視覚の脳科学:視覚科学・色彩工学・質感認知の基礎から応用

★製品開発に用いられ始めた脳科学について、何を作るのにも必要な「視覚情報」に特化し、測定から分析、制御に管理まで様々な業界の応用事例をもとに解説!


講師


横浜国立大学 大学院環境情報研究院
教授 岡嶋 克典 先生

■略歴
・東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物理情報工学専攻 博士課程修了(工学博士)
・防衛大学校 応用物理学教室 勤務
・カナダ国立研究所 光放射標準測定部門 客員研究員(兼任)
・東京工業大学 大学院理工学研究科 像情報工学研究施設 客員助教授(兼任)
・情報通信研究機構(NICT)特別研究員(兼任)
・横浜国立大学 大学院環境情報研究院 社会環境と情報部門 教授(現在に至る)
 (兼)未来情報通信医療社会基盤センター 教授
 (兼)感性脳情報科学研究拠点 拠点長

■専門および得意な分野・研究
視覚・画像情報処理、認知脳科学、五感工学、バーチャルリアリティ、福祉システム工学

■本テーマ関連学協会での活動
日本色彩学会、日本バーチャルリアリティ学会、電子情報通信学会、日本視覚学会、日本光学会、映像情報メディア学会、ヒューマンインタフェース学会、日本感性工学会、日本画像学会、自動車技術会


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引


セミナーポイント


■はじめに
 どのような製品にも必要不可欠な「視覚情報(色、文字情報、見た目の美しさ等)」を、どのように測定・分析・制御・管理するかについて、書籍等では理解しにくい学際的な視覚・色彩・質感に関する基礎知識をコンパクトに説明し、脳科学で最も重要な視覚技術の多様な応用例を具体的に紹介します。

■ご講演中のキーワード
質感工学、色彩工学、心理物理学、拡張現実感、コンピュータグラフィックス、ユニバーサルデザイン

■受講対象者
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です
 
■必要な予備知識
・この分野に興味のある方なら、特に必要はありません
 
■本セミナーで習得できること 
・視覚の基礎知識
・色彩の基礎知識
・質感の基礎知識
・視覚・色彩・質感に関するノウハウ
・VRやARの質感研究への応用例


セミナー内容


1.視覚の基礎と応用
 1) 眼光学系 〜ピント合わせと明るさ調節
 2) 網膜と視細胞 〜光はどうやって視覚信号に変わる?
 3) 明暗順応特性 〜明→暗と暗→明は時間的に非対称
 4) 視力と空間周波数特性 〜眼の分解能の定量化
 5) 視認性評価関数VIF 〜文字の読みやすい指標

2.カラーマネージメントの基礎と応用
 1) 表色系と測色 〜色の定量化
 2) 色差(均等色空間) 〜色の違いはどこまで許されるか?
 3) 色覚のメカニズム 〜どうして色が見えるのか?
 4) 色覚の加齢変化 〜高齢者の色の見えはどう違う?
 5) 色覚異常 〜男性の20人に一人は色の見えが異なる
 6) ユニバーサルカラーデザイン 〜誰でもわかる配色を作るには?

3.質感認知の基礎と応用
 1) 質感と色知覚の違い 〜質感の難しさ
 2) 鮮度認知と鮮度判定システム 〜鮮度を目で見る
 3) 肌年齢の認知特性 〜肌の若さは輝度分布で決まる
 4) 退色過程の定量化 〜古さ感を制御する
 5) 食品の質感とマルチモーダル効果 〜見た目で味は変えられる
 6) 質感工学の将来展開 〜質感の分析から制御・管理へ


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】太陽化学(株)東京本社内 おいしさ科学館

【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅

主催者

キーワード

UI/UX/ヒューマンインターフェース

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UI/UX/ヒューマンインターフェース

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