カーボンナノチューブ(CNT)の可溶化・機能化 −基礎から応用(最先端研究)まで−

★CNTを使いこなすことで高性能化を目指す1日速習セミナーです!


★カーボンナノチューブ(CNT)使用における最大のポイントである可溶化の基礎から、金属型と半導体型への分離、新規光特性など最新技術、エネルギー・複合材料・デバイス・バイオ分野等への応用まで!


講師


九州大学 カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 特任教授 中嶋直敏 先生

■ご略歴:
昭和55年4月 九州大学工学部助手
昭和57年5月 九州大学工学部助教授
昭和62年5月 長崎大学工学部助教授
平成5年4月 長崎大学工学部教授
平成13年4月 長崎大院・生産科学研究科物質科学専攻教授
平成16年4月 九州大学大学院工学研究院 応用化学部門教授
平成29年3月 九州大学定年退職
平成29年4月 九州大学カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 特任教授

■ご専門および得意な分野・研究:
ナノカーボン科学、超分子科学、エネルギー材料化学

■本テーマ関連学協会でのご活動:
高分子学会、ナノチューブグラフェン学会、電気化学会など


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナー開催にあたって


■はじめに:
 カーボンナノチューブ(CNT)は、突出した特性/機能(高い導電性、近赤外発光、高強度メカニカル特性、超軽量、化学的安定など)をもつ1次元導電性分子ナノワイヤーであるが、固体状態ではファンデアワールス力等により束(バンドル)構造体を形成し、水や汎用の溶媒にはほとんど溶解しない。
 ここでは、CNT可溶化の基礎、および最近のトピックス(半導体/金属ナノチューブの分離新しい光特性など)、ならびに可溶化CNTのエネルギー、複合材料、デバイス、およびバイオ分野への応用についての最新研究を提供する。

■ご講演中のキーワード:
カーボンナノチューブ、複合材料、半導体/金属ナノチューブの分離、エネルギー材料

■受講対象者:
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に必要はございません。


プログラム


1.ナノカーボンとは

2.カーボンナノチューブの構造、物性
 2.1 CNTの合成
 2.2 CNTの基本物性

3.カーボンナノチューブ(CNT)の可溶化
 3.1 はじめに―可溶化の重要性
 3.2 一般的な溶媒による分散
 3.3 化学修飾可溶化
 3.4 物理修飾可溶化
  A)低分子系可溶化剤
  B)高分子系可溶化剤
  C)DNA可溶化剤

4.単層カーボンナノチューブの精密な電子準位の決定
 4.1 はじめに
 4.2 電子準位決定法

5.SWNTの新しいフォトルミネッセンス −特性とその制御−

6.SWNTのカイラリティ分離
 6.1 はじめに
 6.2 半導体性・金属性SWNTの分離・濃縮
  A)化学反応を利用した分離法
  B)ブレークダウン法
  C)クロマトグラフィー法
  D)密度勾配超遠心分離(DGU)法
  E)選択的可溶化法
 6.3 固有のカイラル指数(n, m)をもつSWNTの分離
  A)クロマトグラフィー法
  B)密度勾配超遠心分離(DGU)法
  C)超分子科学を利用した可溶化剤フリーの高純度選択的分離法
 6.4 エナンチオマー分離

7.カーボンナノチューブ機能化(複合材料創製)
 7.1 機能化に向けた複合化
  A)有機分子との複合化
  B)高分子との複合化
  C)ナノ粒子との複合化
 7.2 バイオアプリケーション
  A)In vitro アプリケーション
  B)In vivo アプリケーション
  C)CNTの分散と毒性
  D)細胞培養基板としてのCNT
 7.3 エネルギーデバイス
  A)燃料電池
   A-1. Ptを利用する燃料電池
   A-2. 非Pt型燃料電池
   A-3. ダイレクトメタノール電池
  B)リチウムイオン電池
  C)空気−亜鉛電池
 7.4 フレキシブル透明電極

8.まとめ

<質疑応答・個別質問・名刺交換>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

繊維・炭素系素材技術   化学技術

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