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消泡装置の分類とそれぞれの特徴、独自に装置を開発する場合の注意点や、反応槽の設計と操作のポイントについても解説!
講師
新潟工科大学 環境科学科
教授 博士(工学) 竹園 恵 氏
【ご専門】化学工学
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
1.泡沫の破壊手法
2.各種消泡装置の特徴
3.消泡装置利用のポイント
4.消泡装置付き反応槽の操作特性
5.培養槽への消泡装置の適用方法
趣旨
消泡装置は、液表面上に生成してしまった泡沫を物理的な力で破壊する装置です。取り扱う系で消泡剤を使用できない場合や、極力使用する量を減らしたいという場合に利用されています。市販されている消泡装置はあまり多くありませんが、技術論文や特許等では数多くの消泡装置が報告されています。
本セミナーでは、泡沫を破壊するために利用される物理的因子で消泡装置を分類し、それぞれの特徴について解説します。また、独自に消泡装置を開発する場合の注意点や、消泡装置を取り付けた反応槽の設計と操作のポイントについても解説します。
プログラム
1.泡沫の性質
2.機械的消泡の特徴
2-1. 機械的消泡のメリット
2-2. 消泡のメカニズム
3.破泡手法
3-1.温度変化
3-2.圧力変化
3-3.遠心力
3-4.インペラー衝撃
3-5.液体ジェット照射
3-6.空気ジェット照射
3-7.超音波
4.機械的消泡装置の種類
4-1.回転部を持つ消泡装置
4-2.ノズル型消泡装置
4-3.スプレー型消泡装置
4-4.回転円板型消泡装置
4-5.剪断型消泡装置
4-6.その他の消泡装置
5.機械的消泡装置を使用する際のポイント
5-1.機械的消泡装置の特性
5-2.機械的消泡操作の指針
6.機械的泡コントロール下における反応槽の操作特性
6-1.気泡塔の場合
6-2.通気攪拌槽の場合
7.微生物培養槽への機械的消泡装置の適用例
キーワード 消泡、脱泡、泡沫、破泡、機械、装置、セミナー
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