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触覚の基礎的知見から応用まで半日速習!
バーチャルリアリティやロボット操作などの応用事例もご紹介します。
講師
東北大学 大学院 情報科学研究科
准教授 博士(工学) 昆陽 雅司 先生
【略歴】
1999年3月 神戸大学工学部情報知能工学科卒業
2001年3月 神戸大学大学院自然科学研究科情報知能工学専攻博士課程前期課程修了
2002年4月 日本学術振興会特別研究員-DC2(~2004年3月)
2004年3月 神戸大学大学院自然科学研究科システム機能科学専攻博士課程後期課程修了
2004年3月 博士(工学)取得(神戸大学)
2004年4月 慶應義塾大学大学院理工学研究科 助手
(有期・COE「知能化から生命化へのシステムデザイン」)
2005年4月 東北大学大学院情報科学研究科 助手
2007年4月 東北大学大学院情報科学研究科 助教
2009年8月 東北大学大学院情報科学研究科 准教授,現在に至る
【専門】
ハプティクス、触覚ディスプレイ、触覚センサ、アクチュエータ、レスキューロボット
【本テーマ関連学協会での活動】
日本ロボット学会、日本機械学会、日本バーチャルリアリティ学会
計測自動制御学会、IEEE
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■はじめに
現在,触覚デバイスは,スマートフォンの操作だけに限らず,バーチャルリアリティの普及に伴い,体感型のコンテンツに欠かせない技術として注目されています.また,触覚フィードバックは,操作性や直感性を高める技術として,車載操作インタフェースや,ロボットの遠隔操作での利用が期待されています.
本セミナーでは,タッチパネルだけに限らず,リモコンやスマートウォッチなどのウェアラブルインタフェースなど,多種のインタフェースに共通して利用できる振動を用いた触覚フィードバック技術の設計に関する基礎知識と,最新のバーチャルリアリティ・ロボット分野への応用技術について紹介します.
■受講対象
・情報機器,電子機器等の入力インタフェースの設計・開発に関わる方
・ゲーム,エンタテイメント分野で,五感を活かした新しい感覚メディアに興味のある方
・ロボットの遠隔操作や接触情報の検出に興味のある方
・大学や企業等の研究機関で,触覚のメカニズムやインタフェースに興味をお持ちの方、等
■本セミナーに参加して修得できること
・触覚の基礎的知見から応用まで、体系的な情報と総合的な理解、将来への展望
・ヒトの触覚の仕組みと役割の基礎
・振動情報を中心とした接触情報の取得方法と臨場感のある触覚提示法
・バーチャルリアリティやロボット操作などの応用事例
セミナー内容
1. 背景:触覚関連のニーズと動向
1)社会的ニーズ
2)研究開発分野の動向
2. ヒトの触覚特性と触覚ディスプレイの基礎
1)触覚の定義
2)ヒトの触覚情報処理
3)触覚の役割とアプリケーション
3. 触覚ディスプレイの基礎と事例
1)触覚ディスプレイの構成法
2)触覚ディスプレイ研究の最近の動向
3)振動デバイスの分類とその特徴
4)触覚因子の分類と触覚ディスプレイ法
4. 振動刺激を用いた触覚ディスプレイ
1)振動でテクスチャ感を表現する方法
2)振動で疑似的な力を表現する方法
3)事例紹介 携帯情報端末のための疑似力覚インタフェース
5. VRのため体感インタフェース
1)空間操作型インタフェースの特徴と課題
2)事例紹介 ジェスチャ入力をサポートする触覚提示
3)事例紹介 身体の振動伝播を考慮した体感システム
4)事例紹介 下肢を伝播する振動の検出と運動推定
6. ロボットの遠隔操作のための触覚支援技術
1)ロボットの遠隔操作のニーズと課題
2)事例紹介 建設ロボットの接触情報の検出と提示
3)事例紹介 レスキューロボットの接触情報の検出と提示
7. 今後の触覚ディスプレイ技術の展望
1)期待される応用分野
2)触覚を活かすコツ
<質疑応答>
※講義内容は予定であり、変更されることがございます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【江戸川区】タワーホール船堀
【地下鉄】船堀駅
主催者
キーワード
機械技術 UI/UX/ヒューマンインターフェース
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開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
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【地下鉄】船堀駅
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