【世界の再生可能エネルギーと電力システム】
何のために電力市場が必要なのか、電力市場とは何か?
電力を市場取引することの特殊性は何か?
という基礎理論から解説!

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(開催日の3日以降)

セミナー趣旨

日本でも2016年に小売全面自由化がなされ、電力自由化が一応達成された。しかし、この自由化は欧州や北米に遅れること20年経ってようやく達成されたものであり、電力市場の設計と健全な運用は未だ道半ばである。
本講演では、そもそも論として何のために電力市場が必要なのか、電力市場とは何か?他の財やサービスと異なり、電力を市場取引することの特殊性は何か?という基礎理論からわかりやすく解説する。

セミナープログラム

  1. 電力市場そもそも論
    1. なぜ「市場」が必要なのか?
    2. なぜ「電力市場」が必要なのか?
    3. さまざまな電力市場
  2. 電力市場の特徴
    1. 30分同時同量 vs 計画値同時同量
    2. 使用権契約 vs 確定数量契約
    3. 給電指令 vs ディスパッチ
    4. 中央給電指令所 vs 需給調整責任会社(BRP)
    5. 需給調整市場 vs 時間前市場(当日市場)
  3. 電力市場の国際比較
    1. 分散型市場と強制プール制
    2. 需給調整市場とリアルタイム市場
    3. ゾーン制とノード制(郵便切手方式と地点別限界料金)
  4. 質疑応答

※参考文献
安田陽:「世界の再生可能エネルギーと電力システム 〜電力市場編」インプレスR&D(2020)https://nextpublishing.jp/book/12045.html

セミナー講師

京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授
安田 陽(やすだ よう) 氏

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(現システム理工学部)助手。専任講師、助教授、准教授を経て2016年9月より京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授。 現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。技術的問題だけでなく経済や政策を含めた学際的なアプローチによる問題解決を目指している。現在、日本風力エネルギー学会理事。IEA Wind Task25(国際エネルギー機関・風力技術協力プログラム・第25部会(系統連系))、IEC/TC88/MT24(国際電気標準会議・風力タービン・第24部会(風車耐雷))などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、「世界の再生可能エネルギーと電力システム:風力発電編」(インプレスR&D)、「再生可能エネルギーのメンテナンスとリスクマネジメント」、「理工系のための超頑張らないプレゼン入門」(オーム社)など。翻訳書(共訳)として「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

セミナー受講料

1名につき 33,660円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

■ライブ配信
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用IDとPASSを前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信
<1>開催日より3日以降に配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画の公開期間は公開日より2週間となります。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


14:00

受講料

33,660円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

電気・電子技術一般   環境負荷抑制技術   省エネルギー

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電気・電子技術一般   環境負荷抑制技術   省エネルギー

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