以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
【3月・東京開催】
故障や事故を未然に防ぐための解析手法
FMEA手法及びFTA手法は、新製品、新製造工程における様々な潜在的故障要因を設計段階で摘出し、改善する製品の信頼性向上、PLP(製造物責任予防)のためのキーテクノロジーです。
当講座は、これらの手法の基本が習得でき、解析事例と演習により実践的経験が得られます。また、ISO 9000ファミリー規格ではFMEAの実施を推奨しており、これを基にした自動車産業分野の品質マネジメントシステム規格 IATF 16949では製品の設計FMEAと製造工程FMEAの実施を要求しています。
日時
2019年3月4日(月) 9:15~18:00
2019年3月5日(火) 9:00~17:00 【2日間コース】
講師
信頼性技術および信頼性管理に関して、実践経験豊富な
実務家・専門家が指導にあたります。
参加費
50,760 円(一般)/ 45,360円(会員) *税込み
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
特徴
●「IATF16949:2016」などの国際規格においても実施が要求されている製品の設計FMEA と製造工程FMEA を実施例や講義時間内演習を盛り込んだカリキュラム構成により、短期間で学ぶことができます。
● 事例中心の講義内演習と、少人数によるグループディスカッション演習により理解を深めることができます。
FMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モード、影響解析)手法
新製品の設計、製造工程、使用中、どこに、どんな潜在的故障要因があるかを設計段階で摘出し、改善する手法。
FTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)手法
製品使用中に発生しては困る事象、例えば機能喪失、火災、人身災害などについてその発生要因を設計段階で摘出し、改善する手法。
対象
企画・研究・開発・設計・技術・製造・品質保証・保守・サービス部門などの
研究者、技術者
カリキュラム
2日間コース
第1日 9:15~18:00
■午前
信頼性の概要
FMEA、FTAとは
概要:信頼性の定義と概念、FMEA・FTAの位置づけと役割
FMEAの実施法
解析手順、基本ワークシート、故障モード、効果 等
■午後
FMEAの実施法(続き)
FMEA演習
演習:講義内個人演習とグループ演習
第2日 9:00~17:00
■午前
FTAの実施法
実施法:基本事項、FT図の作成、実施例、効果 等
■午後
FTAの実施法(続き)
FTA演習
演習:講義内個人演習とグループ演習