絶縁技術の基礎と劣化対策、および機能性高分子絶縁材料の開発動向について解説!

セミナープログラム

10:00~12:50

機能性高分子絶縁材料(ナノコンポジット含む)の開発動向

小迫 雅裕 氏

  1. ナノコンポジット絶縁材料研究動向
    1. 電気学会における活動およびナノブックの紹介
    2. 現状の活動状況
  2. 機能性高分子絶縁材料の研究成果紹介
    1. ナノアルミナ被覆による導電材料の電気絶縁化
    2. フィラー電界配向による熱伝導率・誘電率の向上
    3. フィラー電界橋絡によるコンポジットバリスタの創製
    4. フィラー密度分布制御による傾斜機能化
    5. ナノコンポジット技術による絶縁耐力向上
    6. フラーレン添加による絶縁耐力向上
    7. エポキシ代替を狙った炭化水素系熱硬化性樹脂
    8. 絶縁材料への量子化学計算の適用
    9. 巻線被膜へのマイクロ気泡含有樹脂の適用
    10. 次世代パワーモジュール開発に向けた取り組み事例
    11. 革新的機能性ナノコンポジット絶縁材料開発の取り組み事例
  3. おわりに

12:50~13:40 休憩時間

13:40~16:30

絶縁技術の基礎と劣化対策

飯田 和生 氏

  1. はじめに
    1. 気体の絶縁破壊理論は固体を考える時にも大切
    2. 液体・固体中への電荷の供給
    3. 絶縁での弱点
  2. 高分子絶縁材料の電気伝導特性
    1. イオン伝導
    2. 電子性伝導
  3. 高分子絶縁材料の短時間破壊のメカニズム
    1. 高分子の絶縁破壊
    2. 電子的破壊
    3. 熱破壊
    4. 機械的破壊
  4. 高い電圧を用いるところでの高分子材料
    1. 電力ケーブル
    2. 電力機器
    3. EV/HEV
      a. EV/HEVでの電圧波形
      b. 耐インバーターサージ性エナメル線
      c. 高PDIV化のための低誘電率エナメル電線
  5. 高分子絶縁材料の長時間破壊とフィラーの効果
    1. 高分子材料の劣化現象
    2. 部分放電とトリー
    3. V-t特性
    4. フィラーの効果
    5. フィラー/高分子界面の影響
    6. フィラーによるトリー劣化抑制

※各講演時間に5分程度の質疑応答を含みます。

セミナー講師

  1. 九州工業大学大学院 工学研究院 電気電子工学研究系 電気エネルギー部門 准教授  博士(工学) 
    小迫 雅裕 氏
  2. 三重大学 名誉教授 工学博士  
    飯田 和生 氏

セミナー受講料

1名様 54,780円(税込)
テキストを含む・事前に送付いたします


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:55

受講料

54,780円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   電子デバイス・部品

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