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熱を熱のまま有効利用する技術としての熱操作技術を
基礎から解説!
潜熱蓄熱技術、化学蓄熱、潜熱輸送など、各種材料を比較しながら学ぶことができる!
使用される各種蓄熱材・輸送スラリーの特徴や効果・課題、最近の開発・応用状況等についても触れる。
セミナー趣旨
昨今、エネルギー問題=新発電という図式が普及してきているが、太陽光発電の効率は実用レベルで20%程度、廃熱利用のバイナリー発電の場合はせいぜい5%程度とその効率は低く、依然課題が残っている。
電気に変換すること無く、熱のままエネルギーを利用することができれば、その効率は圧倒的に良い。
そのためには、まず熱をため込み、利用したい時間帯に利用する・利用したい場所に輸送する技術が必要となる。
潜熱蓄熱・化学蓄熱・潜熱輸送は未利用熱エネルギーの空間的・時間的熱・温度的熱ギャップを埋める重要な技術である。
本セミナーでは熱を熱のまま有効利用する技術としての熱操作技術を基礎から解説する。
また、使用される各種蓄熱材・輸送スラリーの特徴や効果・課題、最近の開発・応用状況等についても触れる。
セミナープログラム
- 未利用熱エネルギーについて
- サーマルギャップソリューションとは
- 潜熱蓄熱の比較・開発と応用技術動向
- 潜熱蓄熱材
a)無機物
b)パラフィン
c)水和物
d)糖類 - 潜熱蓄熱技術
a)蓄熱槽の種類と特徴
b)伝熱
c)過冷却 - 潜熱蓄熱の問題点
- 最近の開発動向と応用事例
- 潜熱蓄熱材
- 化学蓄熱の比較・開発と応用技術動向
- 化学蓄熱材
a)化学反応熱
b)水和反応 - ケミカルヒートポンプ
- 化学蓄熱の問題点
- 最近の開発動向と応用事例
- 化学蓄熱材
- 潜熱輸送スラリーの比較・開発と応用技術動向
- 潜熱輸送スラリーとは
a)潜熱輸送で得られる効果
b)流動・伝熱特性 - 潜熱輸送スラリーに用いられる物質
a)氷
b)包接型水和物
c)無機水和物
d)カプセル化 - 低温系潜熱輸送
a)氷スラリー技術
b)包接型水和物スラリー技術 - 高温系潜熱輸送
a)高温系の問題点
b)高温系潜熱輸送スラリーの技術 - カプセル潜熱輸送
a)樹脂カプセル
b)硬殻カプセル - 潜熱輸送の可能性と問題点
- 最近の開発動向と応用事例
- 潜熱輸送スラリーとは
- まとめ
セミナー講師
神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授 複雑熱流体工学研究センター センター長 鈴木 洋 氏
セミナー受講料
【1名の場合 価格】39,600円(税込、資料費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
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