二酸化炭素削減対策~CO2原料、メタン利用、CO2フリー水素製造、バイオマス・廃プラの利用~<Zoomによるオンラインセミナー>

欧州の目指す水素社会と、日本が具体的に
取り組まなければならない炭素循環技術を解説!

セミナー趣旨

 欧州は2050年カーボンゼロを目指してグリーンディールを打ち出した。日本も2050年カーボンゼロを目指すことを発表した。欧州の目指す水素社会と日本が具体的に取り組まなければならない炭素循環技術を解説する。

受講対象・レベル

  • CO2を原料としてエネルギー又は化学品製造をビジネスにつなぎたいと考えている技術者
  • 廃プラ・都市ゴミを原料としてエネルギー又は化学品を製造したいと考えている技術者
  • 炭素循環の実際を知りたい開発担当者
  • 欧州の最新のCO2削減技術を知りたい技術者

習得できる知識

  • 炭素循環の実際
  • CO2原料エネルギーと化学品の製造技術
  • メタン原料化学品の製造技術
  • 水素社会で必要な技術
  • 廃プラスチック, 都市ゴミ原料液化, ガス化技術
  • CO2を用いたビジネス

セミナープログラム

  1. CO2削減対策
    1. CO2排出の現状
    2. グリーンディール(欧州水素戦略)
    3. 日本の水素戦略
  2. CCS
    1. CO2の分離回収
    2. CO2のコスト
    3. 欧州で始まったCCSプロジェクト
    4. EORの現状
    5. 炭酸塩としての固定化
    6. CCSの課題
  3. シェールガス革命の現状
    1. メタンケミストリー
      1. メタンからエチレンの合成
      2. メタンからメタノール
      3. メタンからベンゼン
    2. 合成ガスの製造
    3. ドライリフォーミング
    4. 逆シフト反応(CO2の還元)
    5. 合成ガスから燃料の合成
  4. CO2を用いた燃料の合成
    1. Power to Gas
    2. LPGの合成
    3. e-fuel
  5. CO2を用いた化学品の合成
    1. メタノールの合成
    2. 軽質オレフィンの合成
    3. エタノールの合成
    4. 芳香族の合成
    5. ポリマーの合成
  6. メタノール, エタノールケミストリー
    1. メタノール循環社会
    2. メタノールから燃料, 化学品の合成
      MTO, MTP, MTO
    3. エタノールから化学品の合成
      1. エタノールからブタジエンの合成
  7. CO2フリー水素
    1. Green水素
    2. ターコイズ水素
      1. 溶融金属法
      2. 触媒分解
      3. プラズマ法
    3. 電解による水素製造
    4. 共電解
    5. 余剰電力
    6. 水素コスト
    7. 人工光合成開発状況
    8. 燃料電池の現状
  8. 水素貯蔵輸送
    1. MCH
    2. アンモニア
    3. 液体水素
  9. 廃プラ・都市ゴミ利用
    1. 廃プラの液化(燃料・ナフサ利用)
    2. 廃プラのガス化
    3. 廃プラから軽質オレフィンの製造
    4. 都市ゴミガス化による合成ガスの製造
      1. 都市ゴミからメタノールの合成
      2. 都市ゴミからエタノール (LanzaTech) (Enerkem)
    5. 廃棄物からジェット燃料の合成
      1. エタノールからJet燃料
      2. FT合成によるJet燃料

キーワード:CO2削減, CO2フリー水素, P2G (Power to Gas), e-fuel,廃プラから航空燃料, CO2から燃料・化学品の合成. CO2からポリマーの合成

セミナー講師

アイシーラボ 代表 室井 髙城 先生

■ご略歴:
1968年 福島高専工業化学科卒業後, 住友金属鉱山(株)入社
1969年 日本エンゲルハルド株式会社 (旧エヌ・イーケムキャット株式会社)出向
1982年 Engelhard プロセスのライセンシング カスタム触媒グループリーダー
1998年 化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒)
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長、早稲田大学招聘研究員 
2007年 エヌ・イーケムキャット常勤顧問、神奈川大学非常勤講師  
2008年 アイシーラボ設立BASFジャパン 主席顧問
2009年 日本ガス合成執行役員    
2014年 NEDO 戦略センター 環境・化学ユニット客員フェロー   

[表彰]2005年 触媒学会功績賞 
[著書]2003年「工業貴金属触媒」JITE社
    2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」 S&T社
    2010年「エネルギー触媒技術」監修 S&T社
    2013年「新しいプロピレン製造プロセス」監修 S&T出版
    2013年「工業触媒の最新動向」CMC出版
    2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版
    2014年「シェールガス革命 “第二の衝撃” 日刊工業新聞社
    2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2019」シーエムシー・リサーチ
    2020年「「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ

■ご専門および得意な分野・研究:
工業触媒, 触媒化学,CO2触媒反応, 廃プラのケミカルリサイクル

■本テーマ関連学協会でのご活動:
触媒学会, 日本エネルギー学会, 石油学会

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
    お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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47,300円(税込)/人

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キーワード

化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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