シランカップリング剤の基礎と使い方、具体的な性能改善事例

【シランカップリング剤】を識る! 使いこなす!


講師


モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 シランビジネスユニット マーケティング 
アプリケーションディベロップメントエンジニア
博士(工学) 望月 喬平 先生

【講師紹介】
2006年 東京工業大学大学院、物質電子科学専攻 博士課程を卒業。
富士フイルムにてFPD向けの感光性樹脂の開発ならびにLED硬化型インクジェットインクの配合設計に従事。
ヘンケルジャパンにてエレクトロニクス用の接着剤開発に従事。
2016年よりモメンティブに入社。塗料、接着剤、シーラント分野を中心にシランカップリング剤の商品企画や技術サポートに従事。


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーに際して


■講師より
 異なる性質である有機物と無機物の界面を制御することは、最大限に機能性材料の性能を発揮するために非常に重要な技術である。シランカップリング剤は双方の界面に寄与できるユニークな材料であり接着剤、塗料などをはじめ種々の分野で広く用いられている。
 本講演では、シランカップリング剤の基本となる反応メカニズムや使用上の注意点を説明する。さらに、シランカップリング剤による性御向上事例やモメンティブの有するユニークなシランカップリング剤に関して取り上げる。

■受講対象者
・シランカップリング剤を使い始めた方、これから試したい方
・シランカップリング剤について基礎から体系的に学びたい方

■受講して得られる情報・知見
・シランカップリング剤の基礎知識、基本的特徴
・各種シランカップリング剤の特徴と用途や目的に応じた選び方、使い方
・シランカップリング剤の使用に際してのポイント、留意点
・最近のシランカップリング剤に求められる技術動向ならびに新製品紹介


セミナー内容


1.シリコーンの基礎
 1-1 シリコンとシリコーンの違い
 1-2 Si-O結合の特長

2.シランカップリング剤の基礎
 2-1 シランカップリング剤の基本・機能と利用方法
 ・効果的な使用量
 ・効果的な添加・配合方法
 2-2 シランカップリング剤の化学反応機構
 2-3 シランカップリング部位(無機側)の反応機構
  phが反応速度に与える影響
  アルコキシ基の種類が反応速度に与える影響
 2-4 有機側の反応機構

3.シランカップリング剤による性能向上事例
 3-1 プライマーでの性能向上事例
 3-2 ガラス繊維含有ナイロンでの破断強度向上事例
 3-3 フィラー含有プリエステル樹脂の曲げ強度向上事例
 3-4 シランカップリング剤を用いた水系ラテックス変性例
 3-5 金属の耐腐食性能の向上事例

4.新規シラン化合物の紹介
 4-1 黄変を低減した新規アミノシランカップリング剤の紹介
 4-2 水系に適用可能なシランカップリング剤の紹介と使用方法
 4-3 シランカップリング部位を末端に有する室温硬化型変性シリコーン樹脂の紹介
 4-4 シランカップリング部位を有するシリコーンオリゴマーレジンの紹介

  <質疑応答・名刺交換・個別相談>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】太陽化学(株)東京本社内 おいしさ科学館

【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅

主催者

キーワード

化学技術

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