【中止】非破壊試験技術の基礎と溶接構造物への適用【ライブ配信】

溶接構造物の非破壊試験方法と、
適用する場合の留意点を解説!

材料劣化の非破壊評価、試験技術の標準化、技術者の認証についても紹介します

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

セミナー趣旨

 非破壊試験は、溶接構造物の製造時の品質保証および保守メンテナンス時の設備診断において非常に重要な役割を担っている。製造時の検査においては、高度経済成長期から、鉄鋼業界をはじめとして、造船、発電プラント、石油・石化プラントなどの重工業分野で品質管理のため、放射線透過試験などの非破壊試験が多くの溶接構造物に対して適用された。1990 年以降から現在では、これらの既存の溶接構造物に対して、メンテナンスを中心とした検査が要求されるようになり、特に石油・石化プラント、原子力等の発電プラントは老朽化し、超音波探傷試験を中心とした各種非破壊試験が保守検査に適用されている。更に、ここ数年はデジタル化、信号処理などの周辺技術が急速に進歩し、自動化、高精度化、高能率化を目的とした最新技術が開発され、非破壊試験技術は非常に多様化しつつある。
 本セミナーでは、溶接構造物に必要な非破壊試験方法について説明し、それらを溶接部へ適用する場合の留意点を述べる。また、非破壊試験技術の標準化、非破壊試験技術者の認証などについて説明する。更に、溶接構造物の非破壊試験に関する最近の新技術の動向も紹介したい。本セミナーは溶接構造物の設計や製造に携わる技術者に大いに役立つと考える。

受講対象・レベル

  • 製造メーカで設計、製造業に携わる技術者。

セミナープログラム

  1. 非破壊試験の歴史
    1. 海外の動向
    2. 国内の動向
  2. 溶接構造物の非破壊試験
    1. 非破壊試験の役割
    2. 対象となる溶接構造物
    3. 非破壊試験の時期と目的
      1. 製造時の試験の場合
      2. 保守メンテナンスの場合
    4. 適用される非破壊試験方法
  3. 非破壊試験方法の種類と動向
    1. 放射線透過試験
      1. 原理と特徴
      2. 散乱X線法
      3. X線造影法
      4. 画像処理による配管腐食診断(FCR)
    2. 超音波探傷試験
      1. 原理と特徴
      2. フェーズドアレイ法
      3. ノイズ法
      4. TOFD法
      5. 一探触子ガイド波プローブによる長距離超音波探傷検査
    3. 磁粉探傷試験
      1. 原理と特徴
      2. カプセルシート法
    4. 浸透探傷試験
      1. 原理と特徴
    5. 過流探傷法
      1. 原理と特徴
      2. 鉄道構造物への適用
         ① 電磁誘導法(磁気式)
         ② レーザ法(電磁波法)
      3. 配管腐食への適用
         ① 磁気飽和渦流探傷検査
         ② パルス渦流探傷検査
         ③ 磁束透過法
      4. 次世代高感度磁気非破壊検査
         ① SQUIDを用いた検査装置
         ② MRを用いた検査装置
    6. 電位差法
      1. 原理と特徴
    7. ひずみ測定
      1. 原理と特徴
    8. 漏れ試験
      1. 原理と特徴
    9. アコーステック・エミッション
      1. 原理と特徴
      2. 構造物への適用
    10. 赤外線サーモグラフィー
      1. 原理と特徴
      2. コンクリート構造物への適用
    11. 材料劣化損傷の非破壊評価法
      1. 材料劣化損傷の種類とその特徴
      2. 材料劣化損傷に適用される非破壊評価方法
  4. 溶接部に対する非破壊試験の適用
    1. 非破壊試験方法の選定
    2. 外観試験の必要性
    3. 各種構造物と非破壊試験に関する規格・基準
    4. 非破壊試験結果の評価
    5. 試験結果の信頼性
    6. 技術者の資格認証
      1. 国内における非破壊試験技術者の認証
      2. 海外における非破壊試験技術者の認証
    7. 構造ヘルスモニタリング

セミナー講師

園家 啓嗣 氏  ソノヤラボ㈱ 代表 / 山梨大学名誉教授

【講師経歴】
 大阪大学大学院 修士課程修了、石川島播磨重工㈱(現 IHI)勤務、産業技術総合研究所 客員研究員、芝浦工業大学 教授、山梨大学 教授、ソノヤラボ㈱ 代表
【研究歴】
 企業、大学で、接合技術(アーク溶接、レーザ溶接、接着、超音波接合、摩擦攪拌等)、表面処理(溶射、めっき等)、金属材料などの研究開発を行ってきた。
【所属学会】
 溶接学会、溶射学会、表面技術協会
【著書】
溶射技術とその応用、環境圏の新しい燃焼工学、レーザ加工技術の基礎とその応用、抵抗スポット溶接技術の基礎とアルミ合金・異材接合への応用のなど。

セミナー受講料

52,800円  * 税込、 資料付
*メルマガ登録者 47,300 円
*アカデミック価格 26,400 円

★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3名目以降はメルマガ価格の半額です。

★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

受講について

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
    お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
     → https://zoom.us/test
  • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
  • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
  • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

■ お申し込み後の流れ

  • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
  • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
  • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
  • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
  • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

52,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

機械技術一般   設備保全・TPM   建設技術

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