以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
★高分子延伸の基礎知識をわかりやすく解説し、延伸技術の最適化のための計測技術まで詳しく、且つわかりやすく解説します!
講師
群馬大学 大学院 理工学部分子科学部門
教授 上原 宏樹 先生
【講師紹介】
■ご略歴
1992年3月 東京理科大学理学部第一部化学科卒業
1994年3月 東京理科大学大学院理学研究科修士課程化学専攻修了
1995年4月 米国マサチューセッツ大学高分子工学科研究員
1997年3月 東京理科大学大学院理学研究科博士課程化学専攻修了
1997年4月 群馬大学工学部材料工学科・助手
2007年5月 群馬大学大学院工学研究科応用化学・生物化学専攻・准教授
2016年4月 群馬大学大学院理工学府分子科学部門・教授
■専門および得意な分野・研究
高分子加工、高分子固体構造、高分子固体物性
■本テーマ関連学協会での活動
1999年5月 平成10年度・高分子研究奨励賞(高分子学会)受賞
2010年4月 第42回(平成21年度)市村学術賞・貢献賞受賞
2010年11月 第14回(平成22年度)横山科学技術賞受賞
2014年8月 2014年度クリタ水・環境科学研究優秀賞受賞
2017年6月 第42回(平成27年度)繊維学会賞受賞
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引
セミナーポイント
■はじめに
高分子は鎖状の分子形態を有するため、これを配向させることで、分子鎖レベルの物性をバルク状態に引き出すことができる。したがって、単純な骨格しか持たないポリエチレン等の汎用性高分子であっても、優れた性能を発揮させることが可能である。
本講座では、これを実現するための超延伸技術および延伸条件を最適化するためのインプロセス計測技術について解説する。
■ご講演中のキーワード
超延伸、配向、インプロセス計測、溶融延伸、一軸延伸、二軸延伸、繊維、膜
■受講対象者
・高分子延伸の基礎を理解したい方
・高分子の延伸加工に携わっている方
・超延伸による高性能化に興味のある方
・延伸過程での高分子鎖の振る舞いを理解したい方
■必要な予備知識
・高校卒業レベルの化学の知識
■本セミナーで習得できること
・高分子延伸の基礎知識
・超延伸テクニック
・延伸条件の設定ノウハウ
・高分子の構造解析法
セミナー内容
1.高分子構造・物性の基礎
(1)高分子の結晶構造
(2)分子鎖パッキング
(3)結晶構造解析法
2.超延伸概説
(1)高分子鎖の束一的性質
(2)超延伸の基本原理
(3)超延伸の支配因子
(4)超延伸の産業応用例
3.重合パウダー延伸
(1)重合パウダー延伸の基本原理
(2)重合パウダー延伸の支配因子
(3)重合パウダーの微細構造解析
(4)重合過程における相構造形成
(5)重合パウダーからの連続フィルム成形
4.溶融延伸
(1)溶融延伸の基本原理
(2)溶融延伸挙動
(3)溶融延伸の支配因子
(4)溶融延伸による相構造発展
(5)溶融延伸による高性能化
5.インプロセス構造解析
(1)インプロセス解析の基本原理
(2)溶融延伸への適用
(3)分子量効果の解析
(4)分子量分布効果の解析
(5)延伸条件効果の解析
(6)超延伸物の構造解析
6.NMR計測による動的絡み合い解析
(1)NMR計測の基本原理
(2)溶融延伸過程における絡み合い解析
7.様々な高分子材料への適用例
(1)フッ素樹脂
(2)シリコーン樹脂
(3)その他の汎用高分子
8.二軸延伸膜への展開と機能化
(1)溶融二軸延伸による高性能化
(2)絡み合いを利用したナノ規則構造化
(3)溶媒を用いないナノポーラス化
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【北区】北とぴあ
【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前
主催者
キーワード
高分子・樹脂技術
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【北区】北とぴあ
【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前
主催者
キーワード
高分子・樹脂技術関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
情報の関係性を意識した話し方とは、学習効果を最大化する伝え方
【目次】 1. 学習効果を最大化する伝え方 とにかくつまらない。 話がダラダラ続く。 テキストに書いてあることを読み続ける... -
新製品の需要予測とは:データ分析講座(その325)需要をどう予測するのか
企業は、消費者に新しい価値を提案することで、市場シェアを拡大し、全体的な売上と利益の成長を享受したいと考えています。そのために、既存製... -
クリーン化について(その132)人財育成(その33)クリーン化の着眼点
前回のクリーン化について(その131)人財育成(その32)の続きです。今回は、クリーン化の着眼点について説明します。クリーン化について... -
普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その174)イノベーション創出
【目次】 【この連載の前回:普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その173)へのリンク】 前回まで自分が生物...