自動車2020~2050『どうなる?どうする?』【全編】
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カーボンニュートラルに向けた最新動向から「CASE」「MaaS」の進展、コロナ禍やウクライナ侵攻の影響まで、新情報満載のアップデート版セミナーです。
自動車の研究・開発と技術戦略に長年携わってきた講師が、
豊富な視覚資料で解説する自動車の「今」と「これから」
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- 【全編一括のお申込み】
- 第1部 自動車産業の現状
- 第2部 人類が直面する重要課題
- 前編:地球環境問題(地球温暖化・大気汚染)とSDGs・ESG
- 中編:エネルギーの生産と供給(化石燃料から再生可能エネルギーへ)
- 後編:金属資源の需給、人口集中と高齢化に対応するモビリティ変革・スマートシティ
- 第3部 自動車・モビリティの近未来
セミナー趣旨
現在、自動車に関して『CASE』『MaaS』に代表される変革が始まり、ビジネスモデルが大きく変わろうとしており、自動車業界では、従来の業界の枠を超えた新たな技術への取り組みが進んでいます。
その最中にCOVID-19のパンデミクスにより世界中で社会、経済への影響が出て、モビリティにも大きな変化が起こりました。
本セミナーの第1部ではそのような世界の状況変化の中で、現在の自動車業界の状況と現在自動車OEM(完成車メーカー)がどのように取り組んでいるのか、概要を紹介します。
第2部では、近年、自動車を含むモビリティ産業が、従来から取り組んでいる世界各地域/各国毎のエネルギーを含む規制対応や市場状況の多様性への対応のみならず、以下のような新たな社会的要請に対応しなくてはならない状況をお話します。
・気候変動対応のための温室効果ガス排出削減、
・都市の環境改善に向けた大気質の改善
・SDGsの17の大目標への対応、
・世界の投資家のESG投資への関心が高まり、
更に、エネルギー産業でも長期的には、カーボンニュートラルを目指したエネルギー転換を検討しており、モビリティのビジネス と エネルギーのビジネスで今後30年の間に大きな変化が起こると予想されています。
第3部では上記課題に対して自動車産業が今後取り組んで行こうとしている技術の方向性やビジネスの変革の対応に関してお話をします。
今回のセミナーを通じて、これらの状況を俯瞰的に捉えていただき、皆さんの自動車関連の業務が世界のエネルギーシステムやモビリティシステムとどのように関係しているのかを理解していただくことが出来ると幸いに存じます。
受講対象・レベル
- 自動車産業に従事する若手技術者
- モビリティ関連産業に従事する中堅技術者で長期戦略検討のための参考情報を得たい方
セミナープログラム
第1部 自動車産業の現状
- モビリティ発達の歴史、社会における自動車の役割
- モビリティ発達の歴史
- 現在のモビリティ(各国の国内移動手段と規模)
- モビリティの移動距離による役割分担
- 世界と日本の自動車産業の現状
- 世界の自動車市場
- COVID-19の自動車への影響
- COVID-19によるモビリティへの影響
- 日本における製造業と自動車産業
- 日本の製造業における自動車産業の貢献
- 日本経済への自動車産業の貢献度
- 日本の自動車保有状況
- 日本の物流へのトラック輸送の貢献度
- eコマース 小口物流の増加による物流への影響
- 自動車の開発プロセス と 自動車のサプライチェーン
- 自動車の開発プロセス
- 世界各地域向けLDVパワートレイン生産予想の推移
- クルマの企画
- クルマ開発プロセスの改革
- 3Dを駆使した開発フローの進化
- 開発のVプロセス
- 各種テスト設備
- 全天候全方位衝突試験設備
- コンパチビリティ 歩行者ダミー
- ムービングベルト風洞
- プルービンググラウンド
- 鷹栖プルービングセンター
- さくら新プルービンググラウンド
- 現地(極地)適合性テスト
- 自動車のサプライチェーン
- 自動車ビジネスのサプライチェーン
- 自動車の開発プロセス
第2部 人類が直面する重要課題
前編:地球環境問題(地球温暖化・大気汚染)とSDGs・ESG
- 社会の動向
- 国連持続可能な開発目標(SDGs)
- 日本のSDGsの達成度評価
- 新技術開発、エネルギーに関するESG投資動向
- 企業の気候変動関連財務情報開示義務化の動向
- 地球温暖化抑制
- 2019年世界の異常気象
- 世界の異常気象推移と平均気温及び海洋蓄熱量の変化
- 気候変動リスクとCO2の関係と日本の削減目標
- 世界の温室効果ガス削減計画の現状
- 2100年1.5℃上昇シナリオ
- 地球全体の温室効果ガス排出状況
- 各GHGの長期温暖化影響
- エネルギーシステム以外からのGHG排出予測
- 地球規模の炭素循環
- Negative Emission Technologies (NETs)
- 陸上CO2除去技術の比較
- 海洋利用のNET
- 現在のDACベンチャー技術
- Climeworks (Swiss) のDACシステム
- Carbon Engineering (Canada) のDACシステム
- 気候変動防止の動向に影響力を持つ2人の女性
- 欧州グリーンディール
- クルマに関するCO2 (WtW, LCA) のイメージ
- 地球温暖化抑制まとめ
- 大気質改善
- 大気質の問題
- 欧州RDEの背景
- 排出ガス認定値と実装時のエミッションの乖離
- RDE (Real world Driving Emission)
- 今後の各国LDV排出ガス規制導入予定
- 未規制物質の課題
- アジア諸国自動車排ガス規制
