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触覚応用技術が今後どんな分野で活用の可能性があるのか?
現時点での課題と必要な技術開発について解説!
セミナー趣旨
近年、触覚フィードバック、すなわち触覚への人工的な刺激を活用する技術の実用化が進展しています。
本セミナーでは、触覚の特性についての基礎的な理解からはじめ、それらが今後どのような分野に活用される可能性があるのか、また、現時点での課題がどこにあり、今後どのような技術開発が必要とされるのか、について解説します。
受講対象・レベル
- 触覚を応用した技術に今後どのような発展可能性があるのか興味のある方
- 触覚の応用に際し、共通して必要ななる基礎的な知見を整理して理解したい方
- 触覚の効果的な活用方法を知りたい方
- 今後必要となる技術開発について整理して理解したい方
必要な予備知識
- この分野に興味のある方なら、特に必要は無い
習得できる知識
- 触覚についての研究・開発の現状
- 触覚活用の考え方と可能性の理解
- 人間の触覚についての基礎知識
セミナープログラム
- 触覚応用技術の現状
- 触覚応用技術の歴史と分類
- 触覚のセンサとディスプレイ
- 遠隔操作のための触覚フィードバック
- 触覚フィードバックの近年のニーズ
- 必要とされるリアリティの段階
- 力の完全再現が必要なアプリケーション
- 振動でも役に立つアプリケーション
- 応用の前提となるコンセンサス
- 結局のところ触覚は何の役に立つのか?
- 近未来のアプリケーション
- 触覚応用技術の歴史と分類
- 行為の中の触覚
- 触覚が知覚している情報とその役割
- 触覚の特性
- 触覚はだまされやすい
- 皮膚感覚と深部感覚が矛盾するときどう感じるか
- 仮現運動、ファントムセンセーション
- マルチモーダル錯覚
- 触覚における錯覚の分類
- 触覚の特性を利用した効果的な触覚刺激法
- 皮膚の構造と触覚
- 皮膚の物理的構造
- 受容器の種類と特性
- 身体部位による違い
- 神経の接続と分布
- 皮膚が捉えている情報
- 皮膚はこんなことまで知覚している
- 硬さの知覚
- テクスチャの知覚
- 温覚・冷覚の重要性
- 触覚と聴覚の比較
- 皮膚の空間分解能の考え方
- 選択刺激法
- 皮膚の物理的構造
- ウェアラブルの触覚フィードバック
- ウェアラブルデバイスの種類
- ウェアラブルデバイスが提示できる情報
- 物理法則に反する事象の提示
- 空中ハプティクス
- 非接触での触覚刺激
- 空中ハブティクスと従来の触覚インタフェースの違い
- 超音波放射圧による触覚の提示
- 空中触覚刺激で進む触覚の解明
- 音響流の発生と対策
- インタラクションシステム
- 視覚情報との同時提示
- 空中触覚タッチパネル、視触覚クローン
- 同時提示のための要件
- 3次元触覚像の生成と制御
- 3次元触覚レンダリング
- 触感の再現
- 身体運動の誘導
- 触覚パーシュート
- アプリケーション
- 視覚情報との同時提示
- ハプティクスデバイスの課題
- 触覚活用のために欠けている知見
- 触覚のセンシングの現状と課題
- ハードウェア、材料の課題
- 将来の発展の展望
セミナー講師
篠田 裕之 氏
東京大学 大学院新領域創成科学研究科
複雑理工学専攻 教授 博士(工学)
■講師ご略歴:
1988年 東京大学 工学部物理工学科卒
1990年 同大学院計数工学修士
1990年 同大学助手
1995年 博士(工学)
1995年 東京農工大学 講師
1997年 同助教授
1999年 UCバークレー客員研究員
2000年 東京大学 助教授
2007年 同准教授
2012年 同教授
■ご専門および得意な分野・研究:
ハブティクス、VR、計測工学、物理情報学
■本テーマ関連学協会でのご活動:
IEEE World Haptics Conference 2019 General chair
セミナー受講料
お1人様受講の場合 47,300円[税込]/1名
1口でお申込の場合 61,600円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
47,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
感性工学 UI/UX/ヒューマンインターフェイス VR(仮想現実)/AR(拡張現実)
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