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どこまで確実に蒸留できたのか?
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不純物を抑えるには?
詰まり、汚れ、泡、火災原因と対策例に学ぶ!
セミナープログラム
【10:30〜12:30】
第1部 蒸留プロセスの基礎知識 −気液平衡測定、データ評価、共沸現象−
日本大学 生産工学部 応用分子化学科 教授 工学博士 日秋 俊彦 氏
【講座の趣旨】
蒸留プロセスを基礎から学ぼうとする技術者を対象として、蒸留プロセスの設計・運 転に必須となる気液平衡について概説し、気液平衡データが正しいか否かを評価する。
【セミナープログラム】
- 気液平衡関係の測定法
- 測定法の種類と装置
- 定圧気液平衡の測定
- 気液平衡データの評価
- 一般化Gibbs-Duhem式
- Heringtonの面積テスト
- Van Nessのポイントテスト
- 共沸系の気液平衡
- 共沸混合物の概要
- 正確な共沸点の求め方
- 二重共沸
【質疑応答】
【13:15〜14:45】
第2部 蒸留プロセスの設計とトラブル対策
三菱ケミカルエンジニアリング(株) 水島事業所 エンジ1部 プロセス設計グループ グループマネージャー 山崎 幸一 氏
【講座の趣旨】
蒸留塔の設計に必要な基本的な考え方から,蒸留プロセスの設計時の留意点を 説明し,蒸留プロセスで課題となる省エネ化,フォーミング(発泡)系およびファウリング(汚れ)系の対応方法について事例紹介も交えて解説する。
【セミナープログラム】
- 蒸留塔の設計
- 蒸留理論の概要
- 蒸留の基礎
- 蒸留プロセスの構成
- 蒸留塔の設計因子
- 蒸留プロセスの設計
- 蒸留プロセスの設計における留意点
- 省エネ型蒸留プロセス
- トラブル事例紹介
- フォーミング(発泡)対策
- ファウリング(汚れ)対策
【質疑応答】
【15:30〜16:30】
第3部 蒸留システムの設計・省エネルギー化について
東洋エンジニアリング(株) 事業開発本部 環境・エネルギーマネジメント推進部 部長 博士(工学) 若林 敏祐 氏
【講座の趣旨】
SDGsやESG投資への配慮が求められる中、蒸留における省エネ化は更に重要になってきた。省エネルギー蒸留システムでは、SUPERHIDICを中心に様々な省エネアプローチ技術理論を解説する。更に、プロセス系・用役系の全体を俯瞰し、数理最適化技術を用いて効果的に省エネ案を提示するサービスについても紹介する。
【セミナープログラム】
- 蒸留塔の設計 〜トレイと充填物の使い分け〜
- Flow Parameter
- Foaming
- Fouling
- System Pressure
- Pressure Drop
- Operating Range
- 蒸留システムの省エネルギー化
- 多重効用
- ペトリューク塔・Divided Wall Column
- 改良形ペトリューク塔
- 塔頂ガス再圧縮型蒸留塔
- SUPERHIDIC vs 従来型HiDiC (内部熱交換型蒸留塔)
- SUPERHIDIC vs 自己熱再生塔
〜なぜ「SUPERHIDIC」の方が
「自己熱再生塔」よりも優れているのか〜 - SUPERHIDICの商業運転
- 数理最適化技術を応用したエネルギー検討
- プロセス系・用役系を同時に最適化する意義
- プロセスにおけるモデリング例
- 用役系におけるモデリング例
- 検討結果例示
- 検討のながれ
【質疑応答】
セミナー講師
【第1部】日本大学 生産工学部 応用分子化学科 教授 工学博士 日秋 俊彦 氏
【第2部】三菱ケミカルエンジニアリング(株) 水島事業所 エンジ1部 プロセス設計グループ グループマネージャー 山崎 幸一 氏
【第3部】東洋エンジニアリング(株) 事業開発本部 環境・エネルギーマネジメント推進部 部長 博士(工学) 若林 敏祐 氏
セミナー受講料
1名につき60 ,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
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