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表面処理の基礎から処理条件検討や分析評価ノウハウまで
耐摩耗性、潤滑性、耐食性、耐熱性、接着性、密着性等などの向上…
様々な局面で必要となる表面処理を分類・整理し、それぞれの特徴を解説!
表面分析手法の基礎やコツもわかりやすく説明します
セミナー趣旨
表面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。これは言い方を変えると、現代は表面に支配されているということになる。これほど重要なものであることから、様々な表面処理法が開発され、利用されている。しかし、一方で表面はまだ未解明な部分も多く、その本当の姿を明らかにして利用することは容易ではない。
本講では、表面処理の基礎、ポイントから、処理条件検討やトラブル解析に必要不可欠な分析評価まで、その姿を明らかにして利用するためのアプローチについて、技術的テクニック、コツやノウハウから、考え方、アプローチに方法まで応用アプリケーションの事例を交えて解説する。
受講対象・レベル
- 研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
- 若手から中堅を中心とした担当者
- 部署マネジメント、部下を教育する管理者、マネージャー
大変申し訳ございませんが、講師とご同業(経営・人事研修・技術コンサルタント、またはこれに類する事業を手掛けている等)の方のご参加はお断り申し上げます。
習得できる知識
- 表面処理の基礎
- 表面処理のポイント
- 表面処理のための分析の基礎と活用法
- 目的別分析手法の使い分け
- トラブル解析
セミナープログラム
- 表面に支配される現代社会
- 表面とは
- 表面(薄膜)とは?
- 表面の要素
- 表面における現象
- 界面形成因子と評価法
- 表面を支配するには
- 表面処理の背景
- 製品改良
- 表面処理法の分類
- 表面処理の分類
- 金属のための表面処理
- 金属表面処理の特徴
- 洗浄
- 洗浄処理のポイントと注意点
- 硬化処理
- 化学研磨と電解研磨
- 化成処理
- エッチング(ドライ)
- 主な表面処理法の基本と特徴
- UV・オゾン洗浄
- めっきの種類
- めっきの特徴
- 代表的めっき工程
- めっき処理のポイントと注意点
- プラズマ処理
- PVD(物理蒸着:Physical Vapor Deposition)
- CVD(化学蒸着:Chemical Vapor Deposition)
- PVD v.s. CVD
- 溶射
- コロナ処理
- プラズマ処理で発現する機能
- イオン注入
- グラフト重合
- シランカップリング反応
- 代表的な処理方法
- 処理条件
- 条件と構造の多様性の例
- 接着のための表面処理
- 機械的処理
- 化学的処理
- UV処理と剥離強度
- シランカップリング処理と剥離強度
- 注意点・ポイント
- サンプルの取り扱い
- サンプリング
- 裏表の表示
- 汚染の例
- 代表的表面分析手法
- 表面分析の分類
- 表面分析に用いる主な手法と選び方
- 表面・微小部の代表的分析手法
- 手法の選択
- X線光電子分光法(XPS、ESCA)
- XPSの原理
- ワイドスキャン(サーベイスキャン)
- ナロースキャン(代表的な元素)
- 元素同定
- 化学状態の同定
- 角度変化測定による深さ方向分析
- ハイブリッド分析
- チャージアップ
- イオンエッチングダメージ
- オージェ電子分光法(AES)
- 微小領域の元素分析手法
- AESの原理
- AES測定例
- XPSとAESの手法の比較
- X線マイクロアナライザ(EPMA)
- EPMAの原理
- 元素分布分析
- フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)
- 赤外分光法(IR)の原理
- FT-IRの長所・短所
- 測定法
- 主な吸収帯
- 全反射法(ATR法)
- ATR測定における注意点
- In-situ FT-IR
- 飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)
- SIMSの概念
- D-SIMSに用いられる質量分析法
- TOF-MSの原理
- TOF-SIMSによる化学構造解析
- グロー放電分析(GD)
- SEM、TEM
- SEM像
- 表面形状と組成
- SEM-EDS組成分析
- 走査型プローブ顕微鏡(SPM)
- SPMとは
- 主な走査型プローブ顕微鏡
- 形態観察におけるAFMの位置づけ
- 観察例
- 位相イメージング
- 解析の実例
- 評価要素と手法(洗浄)
- 評価要素と手法(改質)
- 評価要素と手法(成膜)
- 被膜欠陥
- SEM観察例
- 断面TEM写真
- シミ分析
- 基板上の付着物
- ハジキの分析
- マイクロ抽出法による分離分析
- 絶縁体上の異物(AES)
- プラズマ処理(XPS)
- プラズマ処理(FT-IR)
- プラズマ処理PI(SPM)
- オゾン処理ゴム(FT-IR)
- 脱ガス分析(TEOS)
- 化学状態マッピング(AES)
- UV照射による化学構造の評価
- 表面構造変化の解析(XPS)
- 処理条件
- 光照射による変化
- 気相化学修飾法
- 代表的な反応スキーム
- 気相化学修飾法による官能基定量結果
- 化学修飾法を用いたTOFイメージング
- 処理条件
- UV照射前後におけるスペクトル
- 表面構造変化の解析(XPS)
- ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析
- 試料と実験条件
- アルカリ処理前後のFT-IR、XPSスペクトル
- 顕微ATRスペクトル
- 断面ラインプロファイル
- 深さ方向ラインスキャンFT-IRスペクトル
- 各処理時間における深さ方向構造変化分布
- まとめと質疑
セミナー講師
ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
【セミナー受講特典コンサルティング】 ※ コンサルティング料は受講料とは別になります。
セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。
<依頼条件>
・初回1回のみ
・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
・費用:内容によらず定額の限定特別料金
受講について
ZoomによるLive配信
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申込み受理のご連絡メールに接続テスト用のURL、ミーティングID、パスコードが記されております。
「Zoom」をインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。 - セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。講師へのご質問も可能です。
- お申込みの際は、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
薄膜、表面、界面技術 化学反応・プロセス 分析・環境化学
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