高機能有機-無機ハイブリッド材料の開発と応用【Live配信・WEBセミナー】

有機無機ハイブリット複合材料の設計、
合成・構造解析および応用展開を知る!

★有機‐無機ハイブリッド材料の開発(材料設計、調製法、構造解析、物性評価など)と応用(成形材料、コーティング材料、気体分離膜、熱伝導材料など)について基礎から用途開発まで分かりやすく解説!
★無機成分をナノレベルで分散させるためのシランカップリング剤の効果的な使用法、反応メカニズムや表面解析法についても詳細に説明をお願いいたします

セミナー趣旨

有機材料(ポリマー)にシリカなどの無機材料を分子(ナノ)レベルで複合化した高機能・高性能複合材料の開発が盛んに行われ、新しい材料として実用化されています。近年開発されている複合材料は有機、無機成分を分子レベルで複合化することによって特性の向上や新規な機能を付与するもので、従来の混合などによるマクロ的な複合材料とは全く異なった新しい複合材料です。 本セミナーでは、有機‐無機ハイブリッド材料の開発(材料設計、調製法、構造解析、物性評価など)と応用(成形材料、コーティング材料、気体分離膜、熱伝導材料など)について基礎から用途開発まで分かりやすく解説します。また、無機成分をナノレベルで分散させるためのシランカップリング剤の効果的な使用法、反応メカニズムや表面解析法についても詳細に解説します。

セミナープログラム

  1. 有機-無機ハイブリッドの材料設計
  2. 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
    1. 溶液混合法/溶融混練法
    2. 層間挿入法(層剥離法)
    3. ゾルーゲル法
    4. 微粒子分散法(In-situ重合法)
    5. 表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
  3. 界面・分散性の制御-シランカップリング剤の活用
    1. シランカップリング剤の概要
      1. シランカップリング剤とは
      2. シランカップリング剤の種類
      3. シランカップリング剤の機能
      4. シランカップリング剤の使用量と使用方法
    2. シランカップリング剤の反応と反応メカニズム
      1. シランカップリング剤の反応
      2. 加水分解機構
      3. 加水分解反応と縮合反応
      4. 反応性(反応速度)
      5. 加水分解反応と縮合反応に及ぼすpHの影響
      6. 無機材料への作用機構
      7. 有機材料への作用機構
    3. シランカップリング剤の効果的な使い方と処理効果
      1. シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
      2. シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?
  4. 表面キャラクタリゼーション
    1. シリカの種類と構造
    2. 反応状態、被覆率解析・評価方法
    3. 表面状態の解析・評価方法
    4. 構造分析(FT-IR、NMR)
    5. 熱分析(DSC,TG-DTA、TMA)
    6. 表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))
  5. 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
    1. 汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
    2. 耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
  6. 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
    1. 構造分析:FT-IR、29SiNMR、XPS、表面積・細孔測定
    2. 特性分析:熱分析(TG-TDA、DSC)、力学測定(引張試験)、DMA(動的粘弾性)、透明性(VIS-UV)、表面硬度
    3. 形態(モルホロジー)観察:SEM、TEM、AFM
  7. 有機-無機ハイブリッド材料の応用
    1. 樹脂、エラストマーの架橋
    2. 成型材料への応用
    3. 塗料・コーティング剤への応用
    4. 高機能材料への応用
  8. 参考図書

セミナー講師

FAM テクノリサーチ 代表 博士 (工学) 山田 保治 氏

セミナー受講料

【1名の場合 価格】44,000円(税込、資料費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術   化学反応・プロセス

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高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術   化学反応・プロセス

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