研究・開発の視点を拡げ、結果を生み出す商品企画の基礎とマーケティング理論 ＜実務を見据えた演習つきセミナー＞

【商品企画】とは？
「売れるシナリオ、計画書、戦略書の書き方」？
不可欠なマーケティング理論も！

講師

（有）イヴロード　代表取締役　 山口 雄一郎 先生

講師紹介
1983年、大手電気メーカーである沖電気工業株式会社(OKI)へ入社。通信・政府系の研究開発・大型プロジェクトの構想企画から設計開発・展開保守を担当。新規市場開発担当部長として医療・ヘルスケア、流通、エネルギー、地域活性化、クラウド、ビッグデータ等の研究開発・事業化に取り組む。30代でOKI初のベンチャーカンパニー(位置情報・デジタルサイネージ事業)代表に就任し経営に参画(主なシステム：雇用・労災トータルシステム、情報爆発・情報大航海プロジェクト等)。現在は中小企業の商品・事業開発・人材育成、企業コンサルティングに従事。メーカー時代に培った発想力を駆使し、アイデアを生むコンサルタントとして、商品企画やフロント商材の企画に強みがある。電子情報通信学会正会員(基礎・境界ソサエティ)。

受講料

1名46,440円(税込（消費税8％）、資料・昼食付)
＊1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
＊学校法人割引 ；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

セミナーに際して

■セミナーポイント
　「商品企画」という言葉に魅力を感じる方は多いことと思います。“商品“には、作る人・買う人・売る人・保守する人など様々な人が関わりますが、「商品企画」とは、それらを企画し世に出して育てることを言います。そもそも”商品“は、企業にとっては「事業を実現させるための道具」であり、消費者にとっては「何かしらの欲求を満たすための手段」です。では、貴方の会社で企画したい商品は、誰のどのような欲求を満たすものでしょうか。本講座では、技術・開発職に携わる方に押さえて欲しい、商品企画の基礎を徹底的にお伝えいたします。また、商品を企画する手法を理解すれば仕事の幅や視点は大いに拡がり、これまで見えていなかったものが見えるようになってきます。本講座では、これまで多くの商品企画に携わり、社会へ影響を与えてきた講師より、視野や発想を拡げるための様々なマーケティング理論について具体例を交えながらお伝えし、実際に演習を取り入れ落とし込むところまでを行っていきます。

■参加して得られる知識：
・商品を売り上げにつなげる基礎的な計算
・市場における商品の寿命設計
・「ひらめき」を生む考える力の特訓方法
・売れるシナリオ、計画書、戦略書の書き方
・商品を企画する際に必要なマーケティング理論
・市場機会の発見方法
・ターゲットに対する自社のポジショニングの理解

■参加対象者：
・新商品、新製品を企画、提案、開発する立場の方
・商品企画の基礎を学びたいあらゆる業種の方
・経営者、マネージャー

セミナー内容

１．商品企画とは
　・会社にとっての商品企画の位置づけ
　・「商品」とは
　・社内で商品企画に携わる人々

２．商品企画の際に配慮する事
　・商品を求めている人、使う人は誰か
　・商品の性格（フロント・ミドル・バックエンド）
　・フロント商材・バックエンド商材の特徴
　・商品が満たす、人間の欲求の分類
　・売上の原則、基礎的な計算
　・商品の寿命を設計する

３．商品企画に際して最も大事な「考える力」
　・マインドセット
　・頭を錆びさせない特訓
　・「ひらめき」が生まれる法則
　・思いつきを商品にする（クリティカルシンキング）
　・最低3つの視点を持って考える癖をつける
　・考える演習「沖縄に色えんぴつを売りに行く」
 
４．商品企画に必要なマーケティング
　・マーケティングとは何か？
　・シンプルな事業の王道
　・売れるシナリオを書いてみる(演習)
　・計画をたてる際に必要な項目(キャンバスを用いた演習)
　・計画書・戦略書をつくってみる(演習)
　・変化する開発手法

５．具体的なマーケティング手法（演習を中心に）
　・ガーデニングマーケティング・新4Pとは
　　モノからコトに変わったモノ余り時代の4Pとは(演習)
　　●市場機会の発見（演習）
　　　＊3C分析
　　　＊PEST分析
　　　＊製品寿命を設計する
　　●顧客セグメンテーション（演習）
　　　＊ターゲッティング（演習）
　　　＊戦う場所を決める
　　　＊ポジショニングマップを作る
　　　＊５F分析（演習）
　・補足

６．まとめ＆質疑応答