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自動車軽量化に向け、異種材料の接合・接着が更に重要な要素技術に!
欧米の先進事例や新技術、現状の性能・コスト・課題等もふまえ、基礎からその実状までを把握できます!
セミナー趣旨
自動車の軽量化に有効な素材として、超高張力鋼板やアルミニウム合金、さらにはCFRPの採用が期待されており、これらの異種材接合は非常に重要な要素となる。
しかし、これらはいずれも難接合性素材であり、さらにそれらを組み合わせるとなると、様々な接合技術とその使いこなしが求められる。
一方、既に欧米においては異種材接合技術の普及期に入って日が経つが、日本はこれからである。異種材接合を知ることは溶接、機械的締結、接着の3要素を比較して学ぶことに等しい。
本セミナーでは、自動車の異種材接合に使用される、これら3つの要素技術の特徴と課題、電食対策としての使いこなし術、さらには今後実用化が期待される新技術について紹介する。
受講対象・レベル
- 接合技術全般について初心者~上級者
- 鋼の溶接技術には習熟しているが、溶接以外には詳しくない方。
- 自動車産業の生産技術、材料技術の業務に従事されている方。
- 欧米の接合技術に興味がある方。
- (電気,電子部品のマイクロ接合領域ではございませんので注意ください)。
習得できる知識
- 学術領域と実用領域の差異まで含めた異種材接合の全容把握。
- 一般的に異なる領域とされる(a)溶接技術、(b)機械的締結技術、c接着技術を比較して学べます。
- 構造用素材と各種接合技術の関係性、また長所だけでなく、短所について重点的に理解することが出来ます。
- 欧米の接合技術の実情と日本特有の課題
セミナープログラム
- 自動車の車体に用いられる素材の動向と、溶接性に及ぼす変化
- 鉄鋼材料
- アルミニウム材料
- 樹脂材料
- 自動車における異種材接合法の分類・特徴
- 冶金的接合法-溶接
- 機械的接合法-締結
- 化学的接合法-接着
- 異種材接合の一般的問題
- 異種材接合法のメカニズム的分類
- 異種金属接合可否
- 異種材接合のメカニズムと強度の関係
- 主な異種材接合法一覧
- 自動車の異種材接合法~ (A)機械的接合法
- 機械接合 両側アクセスと片側アクセス
- ボルト・ナット
- ブラインドリベット
- FDR:(Friction Drilling Riveting)
- SPR:(Self Piercing Riveting)
- タックリベット
- メカニカルクリンチ
- FDS:(Flow Drill Screw)
- ImpAcT:(Impulse Accelerated Tacking)
- 機械的接合法と超ハイテン鋼板の関係性
- 自動車の異種材接合法~(B)機械的接合+溶接法
- REW:(Resistance Element Welding)
- New REW:(New Resistance Element Welding)
- FEW:(Friction Element Welding)
- EASW:(Element Arc Spot Welding)
- ELW:(Element Laser Welding)
- RSW with punching rivet
- 継手形状との関係性
- 自動車の異種材接合法~(C)溶接法
- FSW:摩擦攪拌接合(Friction Stir Welding)
- FSSW(FSJ):摩擦攪拌点接合(Friction Stir Spot Welding, Friction Stir Joining )
- 制御式抵抗スポット溶接法
- ブレージング(ろう付け)法
- 爆着
- 電磁圧接
- 摩擦圧接
- 自動車の異種材接合法~(D)接着
- 接着剤の効果と将来予想
- 構造用接着剤の種類
- 接着剤の強度、剛性向上効果の一例
- 接着剤の施工能率
- 接着剤による接合点削減と設備共通化期待
- 接着性能に及ぼす素材の影響
- 接着剤活用の課題
- 欧州で実用化されている自動車の異種材接合法の実績
- 電食対策
- 異種材接合部の電食対策の基本
- 隔てる; 接着剤併用策
- 覆う; シール剤
- 皮膜処理
- 各種電食対策法の実験例
- 従来異種材接合法の課題
- 性能、適用範囲
- コスト
- 実用化が期待される最新の異種材接合法の紹介
- Element Arc Spot Welding
- Punching SPR
- RuBulge
- 3D-Joint
- 箔膜形成利用プロセス
- 樹脂モールドプロセス
- 特殊ブレージング
- 今後の展望
- 日本の状況、ポジション
- 日本に必要な取組
- 総括
<質疑応答>
セミナー講師
(株)神戸製鋼所
技術開発本部 ソリューション技術センター 接合研究室 専門部長 兼 室長 博士(工学) 鈴木 励一 先生
セミナー受講料
【オンライン(ライブ配信)(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンライン(ライブ配信)(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)
- こちらの形式での受講をご希望の場合は備考欄に【Zoom不可・ライブ配信希望】と記載下さい。
(Zoomまたはライブ配信いずれか一方のみでのご受講となります)
→事前にこちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
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