- 世界の自動車用ディーゼル燃料のサルファ含有率分布
- 世界のガソリンの低硫黄化進捗状況
- エネルギー起源の大気汚染問題
- アジアの大気質の課題
- 新興国の大気質の問題
- EVの上流EM(発電所のE/M)
- 内燃機関のZeroエミッション化への取り組み
- 大気質の改善まとめ
中編:エネルギーの生産と供給(化石燃料から再生可能エネルギーへ)
- エネルギーの状況と課題
- 世界のエネルギー動向
- 世界の人口と1次エネルギー供給量
- 世界各地域のエネルギー需要予測(2016→2040 Mtoe)
- 各エネルギー機関の2040年までのエネルギー消費増加予測の比較
- 各国・各地域の状況
- 日本のエネルギーの状況
- 日本の化石燃料輸入先
- 日本のエネルギーフロー
- 各エネルギー資源毎の状況
- 資源の可採年数
- 埋蔵量・資源量
- 石油
- 著名なレポートの石油の関しての予測
- 油田の生産計画と増産方法及び石油のコスト
- 今後20年間の産業セクター毎の石油需要の変化予想
- 天然ガス
- シェールガス(タイトオイル)
- 米国のシェール生産地とIEA WEO2019のシェールガス・タイトオイル生産予測
- 米国のシェールガス革命
- 石炭
- 日本のエネルギー貿易の課題
- 電力(電力Mix、再生可能、送配電)
- 世界の発電CO2原単位分布と主要国のCO2排出量
- 世界の発電CO2発生状況ライブ
- 地球のエネルギーポテンシャル
- 電力MIXの変化予想
- 再生可能エネルギー
- 太陽光発電
- 風力発電
- その他再生可能発電(地熱)
- 日米欧送電システムの特徴
- 日本の系統連系の特徴と課題
- 日本の送配電システム
- 各エネルギー資源のまとめ
- 世界のエネルギー動向
後編:金属資源の需給、人口集中と高齢化に対応するモビリティ変革・スマートシティ
- 金属資源の課題
- 金属資源の制約
- EVの普及に関係したレアメタルの状況
- コバルトの資源埋蔵量と生産量の分布
- コバルトの状況と対応
- レアアースの状況
- 金属資源まとめ
- 人口増加・高齢化 と 都市の課題
- 世界の人口変化予測と都市への集中
- 急激に進む日本の高齢化
- 世界の高齢化の状況
- 日本の高齢者運転・事故状況
- 日本のトラックドライバーの就業状況
- 世界の都市と交通エネルギー消費の関係
- 欧米の都市将来ビジョン
- アジアのスマートシティへの期待
- スマートシティとスマートグリッドの関係
- 欧州のスマートシティ関連共同研究の例
- 国内外におけるスマートシティに対する取り組み
- 人口・高齢化と都市の課題まとめ
第3部 自動車・モビリティの近未来
- 自動車の温室効果ガス削減
- CO2 80%削減 のための自動車技術の方向性
- 2030年 ターゲット
- パワートレイン CO2低減の攻め所
- 燃焼技術の取り組み例
- 電気自動車と電力システムの現状
- EVに関しての近未来技術
- 発電方法別 Well-to-Wheel で見たEV走行時のCO2排出量
- Well-to-Wheel での各国EVのCO2排出量評価
- EVの充電電力のGHG低減
- モビリティが使うエネルギーの温室効果ガス削減
- 自動車のエネルギー
- 航空機のエネルギー
- 船舶のエネルギー
- 自動車及び自動車用エネルギーのGHG削減まとめ
- CASE, MaaS, V2X, DX
- CASE
- 自動車産業の構造変革(CASE)
- 自動運転の5レベル定義
- 自働運転 最近の状況
- 自動運転が自動車のビジネスモデルを変える?
- MaaS
- 新しい交通の形態 MaaS
- 人流と物流のMaaS化
- 公共交通側から見たヒトのMaaS
- 物流側から見たモノのMaaS
- MaaSがビジネスモデルを変える?
- V2X
- EV/PHEV の V2X
- 世界で進行中のV2G実証プロジェクト
- VPP(ヴァーチャルパワープラント)
- エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス(ERAB)
- ディマンドレスポンス(DR)
- DX
- Society 5.0
- DX(デジタルトランスフォーメーション)に関しての多面的国家戦略が弱い日本
- 日本のDXに対する評価
- 通信のエネルギー消費
- CASE, MaaS, V2X, DXまとめ
- CASE
- 今後の自動車産業を担う技術者への期待
セミナー講師
前田 義男 氏
早稲田大学 次世代自動車研究機構 招聘研究員
専門分野:内燃機関、エネルギー
略歴:
北海道大学 工学部 機械工学科卒
日産ディーゼル工業 機関設計部
本田技術研究所 主任研究員(エンジン研究・開発、研究戦略企画)
Honda R&D Americas Ohio R&D Center Chief Engineer(エンジン研究統括)
本田技術研究所 先行開発部門 マネージャー
北海道大学、東北大学、岡山大学、日本大学生産工学部:非常勤講師
所属学会:自動車技術会、SAE(米国自動車学会)、エネルギー資源学会
業績:自動車技術会フェロー、同 フェローエンジニア(熱機関・研究開発)
セミナー受講料
27,500円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より4週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
資料「appendix」の内容は「自動車2020~2050『どうなる?どうする?』」シリーズで共通となっております。 - このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。
質問方法は申込み完了後にお知らせします。