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導電性カーボンブラックの使用テクニック
全国55,0002024-05-16 -
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導電性フィラーの導電機構から
選定・配合・分散技術までを分かり易く解説!
導電性発現の最もキモであるパーコレーション理論についてはより詳しく取り扱います。
セミナー趣旨
導電性フィラーとポリマーからなる導電性コンポジットの開発に当たって、最も重要となるフィラーのポリマー中での分散性と導電性の関連についてパーコレーション理論をベースに解説します。講義の前半では、パーコレーション理論の基礎及び導電機構について紹介し、次いで、フィラーの局在化による低いパーコレーション閾値を得る手法とフィラーの分散性評価法について紹介します。
後半では、導電性フィラーの種類別に、具体例を挙げて分散性と導電性発現の関係を詳細に解説します。対象とするフィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェンおよび導電性ポリマーです。最後に導電性コンポジットの新しい応用例として注目されているstrain sensorの医療への適用の可能性について紹介します。
受講対象・レベル
下記知識をお持ちの方を対象としております。
- 高分子に関する基礎知識
- 導電性フィラーに関する基礎知識
習得できる知識
- パーコレーション現象
- 導電性フィラーの分散性と導電性発現の機構
- 導電性フィラーの種類が導電性コンポジットの導電性に及ぼす影響
- 導電性コンポジットのstrain sensorとしての医療への応用
※理解度を確認するための簡単な演習問題を用意する予定です。
セミナープログラム
- パーコレーション現象と導電性コンポジット
- パーコレーション現象について
- ポリマーの種類と特性
- 導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
- 統計的パーコレーションモデル
- General Effective Media (GEM) モデル
- 熱力学的パーコレーションモデル
- 動的パーコレーションモデル
- Interparticle Distance (IPD) Model
- ハイブリッドフィラーの閾値予測
- フィラー粒子間の導電機構
- 直接接触モデル
- 被膜介在モデル(トンネル伝導モデル)
- 導電性フィラーの表面改質法と分散性
- シランカップリング剤よる改質
- ポリマーグラフトによる改質
- ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
- ダブルパーコレーションとYoungの式
- 2成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
- 3成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
- 自己組織化導電ネットワーク形成系
- PMMA/HDPE/VGCF系コンポジット
- 有機モンモリロナイト添加Nylon/CB系コンポジット
- 高アスペクト導電性フィラーのSlim-Fast機構
- 導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
- 画像統計解析
- 森下指数法
- カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
- カーボンブラック
- グラファイト
- 炭素繊維
- 気相法炭素繊維
- カーボンナノチューブ
- グラフェン
- 金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
- 導電性ポリマーの導電性コンポジットへの応用
- 導電性ポリマーの種類と特徴
- 導電性コンポジットへの応用
- 導電性コンポジットのstrain sensorとしての医療への応用
- まとめ
□ 質疑応答 □
セミナー講師
小林技術士事務所 所長 小林 征男 氏
技術士(総合技術監理部門、化学部門)
【専門】導電性高分子/導電性ポリマーコンポジット
セミナー受講料
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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
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※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
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配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
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