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インサート成形の基礎から、樹脂製品開発に不可欠な材料、設計、金型、成形の各要素技術の観点から事例を交えて解説!
講師
大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦 氏
<ご専門>
ローコスト・超精密プラスチック製品開発・金型設計開発、成形生産技術開発、 品質工学を活用した生産性改善、CEによる製品開発
<学協会等>
日本技術士会、型技術協会、プラスチック成形加工学会、 販路コーディネーター協会
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
1.プラスチック射出成形製品の設計・開発担当者(初心者~中級者)
2.プラスチック射出成形金型設計担当者(初心者~中級者)
3.プラスチック射出成形生産技術者(初心者~中級者)
習得できる知識
・インサート成形の原理、種類、特徴
・インサート成形品の設計、材料選定、金型設計・製作、成形時の留意点
・少量~中量生産用簡易金型における精密インサート成形適用時の留意点
・インサート部品(金属、ガラス(非強化、強化))と樹脂との接合構造
・イメージセンサー、スマートフォン、タッチパネルなどへのインサート成形適用事例
趣旨
プラスチック製品の高付加価値化のためにインサート成形が採用され、黄銅、ステンレスなどの異材質部品と樹脂の一体化により、部品点数削減、組立工数の低減、コストダウン、薄型化などに貢献してきた。
しかし、製品の防塵・防水性確保、軽量化、品質安定化など顧客ニーズの更なる高度化に対応すべく、インサート部品と樹脂との接合面の強固な密着性を実現するインサート技術が開発され様々な製品に適用されつつある。また、情報化社会の急速な進展の下、スマートフォンなどの情報端末においては、高級感を創出するガラスを使用したインサート成形の開発・実用化も進んでいる。
本講座では、インサート成形の基礎、インサート成形製品開発時において、実製品の事例を参考に、樹脂製品開発に不可欠な(1)材料、(2)製品設計、(3)金型、(4)成形の各要素技術の観点から留意点を概説する。
さらに技術動向として、複数の異種素材のインサート成形などについて、サンプル開発事例、タブレット端末への適用可能性について言及する。
プログラム
1.インサート成形とは?
1-1.インサート成形の基礎
1-2.アウトサート成形との相違
1-3.インサート成形技術開発の背景、原理、留意点
2.インサート成形製品開発について
2-1.インサート成形の種類・適用製品例
【ネジ、フィルム、リードフレーム(短冊)、フープ、ガラス、金属プレート】
2-2.インサート成形品材料、設計、金型設計、成形、品質確認時の留意点
3.インサート部品と樹脂との接合構造
3-1.インサート部品と樹脂との接合方法
3-2.金属と樹脂との接合構造・強度
3-2.非強化ガラス・強化ガラスと樹脂との接合構造・強度
4.ガラスインサート成形・製品化事例【イメージセンサー】
4-1.製品開発フロー、要求仕様
4-2.製品設計(インサート構造、反り解析、強度解析)
4-3.成形材料、金型設計(強度解析)・製作
4-4.成形、品質保証
4-5.不良内容・対策
5.技術動向
5-1.曲面ガラス/樹脂のインサート成形
5-2.ガラス/樹脂/金属のインサート成形
5-3.スマートフォンのガラスインサート成形
5-4.狭額縁タッチパネルのインサート成形
キーワード インサート、成形、射出、金型、ガラス、、樹脂、フィルム、研修、セミナー
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