研究開発テーマの進捗管理と遅れ対策【Live配信セミナー】

Withコロナ時代、リモート化の
R&D進捗マネジメントのポイントとは!

遅れた研究開発をどうするか!計画の見直し、テコ入れ…遅れ対策の最前線!

セミナープログラム

<10:00〜11:30>

【第1部】 New Normal時代のR&Dマネジメント

(株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部 チーフ・コンサルタント 丹羽 哲夫氏

【講演趣旨】
コロナ禍が長期化し、年度初めの応急的な対応ではなく、持続可能なマネジメントスタイルの確立が求められるようになってきました。これまでもテレワークの推奨などが各社で推進されました。しかし、「“リアル”での仕事のやり方になれているので生産性が下がった」「技術資料やデータがオフィスに紙で保管されている」「リモートだと様子が分からない」などの理由から出社スタイルに戻った企業も多いようです。本講演では研究開発部門でリモートを推進していくための課題をステップに沿って紹介します。また、リモート化によって見えてきた“リモートでどうやって進捗管理をすればいいのか”という悩みについて解決のポイントを紹介します。

【講演項目】

  1. New Normal時代への適応課題
    1. 各社の研究開発部門でのコロナ対応
    2. 良い点は継続し、不具合は解消することが必要
    3. New Normal時代に合わせた働き方へのSTEPと課題
  2. New Normalによる問題解決スタイルの変化
    1. 問題解決スタイルの変化
    2. ナレッジマネジメントの強化が重要
    3. ベースとなる考え方は見える化
    4. リアルとWebの強みを活かす
    5. リアルにこだわることは悪ではない
  3. テーマ進捗マネジメントのポイント
    1. 進捗管理の原則は変わらない
    2. フロント・ローディング
      1. 事前に課題解決率を高める
      2. 前倒しで知恵を投入する
      3. ファシリテーターを置く
    3. フィード・フォワード
      1. 先の見通しを共有する
      2. リスクを議論する
    4. 源流化
      1. 目標を共有する
      2. ネガティブリストで指示をだす
      3. 主体性を削らないようにするための観点
    5. 事前化
      1. 会議準備のあり方の変化
      2. 前録のすすめ
      3. 着手管理でフォローを行う

【質疑応答】


<12:15〜13:45>

【第2部】遅れが生じた研究開発テーマの評価・進捗管理とその課題

日鉄ケミカル&マテリアル(株) ゼネラルマネジャー 宮永 俊明氏
(大阪大学基礎工学部招へい教授)

【講演趣旨】
「遅れ」にはさまざまな形態がある。それによって「資源の再配分」の考え方は変わってくる。本講演では、最初に研究開発テーマの計画策定におけるテーマの性格について述べる。その上で、テーマの進捗評価について述べる。「遅れ」とはあくまでもある目標値に対する相対的な位置づけである。何らかの原因によって当初の計画どおりに物事が進まずに遅滞していく「絶対的な遅れ」と、自分たちは当初計画どおりに物事を進めていたにも関わらず、他者の計画が進んだために自分達の立ち位置が後ろにずれてしまったような「相対的な遅れ」とでは対応の方法が異なってくる。本講演ではこのようなケースを複数の象限に分けて説明する。

【講演項目】

  1. 研究開発テーマの計画策定について
    求められる研究担当者の能力と求められる成果
  2. 進捗評価
    1. 計画の期限と競争相手の存在
    2. 計画の見直し(他社進捗と自社進捗の評価)
  3. 管理上の課題

【質疑応答】


<14:00〜15:30>

【第3部】研究開発テーマの遅れ対策 〜研究開発の効率化、生産性の向上〜

(株)IBLC 顧問 稲葉 正志 氏
(元・ハリマ化成(株) 常務取締役研究開発統括)

【講演趣旨】
研究開発の遅れ対策はすなわち広義にはRDの生産性向上ということであり、それはRDマネジメントの古今東西変わらぬ重要課題である。その取り組み方は業種やテーマの性格で異なるところだが、今回は演者が関わった化学系素材メーカーでの研究開発マネジメントの経験から、RD現場でよく見られる開発遅れの原因とその具体的防止対策の例を紹介する。また中長期の新規テーマに関しては遅れの原因がそもそも筋の良くないテーマに取り組んでいることに起因していることが多い。そこで研究開発の生産性を上げる新規テーマの発掘の仕方とテーマの推進マネジメントを紹介する。

【講演項目】

  1. 研究開発の生産性
  2. 研究開発テーマの分類
  3. 新規テーマの難しさとその生産性を上げるための課題
  4. 筋の良いテーマ
  5. 新規テーマの探し方
  6. 成功確率を上げる新規テーマ開発マネジメント
  7. 短中期テーマの生産性向上
  8. RD現場力
  9. 研究開発のPDCAと人材育成
  10. 開発遅れの原因と具体的対策

【質疑応答】


<15:45〜17:15>

【第4部】R&Dテーマの進捗度評価、進捗管理の仕方

三洋化成工業(株) バイオ・メディカル事業本部 企画部 部長・研究統括 斎藤 太香雄氏

【講演趣旨】
三洋化成の研究開発マネージメントは独特です。ニーシーズ思考を起点とする研究開発スタイルはいつでもどこからでも研究テーマが生まれてきます。このスタイルは長年変わっていませんが、これらの研究テーマの進捗管理の方法はステージゲート方式をとっており、 導入以来、進化し続けています。また、三洋化成の研究運営システムでは、テーマの進捗管理だけでなく、研究者のモチベーションアップの仕掛け、ボトムアップ提案に繋がる仕掛け等の施策も進化させてきました。今回の講演では、当社の研究開発マネージメントの特長、変遷、進化、そして、コロナ禍でより一層不確実性が高まる中、独自の研究開発マネージメントどう活かしていくのかについてお話させて頂きます。

【講演項目】

  1. 研究開発の基本思想
    1. 人中心の経営
    2. 基本思想 -ニーシーズ思考ー
    3. ニーズの翻訳
  2. 研究開発体制
    1. ユニット体制
    2. ローテーションシステム
  3. 研究テーマの設定と進捗管理
    1. 研究テーマの設定
    2. ステージゲート方式
    3. ステージゲート方式の進化
  4. 独自のチャレンジを促す研究開発の仕組み
    1. モチベーションアップの仕組み
    2. ボトムアップ提案の仕組み
    3. チャレンジシステムの進化
  5. コロナ禍での当社の研究開発マネージメントの活かし方

【質疑応答】

セミナー講師

  1. (株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部 チーフ・コンサルタント 丹羽 哲夫氏
  2. 日鉄ケミカル&マテリアル(株) ゼネラルマネジャー 宮永 俊明氏
    (大阪大学基礎工学部招へい教授)
  3. (株)IBLC 顧問 稲葉 正志氏
    (元・ハリマ化成(株) 常務取締役研究開発統括)
  4. 三洋化成工業(株) バイオ・メディカル事業本部 企画部 部長・研究統括 斎藤 太香雄氏

セミナー受講料

1名につき66,000円(税込、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

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開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

プロジェクトマネジメント一般   技術マネジメント総合   人的資源マネジメント総合

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