『マテリアルリサイクル』と『ケミカルリサイクル』廃プラリサイクル技術の適⽤事例と最新の開発動向【オンデマンド配信】

リサイクル材料の高付加価値化適用事例から、
廃プラの燃料化・化学品原料化まで、
最新のリサイクルビジネスを解説!

このセミナーは2020年6月に開催したセミナーの【オンデマンド配信】です。​
※お申込み日から14日間ご視聴いただけます。

2021年4月29日  23:59まで申込み受付中
【収録日:2020年6月30日】※映像時間:4時間14分

受講対象・レベル

  • リサイクル事業に関わる⽅、関⼼を持っている⽅
  • マテリアルリサイクル / ケミカルリサイクルに携わっている⽅
  • リサイクルビジネスに興味のある⽅、新規事業を検討している⽅

習得できる知識

  • 廃プラ輸出と樹脂リサイクル業界の概況
  • マテリアルリサイクルの要素技術と着⾊・強化などによる⾼付加価値化の適⽤事例
  • ケミカルリサイクルの要素技術と廃プラからの燃料油・化学品の製造⽅法
  • 欧⽶を中⼼とした廃プラのリサイクルビジネスの動向および展望

セミナープログラム

第1部「廃プラのマテリアルリサイクル技術の開発動向と、⾃動⾞/家電を中⼼とした製品への適⽤事例」

廃プラの海外輸出が困難となり、国内循環の強化が今ほど求められている時代はないが、残念ながら付加価値の⾼い分野への樹脂マテリアルリサイクル材の適⽤が、⼗分に進んでいるとは⾔い難い状況が続いている。 そのような業界概況と、樹脂マテリアルリサイクルに関する各要素技術と主にポリプロピレンの⾼付加価値分野への適⽤事例を紹介し、リサイクル事業に関⼼を持たれている⽅々、実際に事業を⾏われている⽅々に有⽤と思われる知識を提供したい。

  1. 廃プラ輸出と樹脂マテリアルリサイクル業界の概況
    1. 樹脂マテリアルリサイクル⽤原材料の発⽣源推移
    2. 樹脂マテリアルリサイクル⽤原材料の国内向け海外向け推移
    3. 中国の⽣産者責任延伸制度推進⽅案
    4. 樹脂マテリアル業界の概況
  2. 樹脂マテリアルリサイクル向け廃プラの数々
    1. ⼯程内廃材
      1. 重合、ペレット化時のダンゴ
      2. グレードチェンジ時の廃材
      3. フィルム、シート端材
      4. 射出成型時のスプルー、ランナー、成形不良品
    2. ポストコンシューマー材
      1. ペットボトルとキャップ
      2. 容器包装リサイクル法材
      3. 家電リサイクル法材
      4. ⾃動⾞リサイクル法材
      5. 発泡スチロールの減容化材
  3. 分別技術
    1. ⼿分解
      1. 廃家電処理での⼿分解
      2. ⾃動⾞解体での⼿分解
    2. 機械分別
      1. 廃家電の樹脂分別フロー
      2. 破砕 粉砕
      3. ⾵⼒選別
      4. 浮沈選別
      5. ジグ選別
      6. 摩擦選別
      7. 静電気選別
      8. 近⾚外線識別技術
      9. X線分析選別
  4. 添加剤
    1. 酸化防⽌剤
      1. フェノール系
      2. リン系
      3. チオエーテル系
    2. ⾦属不活性化剤
    3. 光安定剤
      1. HALS(ヒンダードアミン系光安定剤)
      2. 紫外線吸収剤(UVA)
    4. 流動性調整剤
  5. 着⾊剤
    1. 無機顔料
    2. 有機顔料
    3. 分散剤
    4. 展着剤
  6. 強化材
    1. 板状フィラー
    2. 針状フィラー
    3. ゴム成分
  7. 開発
    1. 物性調整と⻑期耐久性付与
    2. 再調整
  8. 粉砕材のコンパウンディング
    1. 粉砕材の均⼀化
    2. 添加剤、顔料の⼩分け
    3. ブレンディング
    4. ペレット化
      1. 原料フィード
      2. 混錬押出し機の種類と特徴
      3. スクリーンチェンジャーの種類と特徴
      4. カッティング機の種類と特徴
      5. アフターブレンド(製品の均⼀化)
      6. マグネット ⾦属除去
      7. 袋詰め
      8. 設備のフローチャートの例
    5. ⼯程管理・バッチ管理
    6. ⽣産管理
    7. 設備管理・摩耗管理
    8. 品質保証
      1. 測定室の温度湿度管理
      2. サンプルの調整
      3. MFR測定
      4. 引張試験
      5. 衝撃試験
      6. 蛍光X線分析
      7. ガスクロマトグラフ質量分析計
      8. 品質保証の考え⽅
  9. 技術フォロー
    1. 流動性
    2. 表⾯外観
    3. 割れ クラック
    4. 劣化
  10. 適⽤事例
    1. 家電
    2. ⾃動⾞
    3. グリーン購⼊法関連

第2部「廃プラのケミカルリサイクル技術の開発動向と、欧⽶を中⼼としたケミカルリサイクルビジネスの展望」

廃プラのリサイクルが世界的に動き出した。欧⽶ではマテリアルリサイクルできない廃プラは液化⼜はガス化して燃料⼜は化学品原料として利⽤されるケミカルリサイクルがビジネスとして動き始めた。ケミカルリサイクルの触媒を⽤いた実際と欧⽶での動きを解説する。

  1. 廃プラリサイクルの現状
  2. PETのケミカルリサイクル技術
    1. 廃PETの溶融重合
    2. 廃PETの解重合による再重合
    3. ポリスチレンのケミカルリサイクル
  3. 廃プラ利⽤⼯業化プラント
  4. 廃プラの熱分解
    1. 熱分解の⽅法
    2. 塩素の除去
    3. 熱分解試験⽅法
  5. 廃プラの液化
    1. 廃プラから燃料油の合成
    2. 廃プラからナフサ原料の製造
      1. 廃プラからポリマーの製造
      2. 廃プラからアスファルト改質材
      3. 欧⽶化学会社の動向
      4. ⽇本の動向
  6. 廃プラのガス化
    1. 廃プラガス化合成ガスから⽔素の製造
      1. 廃プラから⽔素の製造
      2. 廃プラガスの精製
      3. サワーシフト反応
      4. 廃プラガス化⽔素からアンモニアの合成
      5. 廃プラガスからメタンの合成
    2. 廃プラガス化合成ガスから燃料油の合成
      1. 廃プラからFT合成による燃料油の合成
      2. 廃プラTIGASプロセスによる燃料油の合成
    3. 廃プラガス化合成ガスから化学品の合成
      1. 廃プラからメタノールの合成
      2. 廃プラからエタノールの合成
      3. 廃プラガス化合成ガスから発酵法によるエタノール合成
  7. 廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望
    1. 都市ゴミ焼却との組み合わせ
    2. 廃プラケミカルリサイクルのビジネスの可能性
    3. CO2削減との組み合わせ

セミナー講師

第1部「廃プラのマテリアルリサイクル技術の開発動向と、⾃動⾞/家電を中⼼とした製品への適⽤事例」
RTC リサイクルテクノロジーコンサルティング コンサルタント ⾚穗 達史 ⽒

第2部「廃プラのケミカルリサイクル技術の開発動向と、欧⽶を中⼼としたケミカルリサイクルビジネスの展望」
アイシーラボ 代表 室井 髙城 ⽒

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  • このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)

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高分子・樹脂加工/成形   化学反応・プロセス   省資源

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