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バイオマスから水素を製造する触媒として
水蒸気改質用ニッケル触媒の開発例を示し、
活性向上や炭素析出抑制のための触媒開発指針を紹介!
セミナー趣旨
バイオマスは再生可能な有機物質であるため、リニューアブルな水素や石油に代わる化学品製造のための原料としての役割が期待されている。バイオマスから水素を製造する触媒として水蒸気改質用ニッケル触媒の開発例を示し、活性向上や炭素析出抑制のための触媒開発指針を紹介する。また、化学品製造のためのバイオマスリファイナリにおける基盤的な中間体を中心に様々な化学品へと変換するための触媒反応(炭素―酸素結合の水素化分解反応、脱酸素脱水反応など)と、それらを選択的に進行させる固体触媒活性点の設計の例について紹介する。
受講対象・レベル
エネルギー、化学、油脂、製紙、ゴム・タイヤなど様々な業種の技術開発、研究企画などの担当者
習得できる知識
固体触媒反応、バイオマス、水蒸気改質、水素、炭素析出、活性劣化、金属触媒作用、合金触媒作用、金属―酸化物触媒作用、水素化脱酸素、脱酸素脱水反応、アルコール、糖類、カルボン酸、ジオール
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
- バイオマスからの水素製造
- 改質反応の基本と問題点
- バイオマスタールとその水蒸気改質反応
- ニッケル触媒の修飾による性能向上
- バイオマスからの化学品製造
- バイオマス資源の組成とターゲット化学品
- バイオマスリファイナリの基礎化学品
- C-O水素化分解反応と触媒開発
- 脱酸素脱水反応と触媒開発
- グリセリン変換(C3):プルパンジオール、アリルアルコール等
- エリスリトール変換 (C4):ブタンジオール、ブタジエン等
- フルフラール、キシリトール変換(C5):1,5-ペンタンジオール、ペンタノール
- ヒドロキシメチルフルフラール、ソルビトール、糖類変換(C6):ヘキサンジオール、ヘキサンテトラオール、ヘキサノール
セミナー講師
冨重 圭一 氏 東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授
【講師経歴】
平成6年7月 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 助手
平成11年4月 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 講師
平成13年4月 筑波大学 物質工学系 講師
平成16年6月 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 准教授
平成22年4月~現在 東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授
【研 究】
研究テーマは資源変換のための固体触媒の開発であり、特に、バイオマスからの水素や化学品の製造、二酸化炭素からの有用化学品の製造のための新しい固体触媒を創製することを目指している。
【著 書】
「触媒化学」(共同執筆)裳華房 化学の指針シリーズ 2019年
セミナー受講料
49,500円 * 税込、 資料付
*メルマガ登録者 44,000 円
*アカデミック価格 26,400 円
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
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