医薬品の外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策≪不良品の判定基準設定/検査手順書の作成/目視検査員教育・検査資格認定方法≫【Webセミナー】

医薬品の剤形特性や製造環境管理の面から
外観不良・異物混入の背景となる様々な事象を考察

◎目視検査員の教育訓練・認定リストと視検査実施手順書
 ~効率的な手順とは?~目視検査員の特性把握する

【ここがポイント】
 ・医薬品の外観検査に求められること
 ・固形製剤の外観検査のポイント
 ・注射剤の外観検査のポイント
 ・外観検査結果に基づく品質改善
 ・異物対策
 ・製造環境管理
 ・容器/包装材料に由来する異物の管理
 ・異物発生源となる箇所

このセミナーは【会場での受講】の他に、
【WEBセミナー(アーカイブ:撮影した動画)】でのご受講が可能です。

※WEBセミナーは、セミナー終了10日後に配信開始し、10日間、何度でも動画をご視聴いただけます。

【会場受講】 2021年3月29日(月)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2021年4月7日(水) ごろ配信予定(視聴期間:配信後10日間)

セミナー趣旨

 異物混入を原因とする医薬品の回収は、各社の様々な取り組みにも係わらずなくなることはない。本講演では、固形製剤、注射剤の外観検査の実態を把握し、製品品質の向上のために、医薬品の要求品質の明確化と目視検査の効率化の考え方、手順を解説する。また、外観不良・異物混入の背景となる様々な事象についても、剤形特性や製造環境管理の面から、外観目視検査員に対する教育訓練、認定制度についても解説する。

習得できる知識

  • GMP文書とは
  • GMP製造指図書の作成方法
  • GMP基準書・手順書の作成方法
  • GMP記録書の記載方法

セミナープログラム

  1. 医薬品の特性
    • 医薬品の社会的使命
      食品の世界での社会的問題
      食品中の異物の基準(各国比較)
    • 医薬品の製造に関わる全ての人が目指すべきこと
      理念・モラルの欠如
      約束を守るって、どういうこと?
  2.  医薬品に求められる品質
    • 外観不良は、どこで発見されるのか?
      品質情報の集計例
    • 医薬品の回収情報
      回収クラス分類
    • 異物の分類
    • 医薬品等の回収について
      回収に関する基本的な考え方
    • 異物が原因の回収事例
  3.  目視検査員の教育訓練
    • 認定制度
      認定リストと認定更新
    • 教育訓練
      理論教育
      実務教育
      目視検査員の特性把握
    • 目視検査実施手順書
      効率的な手順とは
  4.  GMP遵守による医薬品の品質確保
    • GMPとは
    • GMPソフトとハード
    • GMPの三原則
  5.  医薬品の外観検査に求められること
    • 製品の品質保証
    • 医薬品の多様性
    • 要求品質の明確化
    • 検査基準の設定
      目視検査で検出できる異物の大きさ
      USP<1790>注射剤の目視検査
    • 不良見本等に関するPMDAの指摘事項
  6.  外観検査の流れ
    • GMP事例集2013より
    • 検査に先立って考えておくべきこと
    • 外観検査が必要な項目
    • 5つの「見る」改善サイクル
    • 外観検査における留意事項
    • 休憩と目休め
  7.  固形製剤の外観検査
    • 内服固形製剤製造工程
    • 想定される不具合
      スティッキング、キャッピング
      錠剤不良分類
    • 外観目視検査機
    • 検査手順と検査条件
    • 製薬各社における外観検査実施状況
    • 一次包装の外観検査
  8.  注射剤の外観検査
    • 注射剤製造工程
    • 想定される不具合
      破瓶
      その他
    • 流通過程、医療機関で発生する不具合
    • 容器の完全性試験(密封試験)
    • 一次包装の外観検査
  9.  自動検査システム
    • 検査員の個人差と経験差
    • 自動検査機の特性
    • 固形製剤用自動検査機の例
      製薬各社における外観検査実施状況
    • 注射剤用自動検査機の例
  10.  検査の妥当性検証
    • JIS Z9015-1抜き取り検査方式
    • AQLの考え方
  11.  外観検査の条件に注目した論文等の紹介
    • 検査条件
      EP、USPとJPの比較(JP17による国際整合)
  12.  外観検査結果の解析に基づく改善
    • 異物のトレンド分析
    • 異物ライブラリー作成の考え方
      異物調査
      異物回収方法
      評価項目
      分析方法
    • 改善の手順
      外観不良の改善例(固形製剤)
      検査方法の見直し
    • 生体由来異物対策(体毛、毛髪等)
      毛髪モニタリング
      毛髪検査について
    • 防虫対策
  13.  異物発生源となる箇所
    • 事例写真紹介

□質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

C&J  代表 新井 一彦 氏 

[主な研究・業務]
 ・GQP/GMPにおける品質保証業務全般
 ・国内・海外製造所のGMP監査、PMDAによるGMP適合性調査同行及び対応

セミナー受講料

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  • 会場受講:製本テキスト
  • アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

医薬品技術   官能検査   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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