以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
IEC 60601-1-2 4.1版の基礎と要点、
EMC試験の内容と適合のポイント、
医療機器に特化したノイズ設計技術まで。
メーカーでの設計から試験・対策までの幅広いご経験、
そしてわかりやすい解説に定評のある倉西氏のセミナーをオンライン開催!
セミナー趣旨
医用電気機器のEMC(EMD)は、規格そのものも、それに適合する技術も複雑で難度の高いものとなっています。また、昨年、IEC 60601-1-2:2014にAmendment1が発行され、4.1版となりました。国内は、4版に基づく改訂版JIS T 0601-1-2:2018が発行さていますが、これを適用する強制化が、2023/3/31(以降、非対応品は既存品でも販売不可)と決まり、対応が課題です。
本講座では、医用電気機器EMC(EMD)規格のIEC 60601-1-2 4.1版を元に、規格の基礎的な理解から、安全規格との関係、リスクマネジメントや作成ドキュメントの内容、試験の内容と対策技術面まで、医療機器メーカーで設計から試験・対策まで経験した講師が解説します。
受講対象・レベル
- 医療機器EMC規格について、より詳しく知りたい方
- IEC 60601-1-2:2014+A1:2020(最新版)の情報を得たい方
- EMCに求められるリスクマネジメントでお困りの方
- EMC試験に設計段階から対処する技術を得たい方
- 開発装置がEMC試験に合格せず、対策にお困りの方
必要な予備知識
- 医療電気機器の電気的な基礎知識
- EMC一般の基礎知識
習得できる知識
- 医療機器EMC規格 IEC 60601-1-2 4.1版の情報
- IEC 60601-1-2の要点(使用環境・リスク・イミュニティ・書類)
- IECに基づくEMC試験とその内容、適合ポイント
- 厳しい試験レベルに対応する「ノイズを設計する技術」 など
セミナープログラム
- 医用電気機器EMC規格
- EMC規格の基礎
- 規格・規制の関係
- 規格の相互関係
- QMSとEMC試験の関係
- 医療EMC規格の変遷
- 安全規格とEMC規格
- EMC試験の流れ
- IEC 60601-1-2 4.1版
- 変更の概要
- 試験条件等の変更
- 追加試験項目(近傍磁界)
- その他の変更
- 使用環境と電磁妨害
- 使用を意図する場所と電磁妨害
- 使用場所の3類型
- 予見可能な最大の電磁妨害
- リスクマネジメント
- リスクマネジメントの導入
- リスクマネジメントとは
- リスク分析
- リスク評価
- リスクコントロール
- リスクマネジメントファイル
- リスクマネジメントの要求
- イミュニティ合否判定
- 合否基準の決め方
- 定義の明確化と現実に起こること
- 監視と記録の方法
- イミュニティ試験時の現実問題
- ドキュメント作成
- 試験計画書の作成
- 試験報告書の記載項目
- EMC規格の基礎
- IEC 60601-1-2 試験と対応法
- エミッション
- 雑音端子電圧
- 雑音電界強度
- 電源高調波
- フリッカ
- イミュニティ
- 静電気放電
- 無線周波電磁界放射
- ファーストトランジェント/バースト
- 雷サージ
- 無線周波電磁界伝導
- 電源周波数磁界
- 電源電圧ディップ・瞬停
- 近傍磁界
- エミッション
- 医療機器のノイズ設計技術
- 「ノイズ設計」という考え方
- 医療機器特有の事情
- 基本的な考え方
- 購入品・外部設計品の問題
- ノイズ問題のコスト感覚
- ノイズ設計の実際
- 基本はGNDの強化から
- 基板の設計
- ケーブルの設計
- 対策部品の適材適所
- 「ノイズ設計」という考え方
<質疑応答>
■過去、倉西先生の医療電子機器EMCセミナーを受講された方の声(一例):
- 規格/技術の両面からお話頂いたので、視野が広がりました。
- 配布テキストの完成度が高く、理解の助けになりました。
- 規格の要点や、リスクマネジメント方法についてよくわかりました。
- メカ設計の立場からの参加でしたが、分かりやすい内容でした。
- ご質問にも丁寧に回答頂き助かります。本日は大変勉強になりました。
キーワード:医用電気機器、電磁両立性(EMD)試験、JIS規格、IEC規格、ノイズ設計、リスクマネジメント、イミュニティ、エミッション
セミナー講師
倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 先生
技術士(電気電子部門)
■ご略歴:
1990年4月-2016年5月 富士フイルムにて
・印刷機器のアナログ回路設計
・医療画像診断機器のEMC設計・試験実施
・医療施設の装置不具合解析及び対策
2016年6月- 倉西技術士事務所 開業
2017年4月-2019年3月 横浜国立大学産学官連携コーディネーター(兼業)
2018年10月- 株式会社キョウデンにてノイズ設計・対策(協業)
■ご専門および得意な分野・研究:
・電子機器(特に医療画像診断機器)のノイズ設計及び対策
・アナログ回路設計(特にA/D,D/A変換、基板実装技術)
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・電子情報通信学会 通信ソサイエティEMCJ
・エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会
・iNARTE EMC Engineer, iNARTE/KEC Senior EMC Design Engineer
セミナー受講料
【オンライン受講・見逃し配信なし】
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンライン受講・見逃し配信あり】
1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)
- こちらの形式での受講をご希望の場合は備考欄に【Zoom不可・ライブ配信希望】と記載下さい。
(Zoomまたはライブ配信いずれか一方のみでのご受講となります)
→事前にこちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
47,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器等規制 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
47,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器等規制 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
-
-
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分...