1.青山学院大学 理工学部 電気電子工学科
  教授 博士(工学) 野澤 昭雄 氏
 2.信州大学 繊維学部
  教授 工学博士 西松 豊典 氏
 3.トッパン・フォームズ(株) 企画販促統括本部 企画本部 マーケティング部
  LABOLISコンサルティンググループマネージャー 宇井 剛史 氏


受講料


1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕


プログラム


【10:00-12:00】 
1.生体情報に基づく製品の感性評価 
青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 准教授 博士(工学) 野澤 昭雄 氏

【習得できる知識】
生体システム一般,生体計測の方法,生体情報の評価方法,製品評価への応用

【講座の趣旨】
 客観的・定量的な生体情報を指標として製品の感性評価を行うために必要となる基本的な知識および技術を紹介する。

【プログラム】
1.生体システム
 1.1 生体システムの構成
 1.2 脳神経系
 1.3 神経系の情報処理
 1.4 感覚・知覚・認知・記憶

2.生体情報の計測・評価
 2.1 生体情報計測概論
 2.2 心理計測
 2.3 生理計測
 2.4 行動計測

3.生体情報による製品の感性評価
 3.1 ストレスの評価
 3.2 疲労の評価
 3.3 快適感の評価
 3.4 使用感の評価

4.生体情報計測の実際
 4.1 実験デザイン
 4.2 データ処理
 4.3 その他

【質疑応答】



【12:45-14:45】 
2.製品の快適性、材質感の定量化とその事例 
信州大学 繊維学部 教授 工学博士 西松 豊典 氏

【講座の趣旨】
 最近、感性品質 (快適性) がさまざまな製品の魅力に大きな影響を与えています。特に、各製品のコンセプトに合った感性品質である快適性 (心地) を実現することが強く望まれています。
 今回のセミナーは、触知覚に基づいて評価されている製品の快適性 (心地) をどのような検査手法を用いて実験・評価・解析を行ったらよいか、演習を行いながら進めます。また、多くの実験データに基づいて研究開発を行った感性製品の事例 (材質感、見やすい洗剤の表示) を紹介します。

【プログラム】
1.人間快適工学とは

2.人間の視覚と触知覚機能について

3.快適性 (心地) を数値化する官能検査方法について
 3.1 官能検査とは
 3.2 官能検査を行う前の準備 (被験者,試技,形容語)  
 3.3 一対比較法による官能検査
 3.4 SD法による官能検査
 
4.快適性に関連する製品の物理特性を計測・評価するには
 
5.製品開発の具体例
 5.1. 洗剤の表示の見易さを眼球運動計測より解析 
 5.2. 素材の「材質感」を数値化するには 
 
【質疑応答】



【15:00-17:00】 
3.アイトラッキングと脳波による感性計測を用いたコミュニケーションデザイン改善 
トッパン・フォームズ(株) 企画販促統括本部 企画本部 マーケティング部 LABOLISコンサルティンググループマネージャー 宇井 剛史 氏 
【専門】 マーケティングリサーチ、データドリブンマーケティング
【活躍】 一般社団法人日本ダイレクトメール協会  データベースマーケティング委員会委員長

【習得できる知識】
アイトラッカー、感性計測器を用いた調査手法、分析アウトプット例、解析例(解釈)、コミュニケーションデザイン改善事例、BtoCコミュニケーションの実際の現場で活用するための具体的な取り組み手順、技能伝承やスペシャリストのノウハウ形式知化に向けたフレームワーク案

【講座の趣旨】
 アンケートやインタビューだけでは本人が意識的に発言内容を取り繕うというバイアスが発生します。その低減を目的としてモニター(被験者)の無意識レベルの行動や取り繕えない脳波計測による感性分析を用いることで、より効果の高い、かつ説明可能なBtoCのコミュニケーションデザインを改善する当社の調査分析の取り組みをご紹介します。

【プログラム】
1.トッパンフォームズが目指すコミュニケーションデザイン
 1.1 コミュニケーションデザインの重要性
 1.2 なぜ意識的な調査だけではなく無意識的な調査が重要なのか

2.アイトラッカー計測について
 2.1 アイトラッカー各種ツールの特徴
 2.2 アイトラッカーの分析アウトプット例

3.感性脳波計測について
 3.1 当社が活用する感性脳波計測ツールの特徴
 3.2 感性脳波計の分析アウトプット例

4.アイトラッカーと感性脳波計測を用いた調査・コミュニケーション改善事例紹介
 4.1 ビジネス現場における改善事例と効果の紹介

5.適応領域拡大の可能性について
 5.1 技能伝承やノウハウの形式知化への応用可能性について

【質疑応答】


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

64,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

UI/UX/ヒューマンインターフェース

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